デザートローズ(砂漠のバラ)。とてもロマンチックなネーミングです。
今日は、ふたつのデザートローズを紹介します。
ひとつめは、ベンケイソウ科、カランコエ属のデザートローズ(砂漠のバラ)。
日本の園芸名は、唐印(写真は唐印錦)です。
南アフリカが原産のこの多肉植物は、
白粉を帯びた淡緑色の葉は、2枚の葉が向かい合ってつくのが特徴。
日当たりが良いと秋頃から葉縁から赤く紅葉し、冬には更に葉全体が赤くなります。
唐印錦は、斑が入り、赤~黄~黄緑~緑のグラデーションがとても美しい。
そして、もうひとつのデザートローズ(砂漠のバラ)は、鉱物です。
自然が作りだした、神秘の芸術品。
このデザートローズは、主にアフリカのチュニジア、アルジェリア、モロッコなどの
砂漠か、かつて砂漠だったような乾燥した場所でしか産出されません。
砂漠のバラというのは、鉱物名ではなく、石膏もしくは重晶石が結晶化されるときに、
花びらが集まったような形状になったものをいいます。
この写真ではわかりにくいかもしれませんが、
見事にバラの花のような形をしたものがあります。
しかし、なぜバラのような形になるかは、解明されていないそうです。
多肉植物の唐印が、なぜデザートローズと呼ばれているかは、
よく調べなければわかりませんが、
おそらく、葉の姿が、鉱物のデザートローズに似ているためでしょうか?
植物や鉱物など…、自然の造形美にはとても驚かされます。
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