シャバ駄馬男「シャバでひとつ…」

秋田のタレント、シャバ駄馬男のたわいない日常ダイヤリー

マイサッカージェネレーション

2011年05月29日 | スポーツ
俺が所属するサッカーチームの練習試合。

 間もなく始まる今シーズンにむけて少しずつ調整しているメンバーだけど、自身、冬のフットサルを除けばかなり久しぶりのサッカー実戦。

 昨年はほとんど幽霊部員で、後半は足の怪我で参加できず、まだその痛みを少し引きずっている状態だが、ここ最近の運動不足は尋常ではないので、参加することにした。
相手は高校一年生。

 受験勉強という呪縛から解き放たれ、一度削ぎ落とされた筋肉も新たにつきはじめ、大好きなサッカーを続けているぼんず達。

 1年ぼんずは当然の事ながら高校の練習はまだまともにさせてもらえてる訳もなく、極端にプレイの制度やフィジカル面が向上している訳でもない。

 変わった事といえば、中学の頃には手にすることが出来なかったわずかな自由と、スポ根精神よりも見た目や羞恥心により敏感になってる所と、高校デビューに有りがちな間違ったスカし方、意気がり方、カッコつけ方を惰性で身につけてしまってるとこかな。

 それでも中学時代の仲間が連絡を取り合い、それぞれ違う学校に行ってしまっても集まってサッカーできるなんていいよな。

 日ごろの鬱憤や溜まっていたものを好きなことで晴らす。

それが出来ない大人だってたくさんいるんだから。

社会に出るまであと少し。

 学校の勉強なんかより大切なことはまだまだたくさんあって、個人差のある中、それをいろんな場面で身につけていくぼんず達。

 自分らの高校の頃とはまったく比較にならない程、今の子供達を取り巻く環境は違いすぎる。

精神論、根性論、恋愛論、友情論…。

 大人が当たり前と思ってる常識が通用しなかったり、時代にそぐわないアドバイスだったり。

 ジェネレーションギャップという現実に鈍感な大人は、今の時代を見据えず、自分の培ったものだけで一辺倒な対応しかしないから、相談相手を見失う今の子供達は、真剣なものからくだらないことまで、顔の知らないネット仲間やヤフー知恵袋なんかを頼りにする。

 だからこそ大好きなサッカーや、その他のスポーツ等、世代を超えても変わらないルールや楽しみ方の共有の場でしっかりオトナヘのステップを踏んでほしい。

せっかく好きなサッカーなんだから楽しまなきゃな。

 それが、趣味や好きなことを共有できる近所の大人達の君達にしてやれること。

 やりたいことやっていろいろ失敗して、いろんな大人に怒られてその度大きくなってくれ。

 で、当の俺はというと…。

 何となく走ることは走れるが、足元に跳んで来るボールが全く足に絡まない。

 ウエイティングサークルで素振りをしているバッターのように、ピッチの上で空振りを繰り返す俺。

 多分遠くから見てる人は、俺が踊ってるようにしか見えなかったかもしれない。

走ることよりも、空振りの連続で疲労困憊。

ブランクや怪我以前に、練習の練習しないとだめだ。

それでも楽しいからやってる。

下手くそでも、好きだからやれてる。

 ぶっちゃけチームメイトはイライラしてるかも知れないけど、俺は単にサッカーが好きで楽しみたいから今のチームに入れてもらってる。

それを「良し」としてもらってると思うからね。

楽しめなければやってる意味がないし。

 最近いろいろバタバタしてて気持ち的に落ちる事もあったけど、それでもサッカーしてとってもスッキリした。

やっぱやってよかったな。

 そしてその深夜、眠い目擦りながらヨーロッパナンバーワンの戦いに酔いしれる。

 俺はやっぱりメッシよりもルーニーの方が好きだな~。

 見終わって寝ようかと布団に向かうため立ち上がろうとしたその時…。

「ぎゃあああぁぁぁっ!!」

腰、足、背中、様々な場所から一気に悲鳴が上がる。

そのまま受け身も足れずバタン!

起きたら8時でした。

「か、体がバラバラになりそう…」

皆さん!

日頃からしっかり運動しましょう!