以前より会社の保有する箱根の旅館にかかわって5年を超えることになる。
その間、色々な提案を行い、客数を伸ばしたりはしてきたがまだ着手できていないのが、
料理。
つまりメニューの刷新である。
何が箱根の特産になるのか・・・
みんなが気になる、食べたい!と思ってもらえるメニューとはを考えてきた。
思い返せばうまいものを探しにバイヤーに同行してもらい築地にも行ったり、天ぷらのうまいものとはどんなものかを考えに、
つな八先生で天ぷらをいただいたりもした。
う~ん、懐かしいが思い返すと昨日のことのようでもある。
そういえば、ぶりしゃぶが流行りだした頃に金目鯛のしゃぶしゃぶを考えたこともあった。
結局、試食までもいかなかった。
さらにはごま油を使うことで天ぷらの品質の向上を図ったが、調理人がにおいがうんぬんと言うので意見が合わず、
あれも流れた。
展示会に行っては油のコーナーをよく回っていた。
健康ということでは16穀米の提供を考えてみたりもした。
どうもこの旅館の提案を通じて自分自身の成長が大きかったのかも知れない、と今更ながらに思ったりする。
本業ではないのだが、中小企業診断士(コンサルタント)としてのセンスが培われたような気がするなぁ。
しかもトヨタ自動車でいうところの診断士ではなく、自分自身もカイゼンにかかわる療法士に近い感覚で仕事ができた。
と、こんな感じで過去の積み重ねを回想しつつ、これからは今後の話をちょっとづつ・・・
写真は箱根の絶景、大涌谷のロープウェイから見えた富士山です。