「デートしよう!」
よって、メールが来た。
「良いよ!」
と返事した。
ドキドキしちゃった。
何時だって、うれしいメールは何回も読み返す。
読み返す度にドキドキしちゃうから、返事が遅れちゃう。
サムさんも先週は、ドイツとポーランド
良行さんは、イタリアに行ってたんでしょ?
世界って、狭くなったものです。
同じ国で同じ空気を吸っているというだけで、安心感があるって、ちょっと変。
帰国していることは知っているけれど、どこにいるかは、把握できていない。
それでも、同じ日本国内にいるなら、すぐ会えるじゃん的な考えでいた
「デートしよう!」
うれしいねぇ。
ということで、いつものホテルで待ち合わせと返事が来た。
運転手にホテルと時間を伝えてあったので、スケジュールに合うように動いてた。
出かけようと思い、クローゼットに向かいぎょっとした!
「え?」
空気が凍ってしまった。
「私のバッグがない???」
最後に使ったの何時だっけ?
おもいだせ!
思い出せ!
想い出せ!
記憶を遡る・・・・
思い出せない。
あのバッグがなかったら、私困っちゃう。
何分経ったかわからない。
運転手が呼びに来た。
「もう、出ないと遅刻ですよ。遅れると怖いんじゃないですか?」
「だって、バッグがないんだもん。」
「いつもの場所では?」
「いつもここに置くんだよ!」
「違う場所では?」
「わかんない。」
「他のじゃ駄目ですか?」
「良いけど、ないことに気づいてそのままじゃいけない。」
「大切なもの入ってましたか?」
「多分、海外用の財布とパスポート・・・・入ってる。」
「家の中には、ありますか?」
「多分あるけど・・・」
「後で探しましょう!今日は、パスポートいらないでしょ?」
「でも、あのバッグに、お土産入れてたの!」
「お土産?」
「この前の出張で、買ったお土産!」
「またじゃだめですか?遅れます!」
運転手は、もう限界という感じ。
遅れたら、主人が怒る。
私以上に、忠誠を誓っているから、神の怒りぐらいに感じるだろう。
「分かった、お土産は、今度にする!」
「忘れ物ないですか?」
「携帯とお財布持ちました。」
「では、急いでください。」
家の中とはいえ、パスポートの行方が分からない事で、心がざわつく
どこに置いたんだろう?
外の景色なんか、全く分からないまま、ホテルに着いた。
時計を見ると、10分の遅刻。
ラウンジには、主人がいた。
急いだけど・・・顔怒っている。
運転手、平謝り。
「私がいけないの!」
「いえ、私がいけないのです。」
と運転手。
「どっちも悪い!」
一撃で、二人は撃沈。
本当なら、少し早く来て、待っていたかった。
お土産に買ったネクタイピンを渡したかったなぁ。
その時、思い出した。
「スーツケースの中だぁ!」
主人がびっくりしたのは当然。
「夏目さん、スーツケースの中に入れっぱなしかもしれない!」
「思い出せてよかったですね。お持ちします?」
「今日は、良いです。帰ってからでいい。」
主人は、状況を呑み込めないのも当然。
「バッグがなくて、探してたの。」
「整理整頓しないからだ!」
「ごめんなさい。」
バッグから、プレゼントの包みを出して
「はい、プレゼント!気に入ってくれるとうれしいなぁ。」
なんていって、渡して。
その場で、開けて、
「良いねぇ。ありがとう。」
なんて言ってくれて、
「早速つけるか!」
と、身に着けてくれて、ありがとうのキスなんかしてくれる図を想像して
プレゼント選んでて、渡せる当日に、何処にあるのかわからないなんて、最悪。
先日だってそう
せっかく、花束が届いた。
黄色とピンクのバラの花束。
カスミソウが周りを覆い、かわいい花束。
うれしかったから、テーブルの上に飾った。
そして朝起きたら、カスミソウが一つもない。
無いわけない。
よくよく見ると、残骸が・・・・
猫3匹、協力したかどうかはわからないけれど
カスミソウを摘んでしまった。
テーブルに上れない1匹だけは、普通にしていたけれど
他の3匹は、余所余所しかった。
花束を抱えて帰ってくる良行さん
花束を受け取り喜ぶ私。
いい感じと喜んでも、現実はねぇ
カスミソウの無くなった花束で、今度は、お風呂に花びらを・・・
って、考えたらしい。
確かに、いい香りが浴室からしていた。
「一緒に入ろうか?」
久しぶりに長いお風呂に入った。
一緒に入るのだって、数か月ぶり。
楽しかったし、いい香りだった。
でもさぁ
後片付けは、私なんだよねぇ
此処には、お手伝いさん居ないもんねぇ。
素敵な場面って難しいねぇ
よって、メールが来た。
「良いよ!」
と返事した。
ドキドキしちゃった。
何時だって、うれしいメールは何回も読み返す。
読み返す度にドキドキしちゃうから、返事が遅れちゃう。
サムさんも先週は、ドイツとポーランド
良行さんは、イタリアに行ってたんでしょ?
