Micです
最近、めずらしくTVの連続ドラマを見てます。(龍馬は見てなかったのに…)
その名も「坂の上の雲」、某国営放送の番組です。
昨年放送した第一部の初回の再放送を先日たまたま見てしまい、そのままずるずると今回に至る…
ということで、すっかりワタクシの日曜夜の日課になってしまいました。(録画はしないんです)
時代は明治、日露戦争前。
思い出してみるに、学生時代の歴史授業はちょうどこの辺の時代からすっ飛ばしな印象で(○○年前のお話です)。
大昔のクロマニョン人とかやるよりこっちのが大事なんじゃないか~?と思う今日この頃…
幕末モノ、第二次大戦モノは割と映画やTVなどで見たことはあっても、意外にその間の時代は知っているようで知らないな~と今回改めて気付いたのでした。(しかも私は世界史だった)
近代史ってどうも「戦争」の印象が強くて、重くて暗いイメージ~っと、ずっと避けてたような、関心自体あまりなかった気がします。
でも今、私たちがこうして日本の地を踏めるのも、時代時代の方たちが生きて命をつないでいてくれたからこそ。
やっぱり自分の国の歴史(自分のルーツ)は知っとくべきだと(変わり身早いヤツ…)
明治時代は、和と洋が混在したフシギな時代です。
ちょっと前までちょんまげ・刀だったのが、洋服・帽子になって。
姿は変わってもまだサムライ・スピリットが残っていて、でも西洋的考えや技術も入ってきてて。
この間の日本における近代化ぷりったらスゴイ!根性がナミじゃないっすね。
ヨーロッパで百年前から近代化してたのに、それに追いつけ追い越せ!って頑張るんだから。
まー、そうしないと領土が取られちゃうからっていう、必要に迫られてのことなのですがね。
それにしても帝国主義ってヤな時代ですね。
支配するか隷属するかのどっちしか選択肢がないのです。(カナリ、ダークなフォースを感じる…)
この作品中、私はとてもマゼンタやピンクを感じてます。
そして男の中の男として見られていた軍人さんの中に、とても女性性を感じるのです。
自分の命令で部下が死ぬ。それを目の前にして、戦うのが怖いと率直に思う気持ち。
人が人を思いやる心。
国境を越えて人を尊敬する思い、人を慈しむ気持ち。
心に国境や言葉の違いってないですよね~。人は人なのだから。
戦争時代にはよく「お国のために」という言葉を耳にします。
これって本当は「お国にいる愛する妻・子供・友のために」ってことなんですよね。
みんなに大切な人がいて、だからみんな頑張れたのかなと思いました。
時代時代のお役目ってあるんだなーとも感じました。
あの時代には戦争というものが、高度経済成長期には一生懸命働いて生産性を上げることが、それぞれみんなが頑張って生きたんですよね。
だから、おいそれと良い悪いとジャッジしちゃイカンとも思いました。
今の私たちにはどんなお役目があるのでしょうかね
それにしても、超短期間で近代化を果たし、第二次大戦でコテンパンに負けたのに、その後経済大国になった日本って、やはりナミじゃない
アンビリーバボーなカミがかり的守護を感じます…でなければ今頃ワタシタチ、日本語じゃなくロシア語や英語を話してたカモシレナイ。。ご先祖さま、ありがとうございます
ということで、ドラマは来週に続く…
Love, Light and Harmony!