私は知恵がついた(笑)
この病院の入院は午前9時半と決まっているが…
事情が有れば事前に了解を得て自由がきく
まして入院当日は私の場合ほぼ何もすることがない
お仕事を理由にお昼前にゆっくり入院することが出来た
たまたま1回目と同じ病室に案内された
勿論全て違う方々だった
今回は皆さん抗がん剤の1回目を入院でやられている方々だった
お隣は手術を終え、しばらくして今回再入院で抗がん剤をされていた
お向かいの方は卵巣ほか骨盤内で転移がみられて癌を小さくして手術を考えているとのこと
もう一人の方はご挨拶だけでお話しはしていない
お隣は手の指先に多少のシビレが出たらしいが副作用が少なく食事も出来てお元気だ
彼女は自分から情報収集されるタイプみたいでウイッグをどれにしようか…少し楽しげにも見えた
私がはじめての手術、抗がん剤で精神的に一番しんどかったのは髪の毛が抜けはじめた時だった
なんとも表現出来ない苦痛だった
洗顔や歯みがきや…鏡の前にいるのに鏡を見ない…わかるかな〜…
私はウイッグは使わなかった…
外出する時は大きめのツバ付き帽子にショートに見えるよう毛先を付けて…室内ではニット帽を着用していた
仕事も休職していたし…あまり必要性を感じなかった
でも彼女もきっと手術も終わり、抗がん剤もあまり副作用もなく順調な経過に頑張ろうと前を向かれていたのだろう
私の方が先だったがきっとお元気に退院されたことだろう
お向かいの方は50代くらいかな〜…抗がん剤の副作用も強くいつも横たわっていた
食事も食べられないみたいだ
彼女はいろいろなことを後悔していた
ここに来るまでのことを含めいろいろなこと
私はハイパーサーミアの話しをした
抗がん剤の副作用を軽くする効果もあると聞いている
何より免疫機能が上がる…
諦めないで方法はひとつじゃ無いと励ました
2回目の腔内照射…
1回目と同じだが…ただひとつ病室に帰って…血圧が上がらない…
でも私はあまり変化を感じていなかった…
夕刻…看護士さんも忙しい時間帯だから私からひとりでトイレに行くからと大丈夫と言った
普通だった
それは突然来たーッ!
トイレから出て病室に向かって歩いていると突然意識が無くなり倒れた
そこに丁度やっぱり心配だったのか看護士さんがこちらに向かって来ていて私の体を支えた
そしてナースステーションが近かった
看護士さんが大きな声で助けを呼んで又々たまたまいた男性医師が駆けつけた
車椅子で病室に運ばれた
病室に戻り数分後…血圧は正常値に戻っていた
私の意識がなくなったのも数十秒だったと思う
迷惑かけちゃって…反省…
問題は同室の方々…放射線治療に行って帰って来たかと思ったら大騒ぎ…
病室にも近かったので男性医師の「大丈夫ですかッ?わかりますかッ?早く車椅子ッ‼︎」なんて声が聞こえちゃっているし…
翌日まで気を使わせたみたいです
2回目になると放射線やけどが増す
夜はじめて放射線医Sが病室に来た
順調に進んでいる事を告げ帰って行った
婦人科医も様子を見に来てくれて又薬の処方をお願いした
塗るというより患部を覆うように盛るといった感じ
婦人科医はそれでいいからね…と言ってくれた
自分自身の体だが見る気にはなれない
とにかく1日何回も盛った
週に6本出してくれたが使い切った
その甲斐あってか1週目より2週目の方が次の入院までの回復が早かった
3回目はさすがに仕事をしている場合ではないだろう、と10日間休みを入れた
退院の朝…放射線医Sの診察が有った
触診と目診…目診ってどうするかわかりますか?