世界って、狭くなったものです。
同じ国で同じ空気を吸っているというだけで、安心感があるって、ちょっと変。
帰国していることは知っているけれど、どこにいるかは、把握できていない。
それでも、同じ日本国内にいるなら、すぐ会えるじゃん的な考えでいた
「デートしよう!」
うれしいねぇ。
ということで、いつものホテルで待ち合わせと返事が来た。
運転手にホテルと時間を伝えてあったので、スケジュールに合うように動いてた。
出かけようと思い、クローゼットに向かいぎょっとした!
「え?」
空気が凍ってしまった。
「私のバッグがない???」
最後に使ったの何時だっけ?
おもいだせ!
思い出せ!
想い出せ!
記憶を遡る・・・・
思い出せない。
あのバッグがなかったら、私困っちゃう。
何分経ったかわからない。
運転手が呼びに来た。
「もう、出ないと遅刻ですよ。遅れると怖いんじゃないですか?」
「だって、バッグがないんだもん。」
「いつもの場所では?」
「いつもここに置くんだよ!」
「違う場所では?」
「わかんない。」
「他のじゃ駄目ですか?」
「良いけど、ないことに気づいてそのままじゃいけない。」
「大切なもの入ってましたか?」
「多分、海外用の財布とパスポート・・・・入ってる。」
「家の中には、ありますか?」
「多分あるけど・・・」
「後で探しましょう!今日は、パスポートいらないでしょ?」
「でも、あのバッグに、お土産入れてたの!」
「お土産?」
「この前の出張で、買ったお土産!」
「またじゃだめですか?遅れます!」
運転手は、もう限界という感じ。
遅れたら、主人が怒る。
私以上に、忠誠を誓っているから、神の怒りぐらいに感じるだろう。
「分かった、お土産は、今度にする!」
「忘れ物ないですか?」
「携帯とお財布持ちました。」
「では、急いでください。」
家の中とはいえ、パスポートの行方が分からない事で、心がざわつく
どこに置いたんだろう?
外の景色なんか、全く分からないまま、ホテルに着いた。
時計を見ると、10分の遅刻。
ラウンジには、主人がいた。
急いだけど・・・顔怒っている。
運転手、平謝り。
「私がいけないの!」
「いえ、私がいけないのです。」
と運転手。
「どっちも悪い!」
一撃で、二人は撃沈。
本当なら、少し早く来て、待っていたかった。
お土産に買ったネクタイピンを渡したかったなぁ。
その時、思い出した。
「スーツケースの中だぁ!」
主人がびっくりしたのは当然。
「夏目さん、スーツケースの中に入れっぱなしかもしれない!」
「思い出せてよかったですね。お持ちします?」
「今日は、良いです。帰ってからでいい。」
主人は、状況を呑み込めないのも当然。
「バッグがなくて、探してたの。」
「整理整頓しないからだ!」
「ごめんなさい。」
バッグから、プレゼントの包みを出して
「はい、プレゼント!気に入ってくれるとうれしいなぁ。」
なんていって、渡して。
その場で、開けて、
「良いねぇ。ありがとう。」
なんて言ってくれて、
「早速つけるか!」
と、身に着けてくれて、ありがとうのキスなんかしてくれる図を想像して
プレゼント選んでて、渡せる当日に、何処にあるのかわからないなんて、最悪。
先日だってそう
せっかく、花束が届いた。
黄色とピンクのバラの花束。
カスミソウが周りを覆い、かわいい花束。
うれしかったから、テーブルの上に飾った。
そして朝起きたら、カスミソウが一つもない。
無いわけない。
よくよく見ると、残骸が・・・・
猫3匹、協力したかどうかはわからないけれど
カスミソウを摘んでしまった。
テーブルに上れない1匹だけは、普通にしていたけれど
他の3匹は、余所余所しかった。
花束を抱えて帰ってくる良行さん
花束を受け取り喜ぶ私。
いい感じと喜んでも、現実はねぇ
カスミソウの無くなった花束で、今度は、お風呂に花びらを・・・
って、考えたらしい。
確かに、いい香りが浴室からしていた。
「一緒に入ろうか?」
久しぶりに長いお風呂に入った。
一緒に入るのだって、数か月ぶり。
楽しかったし、いい香りだった。
でもさぁ
後片付けは、私なんだよねぇ
此処には、お手伝いさん居ないもんねぇ。
素敵な場面って難しいねぇ
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