3月9日は「ありがとうの日」。
「3(サン)9(キュー)」の語呂合せ、単純だが…。
みなさんは、「ありがとう」って言葉をちゃんと使うことができているでしょうか?
感謝の気持ちは、はっきりと言葉で伝えなければいけないとは常々思いつつも、
とっさのとき、「あっ、どうも…」なんて言葉も使ってしまうこともある。
「どうも」という言葉は、非常に便利なもので、
「やあ」「こんにちは」「ありがとう」「ごめんなさい」「さようなら」「ごきげんよう」
など、あらゆる挨拶言葉の代用として用いることも可能である。
しかしながら、便利である反面、何の感情もこもらない薄っぺらな言葉だ。
だから、あまり使うべきでないと思っている。
また、ついついしてしまうのだが、
見ず知らずの誰かが自分に何かをしてくれた時に、
「すいません」と言ってしまうことがある。
これは世間でもよくあることだと思うが、
「すいません」はお詫びの言葉であり、やはりおかしなことだと思う。
例えば、ふと、何か持ち物を落としたときにそばにいた人が拾ってくれたとする。
その場合の「すいません」は、
『本来私がしなければならないことなのに、見知らぬあなた様の
手をわずらわせてしまって、申し訳ありません…』
というようなことではあろう。
そう考えると別におかしくはないかもしれない。
けれども、反対の立場を経験した時に、
「すいません」というお侘びの言葉をよりも
「ありがとう」と言われたほうが気持ちがいいもんだろう。
そこで、できるだけ
「ありがとう」と言おうと心掛けている。
些細なことに対しても
「ありがとう」が素直に気持ちよく言えるようにありたい。
ベストキッズのコースに通っている、小3の2人組の男の子がいる。
その子たちは、毎回、授業を終えて教室を出るとき、
「ありがとうございました…」 と言ってくれる。
必ず毎回だ。
私の方としては、『そんな堅苦しい挨拶せんでも、
じゃあね、バイバイ (^_^)/~ って感じでもええねんで』
という思いもある。
しかし、言葉で感謝の意を伝えてくれるのは
こちらとしても有難い限りだ。
『こちらこそ、ありがとね』という気持ちになる。
やはり、「ありがとう」は、互いに気持ちよくなる魔法の言葉だ。