なにげな言葉

なにげない言葉を あなたに伝えたい
迷宮・緑柱玉の世界の独り言

迷宮・緑柱玉の世界 2幕は愛の形がテーマかな?

2013-12-31 | なにげな言葉
今日は、久しぶりにGaiaがコメント 

*   *   *   *   *

世の中、何が起こるかわからない。
だから楽しいともいえる。
平々凡々と静かに生活していた私の人生が音を立てて変わり始めて4ヶ月。
もう、元の生活を思い出せない。
しかし、平穏だった日々が嫌だったというわけではない。
あの頃の私も、私だったのだ。
4ヶ月の間に、人は変わるということを身をもって経験している。
これ程までに心が騒ぎ、感情が起伏する生き方があるとは、思わなかった。
「冷静になれ!」
そう、心の中で唱える毎日である。

恋をして、気分が高揚し充実した生き方を知った今、ふとした瞬間に寂しさを覚える。
この高揚感は、一過性のものだろうか?
それとも、永遠に続いてくれるだろうか?
そして、思うことがある。
人を好きになるということは、どういうことだろう?
心がその人物にまるで、磁力が働いたかのように、引き寄せられて行き、自分が意図しない方向に変化してしまうことさえある。
心など、明けても暮れてもその人だけを思っている。
この苦しい胸のうちを吐き出したら、楽になれるのではないだろうかと思うが、極めて個人的な事による変化である為、他人にとっては、関心もなければ、興味の無いことだろう。
人の恋の話程、くだらないものはない。

わたし心のどこかで、雄弁になりたいと思っている。
恋の歌でも歌って、この想いを吐き出せたら、どれだけ楽になるだろう。
恋の小説でも書けたなら、私は恋愛小説家だ。
しかし、悲しいかな、私には、才能が無い。
詩人にも小説家にもなれない凡人なのだ。
だから、せいぜいできることといえば、友に愚痴るぐらいであろう。

*    *    *     *

椛が、新しい世界を書き出してくれた。
正隆の声が聞こえてくる。
雛美礼の声も、聞こえてくる。
思い出なのか現実なのか錯覚する瞬間がある。
 2幕が始まったので、1幕を読み直した。
1幕では、僕は最後にしか出ない。
知らない世界だったなと、改めて思う。

以前に公開していた雛美礼側から見た迷宮・緑柱玉の世界 と
正隆側から見た今回の迷宮・緑柱玉の世界 
繰り返し読んでいたせいだろうか、
自分が経験した世界のような錯覚を覚えている。

椛が表現している世界。
この形を残したい。
その言葉が、現実に形になり、より豪華な世界になっている気がする。
小説になっているから、表向きフィクションだ
何処から何処までが真実かは、当の本人しかわからない。

読んで嫌悪感を覚えた人もいるだろうし
100の告白の様に、個別の案件ではない。
しかし、僕は、迷宮・緑柱玉の世界 が好きだ。
男の心の中の葛藤を、上手く表現してくれていると思う。
女の感情は表に出やすいが
男の感情は、表に出ない
表に出ないからと言って、感情がないわけではない。

女々しい部分
意地汚い部分
卑怯な部分
喜びの部分

どれも、女に負けない感情がある
それを、上手く表現してくれていると思う。
男が女にやさしくする理由
女が男の言いなりになる理由

「人を心から愛したことがない人には、尽くすって事がわかんないのよ
女を道具や物みたいにしか思わない人は、男だって道具としか思われないんだよ。
バカな女だって思われてもいいんだ
そのばかな女が、倒れこんでしまう瞬間、受け止めてくれる男がいるってわかっているから
馬鹿になれるんだってわかってる。
安心していいって事が、馬鹿にもなれるし甘えられるって事なんだよね。」
体験できる事を想像した者だけが理解できる。


そういう、椛が好きだ。
女を愛せないと思う男に読んでほしい
男に尽くせない女に読んでほしい
読んでいたら、絶対何かを見つけると思う
愛される理由と愛する理由

この先が楽しみだ

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