勝手に思うままに 榊原秀光のブログ

日頃 思っていることや感じたことを思うままに書きます。

勝手に思うままに 107

2019-09-10 09:37:47 | 平和
久しぶりの書き込みです。
自然災害のニュースが後を絶ちません。その中でも「記録的な」というワードが
とても気になり、その数の多さも不安な出来事です。
今年は、夏季休暇を利用して、九州へ慰霊の旅を予定しましたが、台風10号の
接近で、交通機関がストップしてしまい行けませんでした。
そこで、9月7日と8日でリベンジの慰霊の旅に出かけました。
行先は、福岡県朝倉郡筑前町にある大刀洗と、鹿児島県の知覧です。
2か所とも特攻隊の基地の跡地として平和記念館があります。まずは、大刀洗から

勝手に思うままに 107 平和の碑

この日も台風13号が九州に接近。またかよ~
しかし、大きく西にそれていったおかげで無事に九州に到着。 到着駅は、甘木駅 
甘木鉄道の終着駅。 行先は大刀洗なのですが、小さな無人駅。タクシーを利用し
たかったので、その先の大きな駅(というほど大きくない)へ向かいました。 
少し待つとタクシーがやってきました。 少し強面のドライバーでしたが、やさし
い物腰に、あぁ~よかった。 
熊ヶ山にある平和の碑に行きたいとお願いしたのですが、場所がわからないとのこ
とで、無線で聞くのですが本社でもわからず調べている様子。タクシーを利用して
平和の碑に行く人がいないことがわかりました。

ここは、東洋一といわれた陸軍大刀洗飛行場があり、今から74年前の昭和20年
3月27日と30日、二度の米軍機の大空襲により、600余名の尊い命が奪われ
ました。後に行った平和記念館で映画の上映があり、そこで、空襲を体験された女
性の物語は、女性の孫との会話を通じて、その大空襲により多くの子供たちの命が
失われた「頓田の森の悲劇」を伝えます。 その木柱があった場所に「平和の碑」
が建立されました。

私は、平和の碑に、以前、伊勢神宮に行ったとき持ち帰った五十鈴川の水を持って
いき、碑の御前にお供えさせていただきました。
(この清水をお供えしたくてこの旅をしました)

毎年、平和の碑では3月27日の大空襲のあった日に、戦争の悲惨さを伝えながら、
平和を守っていくことを誓うための「平和の碑のつどい」が行われています。

平和ボケしている私の胸に突き刺さる戦争の悲惨さを、ここに来て心身に感じました。

タクシーに待っていていただき、平和記念館へ
タクシー乗車中にドライバーの方とたくさんお話をいたしました。
別れ際にドライバーから、たいへん勉強になりました、今度、自分も平和の碑に行く
と言って見えました。 つづく