私が見たものをあなたにも見せたい。月日が経って季節が変わっても、これは世界へのラブレター。
折れそうになっても、風がいけないんじゃない。
自分が弱いだけです。
野原の一部になった私。
眼
足
髪
心臓
ここだけじゃない。
どこの野原にも私はいます。
「おいおい、なんでそんなに青くなってるんだよ」
「恐いんだよー」
「何が?」
「これだよ、コレ…」
「ち、注意が必要なのか!?」
「奴らスゴイらしいよ」
「じゃあ、見張ってるしかないな」
「うん、ここに居る以上それしかないね」
「ホントはもうウシ年は終わったんだけどねー」
「ま、オマケのご奉公だな」
「鏡にも映っているしね」