勝手に思うままに 榊原秀光のブログ

日頃 思っていることや感じたことを思うままに書きます。

知らす国 勝手に思うままに 113

2020-06-17 08:23:49 | 平和
先日、新型コロナウイルス感染症による各国の死者数の差をめぐり、
麻生太郎財務相が「民度のレベルが違う」と発言したことに、批判
が出ている。

私は、麻生大臣の意見に賛成です。
長い歴史を振り返ると、日本は実に多くの危機を国民が一致協力し
て乗り切ってきました。

なぜ日本人は民度のレベルが高いのでしょう?

勝手に思うままに 113 しらす

今から1300年以上も前の歴史書「古事記」の中に書かれている
統治の仕方、「主人履く・うしはく」と「知らす・しらす」という
言葉が出てきます。

うしはくは、労働を罰として与えたり、武力行使などにより王が国
と国民を所有物と見なし、私的に支配し贅沢の限りを尽くし、最後
に反乱によって倒れ、力によって新たな王が立ちます。

他の民族は、大きな戦いにより多くの犠牲者を出し、同じことが
繰り返されてきました。

日本は、知らす国
国民を「おほみたから」と言って身分の差なく一体化する国。
上皇様、天皇陛下のお言葉に必ず「国民の幸せを願います」とお話
になります。自分を愛するように国民を愛し、国民もまた自身を大
切にするように国を大切にする。
そんな国こそが「知らす国」。そして、国民は「おほみたから」

800年代に天然痘が大流行し多くの犠牲者が出ました。
そこで聖武天皇は、鎮護国家と災異思想のもとに東大寺の大仏や
国分寺の建立を命じられ、また、光明皇后も施設をつくられ、孤児
や病人を救助されています。

新型コロナウイルス感染症の対応においてもいろいろ批判する人も
たくさんおられます。
何が起きるかわからない状況の中で、安倍総理はとても頑張ってい
ると私は思う。(自民党がいいとか、好きとか全く関係ないです)
安倍総理は「知らす国」を実行しているのだと思う。  続く