勝手に思うままに 榊原秀光のブログ

日頃 思っていることや感じたことを思うままに書きます。

勝手に思うままに 61

2010-05-17 06:00:53 | 平和
先日、日間賀観光ホテルの中山社長と共に過ごす時間をいただきました。

3~4社の会社やお店を一緒に回りました。

その移動をする時々に、いろいろなお話をお聞きすることが出来ました。

中山さんは、「観光カリスマ」としても有名です。
とても行動力があり、会話では希望と夢のお話に、年ではかなり先輩なのですが
少年のような澄んだ瞳をした中山さんが、とても輝いて見えました。

澄んだ瞳、輝いた顔 というと思い出すことは、掃除に学ぶ会での少年・少女を
思い浮かべました。

勝手に思うままに61 掃除に学ぶ会1

 その学校のトイレを見ればその学校の風紀がすべてわかります。
戸が壊れていたり、激しくトイレが汚れていたり、水のでないところもあります。
いろいろな学校がある中で1つ共通していることは、掃除が終了した時の生徒・
参加者の瞳であります。
澄んでいます。 顔が輝いています。
 
私が以前リーダーをつとめた時に、1人の女子生徒がいましまた。彼女は開始ミー
ティングの時にもポケットに手を入れ、壁にもたれ人の話を聞いているのか?と思
える態度でした。
男子便器をあえて私は与えました。最初はふてくされてなかなか磨こうとしません
でした。
私が手を取って、また見本を見せて、やさしく声をかけ続けていると次第に片手は
一生懸命に便器を磨くようになりました。
(この時点で、掃除のとりこになっているのです。)

そうなれば、次のステップに「片手を便器に掛けて磨くということは、それだけ便
器に距離をおいているんですよ、汚れは近づくことによってよくみえます。自分の
いやなこととかをもっと近くで引き寄せて考えることが解決の糸口になり、この汚
れと同じようにきれいになるんです」と声を掛けます。すると両手で磨き始めるん
です。

すでに素直な心が戻ってきたという実践で得た貴重な体験であります。

便器に顔を埋めるように真剣に磨く彼女に、先ほどの横着な気持ちなど微塵も感じ
取れません。

まだ掃除中にたくさんお話をしましたが書き切れません。
終了の感想発表では、とても澄んだ目で掃除に真剣に取り組んだ自分をとても評価
していました。もちろん壁にはもたれずに同じ班の人たちの暖かい拍手も彼女の今
後の励みになったのでは・・  拝




勝手に思うままに 60

2010-05-14 06:47:20 | 平和
この写真は、私が日々使用している雑巾です。
まだ使えるかな~って、毎日思いこんなになってます。
なんか愛着がわいてくるんです。 ここまで使うと。 そして、使いやすい。

今日は、京都で麩屋を営む半兵衛麩(1689年創業)会長・玉置辰次さんのお話を
ご紹介します。

300数十年もの商いが続くには、訳がある。

勝手に思うままに60 商いは“始末”が大事
       
玉置辰次(半兵衛麩第11代当主・会長)
        
幼い頃、父と一緒に行った近所の風呂屋で、こんな話をしてもらったことが
ありました。


「新しい手拭いで顔を洗ったら気持ちええやろ。でも汚れて薄くなったからと
言って、すぐに捨てたらあかん。折り畳んで縫えば、雑巾になる。
 
その雑巾がボロボロになったら、干して機械の油拭きにすればいい。
その油拭きは火にくべるとよく燃えるから、風呂を炊く時に使えばいい。
 
そこまで使い切ってやっとお終いや。
だから新品を下ろす時には、ほんまにいま、それを下ろさんとあかんのかをよぉ
く考えなさい。
新品を下ろす時が『始まり』で、捨てる時が『終わり(末)』。
 
だから『始末』と言うのや。
この始末をしっかりするかせんかで、大きな違いが出てくる」


この時は洗い場の曇った鏡に指で、ある時は火鉢の灰に火箸で字を書くなど、
父はその時その場に応じた分かりやすい例え話を用いながら、商いの心得を聞か
せてくれたのでした。  以上

物の溢れきった昨今、もったいないというより、破れたら棄てるとか、壊れたら
棄てる、といった風潮が当たり前のようになっています。

守るもの・・・限られた資源を大切にする心

勝手に思うままに 59

2010-05-07 06:07:37 | 平和
GWが終わりました。
各地で、高速道路の渋滞や、交通事故のニュースを耳にしました。
帰省に行楽にと、景気の緩やかな回復を物語っているのでしょうか?

我が家では、毎年 GWはキャンプに出かけます。
今年は、設楽のキャンプ場に出かけました。
とても、よいキャンプ場で またここに来たいと思った次第です。
キャンプ場では、ウグイスがお出迎えしてくれて、あの声って癒されますね。

さて、いよいよ「子ども手当」の申請受付が市町村で始まりました。

尼崎市では韓国人の男性がタイにいる「養子」と称して、554人分
(約8600万円)を申請しようとしました。

子供が日本にいなくても外国の公的機関の発行した証明書があれば、外国人にも1
人月1万3千円が支給される一方で、外国にいる日本の子どもには支給されない
「子ども手当」とは?少子化対策?景気対策?生活支援?目的の不明確なただのバ
ラマキ? 賛否は あると思いますが、も少しよく考えてみましょう。

勝手に思うままに59 国の発展

一国が、隆々と発展していくか、やがて衰亡していくかは、その国の青年たちを見
ればわかると言われる。

 青年が、生き生き、はつらつ、きらめくように輝いている国は、栄え、青年に活
力なく、怠惰で、退廃的で、生気のない国は滅びるというわけである。日本の現状
はどうか。

 人間は、どのようなときに、生気にみなぎり、はつらつとして、輝くだろうか。
本当の活力は、高い理想、大きな夢がなければ、生まれてこない。まさに、「志」
があなたを力強く、たくましく、生き生きとし続けるのである。

と語るのは、我が師 上甲晃氏。

 今回の子ども手当の説明を子どもたちにもしてみましょう。債務者ですから
説明
1.「親が楽をしよう」という恥ずべきことだけど理解してね。
2.国は債務超過だから、あなたたち沢山お金返していってね。

他にも説明のしようがあるかと思いますが、いずれにしても債務者として「ツケ」
を払っていかなければならない現状を知ったとき、子どもたちは何を思い、何を
考えるのでしょう。

私たち大人は、子どもたちに、活力を与えるために、高い理想、大きな夢を見続
けてもらうための環境を作る責務があります。
このままではいけない。

私たちが努力して、子どもたちを育てていかなければいけないんです。
子どもや孫に「ツケ」をまわしてはいけないんです。