小さいんだとは思うのだけど鏡を入れるらしいのね…私の場合は診察時癌の位置が膣の上になるから中々見えない
だから見つけるのも大変だった訳で…
めちゃくちゃ痛いのね…
まして放射線やけどや器具を入れてた訳だから…
子宮頚がんだけの場合は麻酔もかけず…凄い痛いらしい…
今もそうかはわかりませんが…
あと1回…頑張るぞ〜…
そんな事を思いながら病院を後にした
この病院の入院は午前9時半と決まっているが…
事情が有れば事前に了解を得て自由がきく
まして入院当日は私の場合ほぼ何もすることがない
お仕事を理由にお昼前にゆっくり入院することが出来た
たまたま1回目と同じ病室に案内された
勿論全て違う方々だった
今回は皆さん抗がん剤の1回目を入院でやられている方々だった
お隣は手術を終え、しばらくして今回再入院で抗がん剤をされていた
お向かいの方は卵巣ほか骨盤内で転移がみられて癌を小さくして手術を考えているとのこと
もう一人の方はご挨拶だけでお話しはしていない
お隣は手の指先に多少のシビレが出たらしいが副作用が少なく食事も出来てお元気だ
彼女は自分から情報収集されるタイプみたいでウイッグをどれにしようか…少し楽しげにも見えた
私がはじめての手術、抗がん剤で精神的に一番しんどかったのは髪の毛が抜けはじめた時だった
なんとも表現出来ない苦痛だった
洗顔や歯みがきや…鏡の前にいるのに鏡を見ない…わかるかな〜…
私はウイッグは使わなかった…
外出する時は大きめのツバ付き帽子にショートに見えるよう毛先を付けて…室内ではニット帽を着用していた
仕事も休職していたし…あまり必要性を感じなかった
でも彼女もきっと手術も終わり、抗がん剤もあまり副作用もなく順調な経過に頑張ろうと前を向かれていたのだろう
私の方が先だったがきっとお元気に退院されたことだろう
お向かいの方は50代くらいかな〜…抗がん剤の副作用も強くいつも横たわっていた
食事も食べられないみたいだ
彼女はいろいろなことを後悔していた
ここに来るまでのことを含めいろいろなこと
私はハイパーサーミアの話しをした
抗がん剤の副作用を軽くする効果もあると聞いている
何より免疫機能が上がる…
諦めないで方法はひとつじゃ無いと励ました
2回目の腔内照射…
1回目と同じだが…ただひとつ病室に帰って…血圧が上がらない…
でも私はあまり変化を感じていなかった…
夕刻…看護士さんも忙しい時間帯だから私からひとりでトイレに行くからと大丈夫と言った
普通だった
それは突然来たーッ!
トイレから出て病室に向かって歩いていると突然意識が無くなり倒れた
そこに丁度やっぱり心配だったのか看護士さんがこちらに向かって来ていて私の体を支えた
そしてナースステーションが近かった
看護士さんが大きな声で助けを呼んで又々たまたまいた男性医師が駆けつけた
車椅子で病室に運ばれた
病室に戻り数分後…血圧は正常値に戻っていた
私の意識がなくなったのも数十秒だったと思う
迷惑かけちゃって…反省…
問題は同室の方々…放射線治療に行って帰って来たかと思ったら大騒ぎ…
病室にも近かったので男性医師の「大丈夫ですかッ?わかりますかッ?早く車椅子ッ‼︎」なんて声が聞こえちゃっているし…
翌日まで気を使わせたみたいです
2回目になると放射線やけどが増す
夜はじめて放射線医Sが病室に来た
順調に進んでいる事を告げ帰って行った
婦人科医も様子を見に来てくれて又薬の処方をお願いした
塗るというより患部を覆うように盛るといった感じ
婦人科医はそれでいいからね…と言ってくれた
自分自身の体だが見る気にはなれない
とにかく1日何回も盛った
週に6本出してくれたが使い切った
その甲斐あってか1週目より2週目の方が次の入院までの回復が早かった
3回目はさすがに仕事をしている場合ではないだろう、と10日間休みを入れた
退院の朝…放射線医Sの診察が有った
触診と目診…目診ってどうするかわかりますか?
小さいんだとは思うのだけど鏡を入れるらしいのね…私の場合は診察時癌の位置が膣の上になるから中々見えない
だから見つけるのも大変だった訳で…
めちゃくちゃ痛いのね…
まして放射線やけどや器具を入れてた訳だから…
子宮頚がんだけの場合は麻酔もかけず…凄い痛いらしい…
今もそうかはわかりませんが…
あと1回…頑張るぞ〜…
そんな事を思いながら病院を後にした