タンザニア北部に暮らすマサイ族の戦士6人が4月13日に開催されたロンドン・マラソンに出場した。
目的は村に井戸をつくる資金集めだという。
彼らの村では水が足りず、赤ちゃんの3人に2人が亡くなっているとのこと。
マサイ戦士は干ばつが深刻な村にいつでも水がくめる井戸を作るための、
チャリティー資金を目的に参加した。
古タイヤで作ったシューズを履き、盾とやりを手に伝統的な衣装をまとったまま、マラソンに参加した。
オチャラケの仮装集団と思われてしまったかもしれないが、彼らは至って真剣であったろう。
盾にゼッケンナンバーを張り、途中の給水所で水を誰も飲まず、リーダーの男性は中間点で気分が
悪くなり病院へ運ばれた。もう1人も付き添うためにレースをリタイヤ。
給水所で水を飲まないのは、水不足を訴えるためなのだということだ。
出場する6名は全員初めてのマラソンであったが、6人のうち4人が5時間24分47秒で完走した。
お見事!
さて、目的の募金の方はどうだったのでしょうか?
これで寄付が集まり、きれいな水が確保できればいいのですが…
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