シャバ駄馬男「シャバでひとつ…」

秋田のタレント、シャバ駄馬男のたわいない日常ダイヤリー

親父の病

2011年05月12日 | プライベート
親父が病に侵された。

 働かなければ死んでしまうくらい常に動き回ってる親父が、ベッドの上で静かに休んでる。

良性だと思われた病原体が悪性だと。

40年、親父の弱ってる姿を見たことがなかった。

そしてできれば見たくない。

 歳をとれば仕方ないことはいくらでもあるし、そんなこと自分の体でいくらでも感じてきてる。

でも親父はまだ床に伏せるには早い。

自分よりもまず人のために動く親父。

ベッドの上でも仕事のこと考えてる親父だ。

そう簡単に病気に負ける訳がない。

冗談じゃねえぞ!

親父はまだ死ねないといってる。

 70年、大なり小なり数えきれないほどの悩みや問題を抱えながらも乗り越えてきた親父は、生きようとがんばってる。

 真実はまだはっきりしてないが、自らの命を絶つ事で悩みを解決したアイドルにはなんら同情の予知はない。

 その自己中な行動がどれだけ多くの人に哀しみと迷惑をかけることになるのか。

 この3月、生きたくても生きることが出来なかった人がたくさんいて、その、想像を絶する哀しみを乗り越えようとする人がたくさんいる中で、なぜ自ら命を落とすことができる?

命って、そんな軽いもんじゃねえよ。

親父が手術室に入る。

よし!

無事帰還を祈りながら俺も仕事に行こう!