なにげな言葉

なにげない言葉を あなたに伝えたい
迷宮・緑柱玉の世界の独り言

2人に抱かれてる?

2013-12-21 | なにげな言葉
主人が帰国したのね
頼んであったものを届けてくれたんだ。
送ってくれればよかったのにって言ったら

「わざわざでも、届けたい時もある!」

ドイツに置きおっぱなしになっていた時計
どうしても欲しかった。
遠き記憶の中で置いた場所を思い出し、探してもらった。
「見つけたが、問題あり!」
と言われた。
ケースから出したら、止まってたんだって!
そりゃあ、購入以来、しまいっぱなしだったんだからね。
ベルトも、劣化・・・納得の状態だけどね。
仕方ないよね。長いこと置きっぱなしだから
修理に出してみたら、掃除や、調整が必要だって言われた。
当然のことだと思う。
動くかどうかわからないと言われたらしいけれど、動いてほしい。

購入した時、確かに高かった。
小娘が買うものじゃないって言われた。
でもさぁ、シンプルだけどすごく素敵に見えてね
あの時計が、袖口から見えたら、ドキドキしちゃうって思った。
でもさすがに、クラシックタイプだから欲しい本数がそろわない。
「4本希望する方がおかしいだろ!」
って、言われたのを思い出すなぁ
でも、自分の父とドイツの父とパートナーに渡すとなれば、4本でしょ?
全て探して気に入るのを見つけるまでに数年かかったっけ!
結局、正隆さんには、はめてもらえなかったんだけどね
それで、置きっぱなし。忘れてた。

で、今回思い出したきっかけは、プレゼント
以前にも、時計プレゼントしたけれど、気に入らなかった
シンプルをずっと探していたけれど、なかなか見つからないなぁってね
で、
このシンプルなデザインを欲しがる根本を考えたら
ロンインだよ!
って事になり、そういえば、買ったよなぁ
私の手元にはなくなったけど、確かに買ったなぁ
そうしたら、思い出した
でも、その時点で、どこにあるのか思い出せなかった。
家じゅうを探したけど見当たらない
捨てたって事ないよなぁ
売った?絶対にそんなことしない。
じゃ、どこにあるんだ?
数か月思い出さなかった。
ある日、突然思い出した。
「ベルリンだぁ」
思い出してみれば、確信になる。
ケースも、思い出せるんだけど、どこかの引き出しの中に入っているはず。
私の部屋は、模様替えされてないから、そのままだけど、どこだったっけ?
聞けば一番早いんだけど、あの時の1本については、言ってないんだよ。
それを、どうするんだって聞かれたくないなぁって思ったわけね。

でも、日本で考えたってドイツの机の中やクローゼットの中までは、分からない。
行こうかなぁと何回考えたことか
でもだんだん寒くなってきた
寒い季節は苦手
行きたくなくなる。
時計の為だけに行くなんて、面倒じゃんになる。
で、結局、お願いした。

予想とは違う場所にあったんだけどね。
そして、想像した通り動いてなかった。

「この時計どうするんだ?」

案の定の質問。

「プレゼント!」

それ以上聞かれなかったけどね
わかってるから聞かれないって事だろう。

修理も終わり、送ってくれると思っていたら、届けてくれた。
「ありがとう!」
と言ったら、
「お礼は、体でね!」
「体?」
「そ!」
「セックスしたいだと?」
「セックスしたくて帰国することだってある!」
「私したくない・・・」


主人のがっかりするのがわかった。
ここの所、サムさんとのデートに関しての連絡をしていない
隠しているとでも思ったのだろうか?
伝えてない訳じゃなく、デートしてないんだよ。
私の体調もいまいちだし、サムさんだって忙しい。
10代や20代の恋じゃない
毎日逢って、毎日声が聞きたいっていう関係じゃない。
お互いの生活は最優先
心の鋭気になるような恋がいいんだよ。

それは、主人とだって同じでしょ。
毎日逢えない
でも、大好き。
隠してまで何かしようとは思わない。

でも知ってるんだ
私とサムさんのデートの予定が事前にわかると、帰国する
「良行さんを刺激するのは、サムさんね!」
と、いったら
「そうだ。彼が、僕を興奮させるな!」
と言ったことがある。

そうだよ。
あの時計、サムさんにプレゼントするんだよ。
だから、届けてくれたんだよね

   *   *   *    *

私はぎりぎりまで仕事して、服を脱ぎ棄て、そのままベッドに潜り込んだ
そして数秒で睡魔が・・・
仕事が忙しい時は、仕事部屋の隣の部屋のベッドで寝ている。
良行さんは、私が「嫌だ!」と言ってから、外出したから
寝室ではない仕事部屋のほうで寝た。
深夜、帰宅したらしい。
気が付いたら、動けなかった。
良行さんが、上に乗っていた。
「何!」
「楽しもうよ!」
「駄目!眠いもん!」
「寝てていいよ。」

何時もの事だけれど、私の睡魔は、凄いと思う
苦しくたって寝ちゃう。
そして再び目が覚めると、動けない。
「なぁに?」
「楽しんでるから、邪魔しないで!」
「意味わかんない!」
感じるような感じないような変な感じの中の会話
でも睡魔は、強烈で、すぐ寝てしまう
そんな時に、いつも思うこと
これは、夢だ!
でも凄く、リアルな夢だ!
誰?
私?
私のはずが私じゃなくなる
私の見ている私のセックス!みたいな夢
首筋への(* ^)(*^-^*)ゞkiss
そして両の胸を摘まんで触れてくる
サムを思い出せ!」

感じるツボは知られている。
想像力が豊かなことも知られている
体の感覚が戻れば、私はトリップしてしまう
誰に抱かれているのかわからない錯覚になる

そして、俺に見せてみろ!

いつでも感心する誘導のうまさ
夢の中の私など、へでもないというけれど、何時も錯覚の中にいる
仕事柄と言うべきか女王様にも他人にもなる

そして、私は、サムさんに抱かれ
その姿を良行さんが見ていると錯覚する

わかっているんだよ
目の前にいるのが良行さんだって
でも、体のj感じ方が違う
なぜだろうって、感じながら思う
精神が彷徨っても、肉体は正直だよ

混乱の中で乱れきって、ヘロヘロになり気を失う
目覚めて知る、全身の痛さ

セックスとは、技術ではない
想像と緊張感が最高のエッセンスという良行さん
本当だなぁと、つくづく思う




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