最近、ナゼか鳥の声が気になるMicです
前回、紹介しそこねた本のご紹介です~
「女教皇ヨハンナ」 ドナ・W・クロス著
9世紀ヨーロッパに実在したとされる、女教皇のお話です
そいえば、ワタシが紹介する本でキリスト教関連、多いですね。。意図してるわけじゃないのですが、秀作と思う作品がたまたまキリスト教関連なのです~
オーラソーマはイギリス生まれなので、キリスト教のことを知っておくと理解が深まったり早かったり、知っておくことにこしたことはないと個人的に思いマス
こういう小説形式だと聞きなれないこともスッと入りやすく、楽しみながら勉強にもなる、まさに一石二鳥な方法だと思いま~す
で、本の紹介に戻りますが。。
タロットカードで「女教皇」はありますが、実際、女教皇ってきいたことないですよね(単に私の勉強不足かもシレナイですが~)この女教皇さんは公式には記録がなく、今では伝説または民間伝承でしか残ってないようです。
ここにも前回、ご紹介した「待ち望まれし者」-歴史は起こった出来事ではなく、書かれたものである~なのでしょうか?
実在の真偽は学者の方におまかせするとして、題材がショーゲキ的でありストーリーもおもしろく読みごたえあります。
一言でいえば、「ベルバラ(ベルサイユのバラ)」です。(若い人、わかるかな~?)
ナゼなら、この方は女として生まれましたが、「男」として生きたからです。
だから女教皇ではなく、男の教皇として在位してたそうなのデス!よくバレなかったですよね~
作品はそんな彼女の生き様を誕生~死まで追ったものです。
女性を扱った作品ではあるのですが、ヒロインのヨハンナは最初から最後まで女性であることと闘ってますその貫きっぷりたるや、脱帽モノ!(BGMをかけるとするなら、「ロッキーのテーマ」がよいでしょう(笑))
彼女がナゼゆえそんなにも女性であることを否定せねばならなかったかというと、そこにはその時代の背景と彼女の性格がおおいに関係しているのデス
この時代はまだプロテスタントがなかったので、キリスト教といえばカトリック。
精神的にも政治的にもその権威・権力たるや絶対的で、いわば世間を牛耳ってるわけです。
ナンセンスな迷信もまかりとおってました。
産婆さんが妊婦さんへ痛み止めに民間ハーブ療法をしようものなら、「魔女」扱いです。なぜなら聖書に書いてないから。(オイオ~イ)科学がまだなかった時代ですから、とっても閉鎖的なのですよ。病気は信仰で治るらしいです。(それより早く寝とけって)
そして当時は完全なる男尊女卑社会でもありました。
「女は男を堕落させる忌むべき存在(笑)」で、人権なんぞないも同然、妻は夫の所有物、人というよりモノって感じで。
モノの女が教育を受けるなんて、ケシカラン!な時代だったようです。(現代人でヨカッタ~)
そして主人公ヨハンナは生半可な男より男性性がツヨかった。(性別間違えて生まれてきちゃったといってもよいでしょう。)科学的思考、現代医療的アプローチを尊ぶ彼女は、時代に先行して生まれてしまったともいえましょう。
それでも彼女は「負けるもんか!」と、さんざんイジメられながらも男の中に交じって頑張るんですね。
当時、高度な勉強をさせてくれるところといえば教会でした。
教会でも男社会は変わりません。
むしろ知識と自尊心、権力があつまっているからクサッてて始末が悪い。。
タダレてます
権力握ろと金や女を使って陰謀や策略めぐらす人、聖職者で妻や愛人いるのアタリマエ(禁欲の教会デショ~とツッコミどころ満載)、形にこだわり変化をかたくなに拒むカチコチ人間読んでるだけでもかなり息苦しく…当時まっとうに信仰に生きてた人にしたみたら、さぞやキビシイ苦行でしたでしょう。。
加えて異民族の襲撃、日常的にアリ
さらに加えて、せいぜい人生50年。
明日はなにが起こるかワカラナイ、フツーに生きててもなんでもアリな波乱万丈人生。。
サバイバルです~
とまぁ、色んな紆余曲折を経て、ヨハンナは男と偽り教会で暮らすこととなり、最終的に教皇にまで登りつめるわけです。そのわりにロマンスなんぞもあり。。
オーラソーマで「あるがままの自分を~」に親しんでいるモノとしては、このお方の真逆なの生き方はかなりショーゲキでありますが、ここまで貫いてるといっそ気持ちいいです。それもまたアリかなと。(へなちょこな私はこんなんヤだけど)
人生いろいろ、それぞれが歩みたい人生を~
Love, Light and Harmony!
