京都 ”大原野菜”のブログ

大原で作られている京野菜や旬野菜の情報と大原の歳時記をお届けします。

京の伝統野菜「山科なす」

2011-05-26 | 旬野菜

京の伝統野菜シリーズ、第3弾目は「山科なす」。

形は普通の「長なす」というより卵型のような形をしています。

現物の写真があればいいのですが、どんな茄子かはネットで

調べて下さい。(不親切ですかね?)

皮が薄く肉質も軟らかい茄子です。

ニシンと「山科なす」の煮物は、やっぱり最高です。茄子がトロリとして

実に美味しいです。年齢と共に煮物が好きになるんです。

 

その代わり、傷つきやすく変色しやすいようです。昔は「山科なす」

が主流だったのが、今は作られなくなった理由です。

大原の「しば漬」も昔は「山科なす」を使って漬けていました。

時代と共に流通量が少なくなり使われなくなりましたが・・・。

 

種から播いて、まだ定植にまで至りません。

やっとポット上げした状況です。

温度が上がってないからでしょう。3月に播種して発芽しなく

一か月ほどして、やっと発芽。まだこんな状態です。

でも、畑に定植したらすぐに大きくなります。焦らずに、じっくり

丁寧に育てます。

 この茄子、うちの「おばぁー」のヌカ漬けに最高です。

また、条件反射です。唾が湧いてきました。まだ収穫もしていない

定植前からこんな想像をしてます。以上です。

 

 

 


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