Micです
8月最終日。
今日から台風!と勢いこんでたのに、今回のは遅いそうで肩すかし…。まぁ、被害なくていいんだけどね。
先日のシェアリングデー準備に伴い、少しの期間「本断ち」してました。
といいますか、「本読んでたら準備、間に合わないよ~」と野性の本能がいっていたので、危険を察知し断行。(そしてその後、禁断症状が…)
無事、土曜を過ぎ、晴れて解禁(まだ平日編残ってるって)
図書館で見つけた秀作をご紹介~。
「クジラの消えた日」ユーリ・ルィトヘウ著 青山出版社
話が脱線しますが、私は海の生物の中では昔からクジラがNo.1 love!でして~。
イルカも海ガメもラブリーでそれなりにloveですが、クジラへの愛には到底、及ばナイ…
ナゼ好きかはワカラナイけど、なんか好きなんです~。見てると幸せになれます。
割と何でもデッカイものが好きなんですけど、クジラのあの大きさには特に目がハートです。
…サテ、話を戻します。
本を買ったり借りたりする時、あとがきを見て決めたりすることがあります。
この作品の訳者あとがきには次の言葉が書いてありました。
読み終えたあとに、「ああ良い本だったなぁ」と思うのはどんな作品でしょうか?
深い感動が心に残る本でしょうか。
何かを深く考えさせる本でしょうか。
新しい情報が得られる本でしょうか。
本を手にし、このうちどれか一つでも得ることができれば「良い本だった」と思うはすです。
しかし、この本をひもとけば、そのすべてが得られることになります。
ということで、読むことにしました。
物語はシベリアの果てに住む、チュクチという少数民族の創世神話とその後のお話が描かれています。
自分たちの祖先はクジラだったという話。
これだけ聞くと、ファンタジー?と思ってしまうかもしれませんが、そこには古の叡智が深く込められた意味深い物語なのでした。
世代を超えて、語り継がれていく偉大なる祖先の伝説。
しかし時代が進むにつれ、己の力のみを信じ、伝説を作り話として信じず、賢老者の話に耳を向けなくなっていく若者たち。
そして己の欲望ばかりになって自然との一体感を失っていく…
その姿が今の私たちとつながってみえて。。
読んだ後、切なくなりました。
ちょうど、シェアリングデーでカバラの生命の木を取り上げてるからか、エデンの園のアダムとイブと重なってもみえました。
失われし大いなるものとの一体感
個人的には「私たち、コレ、取り戻さなきゃなー」と思います。
好きついでにも一つお話しすると、
私は割とこういう土着民族の話も好きで、ネイティブ・アメリカンや各地先住民族の神話・民話も大好きでよく読んだりします。(そこを旅するのも好きさ)
これもワケがわからないけど、ミョーに惹かれるテーマですね~。
自然とつながって、すっごくシンプルに、でも無駄なく賢く生きてるからかな~。(別に狩りをしたいワケじゃーゴザイマセン)
もしかして私の祖先もクジラだったりして~(笑)ならステキ
いつでも心にファンタジーを by.Mic
Love, Light and Harmony!
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