前回、紹介しそこねた本のご紹介です~
「女教皇ヨハンナ」 ドナ・W・クロス著
9世紀ヨーロッパに実在したとされる、女教皇のお話です
そいえば、ワタシが紹介する本でキリスト教関連、多いですね。。意図してるわけじゃないのですが、秀作と思う作品がたまたまキリスト教関連なのです~
オーラソーマはイギリス生まれなので、キリスト教のことを知っておくと理解が深まったり早かったり、知っておくことにこしたことはないと個人的に思いマス
こういう小説形式だと聞きなれないこともスッと入りやすく、楽しみながら勉強にもなる、まさに一石二鳥な方法だと思いま~す
で、本の紹介に戻りますが。。
タロットカードで「女教皇」はありますが、実際、女教皇ってきいたことないですよね(単に私の勉強不足かもシレナイですが~)この女教皇さんは公式には記録がなく、今では伝説または民間伝承でしか残ってないようです。
ここにも前回、ご紹介した「待ち望まれし者」-歴史は起こった出来事ではなく、書かれたものである~なのでしょうか?
実在の真偽は学者の方におまかせするとして、題材がショーゲキ的でありストーリーもおもしろく読みごたえあります。
一言でいえば、「ベルバラ(ベルサイユのバラ)」です。(若い人、わかるかな~?)
ナゼなら、この方は女として生まれましたが、「男」として生きたからです。
だから女教皇ではなく、男の教皇として在位してたそうなのデス!よくバレなかったですよね~
作品はそんな彼女の生き様を誕生~死まで追ったものです。
女性を扱った作品ではあるのですが、ヒロインのヨハンナは最初から最後まで女性であることと闘ってますその貫きっぷりたるや、脱帽モノ!(BGMをかけるとするなら、「ロッキーのテーマ」がよいでしょう(笑))
彼女がナゼゆえそんなにも女性であることを否定せねばならなかったかというと、そこにはその時代の背景と彼女の性格がおおいに関係しているのデス
この時代はまだプロテスタントがなかったので、キリスト教といえばカトリック。
精神的にも政治的にもその権威・権力たるや絶対的で、いわば世間を牛耳ってるわけです。
ナンセンスな迷信もまかりとおってました。
産婆さんが妊婦さんへ痛み止めに民間ハーブ療法をしようものなら、「魔女」扱いです。なぜなら聖書に書いてないから。(オイオ~イ)科学がまだなかった時代ですから、とっても閉鎖的なのですよ。病気は信仰で治るらしいです。(それより早く寝とけって)
そして当時は完全なる男尊女卑社会でもありました。
「女は男を堕落させる忌むべき存在(笑)」で、人権なんぞないも同然、妻は夫の所有物、人というよりモノって感じで。
モノの女が教育を受けるなんて、ケシカラン!な時代だったようです。(現代人でヨカッタ~)
そして主人公ヨハンナは生半可な男より男性性がツヨかった。(性別間違えて生まれてきちゃったといってもよいでしょう。)科学的思考、現代医療的アプローチを尊ぶ彼女は、時代に先行して生まれてしまったともいえましょう。
それでも彼女は「負けるもんか!」と、さんざんイジメられながらも男の中に交じって頑張るんですね。
当時、高度な勉強をさせてくれるところといえば教会でした。
教会でも男社会は変わりません。
むしろ知識と自尊心、権力があつまっているからクサッてて始末が悪い。。
タダレてます
権力握ろと金や女を使って陰謀や策略めぐらす人、聖職者で妻や愛人いるのアタリマエ(禁欲の教会デショ~とツッコミどころ満載)、形にこだわり変化をかたくなに拒むカチコチ人間読んでるだけでもかなり息苦しく…当時まっとうに信仰に生きてた人にしたみたら、さぞやキビシイ苦行でしたでしょう。。
加えて異民族の襲撃、日常的にアリ
さらに加えて、せいぜい人生50年。
明日はなにが起こるかワカラナイ、フツーに生きててもなんでもアリな波乱万丈人生。。
サバイバルです~
とまぁ、色んな紆余曲折を経て、ヨハンナは男と偽り教会で暮らすこととなり、最終的に教皇にまで登りつめるわけです。そのわりにロマンスなんぞもあり。。
オーラソーマで「あるがままの自分を~」に親しんでいるモノとしては、このお方の真逆なの生き方はかなりショーゲキでありますが、ここまで貫いてるといっそ気持ちいいです。それもまたアリかなと。(へなちょこな私はこんなんヤだけど)
人生いろいろ、それぞれが歩みたい人生を~
Love, Light and Harmony!
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