DE ROSAおばさんのポタポタ日記

自転車&美味しいもの日記
こぎこぎするスピードはかなり遅いですww

2011.1.25トリノ2日目

2011-10-19 15:43:34 | 2011 ITALIA
※もう9ヶ月ばかりほっぽっていたイタリアの旅のお話を、ちゃんとまとめようとがんばります。

2011.1.25トリノ2日目


トリノで宿泊したホテルの朝食は素敵でした。
可愛らしいレイアウトと愛らしい女性スタッフさん。ここではバールへは行かず、毎朝ここで朝食をいただきました。

こんなに種類が豊富なのは珍しい。ジャムもかわいいボトルに入って6種類くらいありました。

この日はK子さんに教わったホテル近くの朝市に行ってみます。

イタリアの朝市はどこも美味しそうなものがたくさん並び、朝早いのに本当に美しく飾っています。
なんか手書きのプライスカードも味があるんですよね。


ここの市は食材だけでなく、洋服や日用雑貨、下着まで日常必要なものはなんでも揃います。そして安い!


思わず私もセーターを1枚購入。確か10ユーロです。いや、5ユーロだったかな?

その後、どうやら主人は目的がある様子なのでトコトコお散歩がてらついて行きます。
途中モーツァルトがどうしたこうしたと書いてあるホテルの横を通ったり、暖かい日が降り注ぎ、寒いながらもなかなかのお散歩日和。


到着したのはココ↓


Caffe Al Bicerin
エスプレッソにチョコレート、クリームを合わせた飲み物ビチェリン発祥の、1763年から続く老舗です。

店内はこんな感じ。200年以上続いているとは思えない優雅さと可愛らしさ。
で、ビチェリンとはこちらです↓



思いっきり掻き回したら女性スタッフ(妙齢のマダムです)に「NO,NO」と叱られまして、これはそのまま飲むものだそうです。
苦みと甘みがほどよくて、しかもほんのり温かいのがホッコリとした気持ちになれます。

次は、やはりK子さんに教えていただいたモーレ・アントネリアーナへ向かいます。

街の中心部を通って向かったのですが、なんせ下調べをせずトリノ入りしているので、後から自分で撮った写真とHPなどを見比べてみると世界遺産などもあり、なぜもっとちゃんと見なかったのかと反省することしきり。
サヴォイア家の王宮群や聖骸布のあるドゥオーモ、エジプト博物館などなど。

そしてモーレ・アントネリアーナへ到着。
国立映画博物館が入っており、隣接するタワーがこの街の象徴となっています。

映画博物館も思ったより楽しかった。恐怖映画の特集をやっておりました。

展望台からの眺め。

ぶらぶらした時間が長過ぎて、お昼をだいぶまわってしまいました。
どこかでランチが食べられるかなぁ、と不安に思いつつ広場(名前は忘れてしまいました)近くのBarへ。


ランチセット的なものをオーダー。
私はまたニョッキ!主人はリゾット。なんかあずきのようなものが入っています。
メインはなんだかよくわからないままいただく。締めのエスプレッソはマストで。

おなかがいっぱいになったところで、またブラブラと歩きながらホテルに戻ります。
今度はポー川沿いを歩きます。日も傾いてきて寒さが増してきました。
川に出る前にきれいなお姉ちゃんたちがアイススケートをしているところに遭遇。


イタリアの街は橋やら橋の欄干やらがやたらと美しい。そして芸術的。
レンタサイクルもあるようです。ちょっと魔女みたいな雰囲気な怖い木も。

一旦ホテルに戻り、お夕飯の算段をします。
トリノ(ピエモンテ州)の冬を代表する食べ物といえばバーニャカウダ。
日本でも大ブームになりましたが、ちゃんと食べたことのなかった私たち夫婦は一年中バーニャカウダが食べられるという「Ristorante C'ERA UNA VOLTA」をチョイス。予約もしていなくてちょっと心配でしたが、

入り口ドド~ン。ロックされてます。さて、どうやって入る?


看板の右下にピンポ~ンとチャイム!
これを押すまでに揉めに揉めました。多分「予約はあるのか」とか「何人か」とか聞かれると思ったんですよ。
なんせ有名リストランテですからね、満席ということはあり得る。ただでさえイタリア語はわからないのに、不安で不安で。
でも思い切ってピンポ~ンと鳴らすとカチャッと鍵が開き、なんなく中へ入ることができました。ホッ。

お店は意外にも空いていて、すぐに席に案内してくれました。
オーダーしたのはもちろんバーニャカウダ、の前に

赤のハウスワインをデキャンタで

そしてメインとも言えるバーニャカウダ

実は野菜はこんな生易しい量ではなく、次に直径30cmはあろうかという大皿にじゃがいもやらなんやら、合計3皿のてんこ盛り野菜。
地元の方はひたすらこれを食べるらしいですが、せっかく来たのだからと主人が玉子の手打ちパスタをオーダーしてくれて、でも半分も食べられず。

ものすご~く美味しかったのです。もったいない。

もちろんエスプレッソで締めて


お会計の時に、食べきれなかったことを一生懸命謝りました。イタリア語と英語をちゃんぽんしてなんとか通じました。
これまで何度かイタリアを訪れましたが、多分有名なリストランテで食事をしたのは初めてだと思います。
でも、ここはカジュアルなお店のようで、他のお客様もノータイで仲良しグループの食事会があったりしていました。
私たちの隣のテーブルでは男性の二人連れ。実は私はちょっと怪しいとにらんでいます。恋人かな?なんて。

ホテルに戻ってしばらくしたら両ももの付け根あたりにかゆみが…。
見ると赤くブツブツになっています。
もしかしてニンニクたっぷりのバーニャカウダが強かったのでしょうか?
食べ物でアレルギーのようなことは今までなかったのですが。







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