ラスベガスは夜景抜きでは語られませんね。これまで砂漠の写真ばかりでうんざりでしょう。ではラスベガスの夜を楽しんでもらいましょう。
ラスベガスの夜景
It's a show time. Bellagio ホテルの噴水
ラスベガスは夜景抜きでは語られませんね。これまで砂漠の写真ばかりでうんざりでしょう。ではラスベガスの夜を楽しんでもらいましょう。
ラスベガスの夜景
It's a show time. Bellagio ホテルの噴水
ショッピングモールで面白いおもちゃをみました。
Magic Fuzzle - けむらじゃの小さな虫、まるで生きているように動きます。特に機械がついてるわけではないようです。扱ってる人の言葉に反応してるみたいです。とにかくおもしろいです。
Smash Toys - ゴム質のぶよぶよした丸い玉で、テーブルに投げつけるとべっしゃんこ、しばらくすると元の丸い形に戻ります。ちょっと気持ち悪いのですが、いやはやおもしろいです。
今年もスーパーボールがやってきます。
2月5日、日曜日、ルーカス・オイル・スタジアム(Lucas Oil Stadium)収容人員 63,000人、インディアナ州インディアナポリスにある屋内スタジアムで開催です。
第一回は1967年で今年は第46回になります。
NFC優勝チームとAFC優勝チームの間で争われる、NFLの優勝決定戦。アメリカンフットボールの最高の大会であり、アメリカ最大のスポーツイベントです。
スーパーボウルは,単なるスポーツイベントの枠を越え,アメリカ文化の主要な一部分として,多くの人々に楽しまれています。スーパーボウルまでの1週間は“Super Bowl week”と呼ばれ,出場チームの地元や開催地はもとよりアメリカ全土がスーパーボウル一色になります。
ゲーム当日は“Super Sunday”と呼ばれ,テレビでは朝からスーパーボウル関連の話題や試合の予想で一色となります。また、多くの人々はこの日に友人や家族などを集めパーティーを開き,毎年1度のアメリカ最大のスポーツイベントを楽します。
試合はアメリカのみならず、約200ヶ国で生中継され、日本でもNHK BS1で生中継の他、ゴールデンタイムの録画中継もされる。また、地上波(日本テレビ)深夜録画もあります。ちなみに2011年に米国のTVの視聴率は46%だったそうです。
また、前半と後半の間に行われるハーフタイムショーには1993年のマイケル・ジャクソン以来、毎回有名歌手等によるミニコンサートが開催されるほか、試合前の国歌独唱にも多くの有名歌手が起用されています。
ここに2005年、第39回のスーパーボールの試合前のセレモニーの映像があります。
陸、海、空軍、それに沿岸警備隊の士官学校の生徒による国歌斉唱です。この映像はYoutubeにアップロードされて以来、多くの視聴者がアクセスしています。
この映像に沢山のアメリカ人が共感を覚えるのは、歴史にうらどられた伝統の少ないアメリカにとってはこのスーパーボールは「力」(Power)象徴なのでしょう。
一年間、できうる限りの力を出し、戦い抜いてきた両チーム、そしてスーパーボールのスタジアムに立った、その達成感、そしてチャンピオンを目指してこれから始まる戦いに、きっと人生のドラマを多くの人は感じるのでしょうか。
国歌とはこのスタジアムに立った選手たち、そして彼らを応援した人たちへの賛美歌かもしれません。あるいは選手たちにとっては感謝の歌なのかも知れません。国歌とは不思議な力をもってるようです。
US National Anthem by the Academy Choirs
Super Bowl 39th , 2005
1月4日午前、テキサス州はブランズブィルのカミングズ中学校で15歳の少年が警察官に射殺される事件が発生しました。
射殺された少年
学校から警察に男の子が拳銃を抜いて正面玄関に立っているとの通報があり、警察官が到着したとき男の子は警察官を待ち受けていたようです。
学校と警察との電話でのやり取りの会話録音では男の子に、銃を床に置くよう、捨てるよう、訴えてる声が聞こえ、他の誰かの、「彼は死ぬ気である」といった叫び声も録音されています。
通報を受けてから20分後に警官が到着しました。男の子に銃を捨てるよう説得をしましたが、男の子は拳銃を握り締めたまま、警官にねらいをつけました。そのとき警官は発砲しました。
男の子が持っていた拳銃は、いわゆる、BBガン(pellet gun)ですが、本物そっくりでほとんど見分けがつきません。BBガンには本来、本物と区別するオレンジのマークがついてるのですが、取り外して使ってる人もいるそうです。それに見えにくかったりもします。
Brwonsville 警察
少年が持っていた銃
Full Automatic Pistol
カリフォニアでは昨年、ロサンジェルスで警官がPellet Gunを持った13歳の男の子を撃ち、障害児になるという事件がありました。これを受けてBBガンあるいはPellet Gunは全体を明るい色で作るよう法律を考えたそうですが議員の賛同得ず成立しませんでした。
BBガン、Pellet Gun が強力な殺傷力のある他の銃と識別できるなら、このような事件は防げるはずなのですが、スポーツ愛好にとっては、本物そっくりの銃で楽しみたいのでしょう。
男の子を射殺した警官二人ですが、過去の最高裁の判例からみて多分罪は問われないでしょう。警官が命の危険があると判断した場合、容疑者の年齢は問われず、容疑者が持ってる銃が本物であるかどうかも問われません。もちろんBBガンの類とはっきりと識別できれば別ですが。
日本ではこういう事件を起こりにくいでしょう。
1888年豊臣秀吉が「百姓が刀や脇差、弓、槍、鉄砲などの武器を持つことを固く禁じる。」といういわゆる「刀狩」をやりました。この精神が今でも引き継がれ、銃砲類の一般普及がかなり制限されています。
米国では銃の保有、携帯が憲法で保障されています。
「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない。」と規定したアメリカ合衆国憲法修正第2条が、アメリカにおける銃規制反対の根拠になっています。
自由を追求するのか、それとも規制か。なかなか解決のつかない問題ですが、これもアメリカ市民が払わなければならい、自由の代償は相当高いものです。