小出裕章「反原発、反権力。」- 2014.10.09(その3)
<福島原発事故>当時5歳が甲状腺がんの疑い (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
>東京電力福島第1原発事故の影響を調べる福島県の「県民健康調査」検討委員会は6日、事故当時5歳の1人が甲状腺がんかその疑いがあると明らかにした。甲状腺がん発生で放射線の影響が考えにくいとする理由の一つに5歳以下の診断例がないことが挙げられており、同委は「(影響が考えにくいとする)論拠を変更する必要はない。これからどれくらい出てくるか検証する」としている。
福島県によると、放射線への感受性は大人より子どもの方が高く、チェルノブイリ事故では、当時5歳以下でも甲状腺がんが多発していたという。
>これまで5歳以下の診断例がないことなどから、検討委が1巡目の結果に基づいて作成した今年3月の中間まとめでは、甲状腺がんの発生について、放射線の影響は「考えにくい」としていた。
>甲状腺がん発生で放射線の影響が考えにくいとする理由の一つに5歳以下の診断例がないことが挙げられており、
つまり、「5歳以下の診断例がないから放射能の影響は考えにくい」と言っていたわけですね。
これも酷い理屈ですね。
しかし、それも5歳児の発症でその根拠が崩れた訳ですね。
今回で、30人もの福島県の子どもが甲状腺がんが確定した時点で異常だと思いますけどね。
「異常でない」というのであれば、全国の18歳以下の子どもを調査すればいいと思うんですけどね。
■今回で甲状腺がん確定の子どもが倍増した。
【16人から30人へ倍増!?】甲状腺がん、30人に増加=18歳以下検査2巡目―福島県
■原発の恐ろしいところは・・・。
原発の恐ろしいところは、事故で放射能の影響が出ようが、国は責任を認めないので十分な対策や補償が受けられないし、安全性も高められることがない。推進派の原子力技術協会最高顧問の石川迪夫氏なんて「(地震がなくても)常に原発から海に放射能が漏れてる」と堂々とテレビで発言されているほど。
■2007年のテレビで石川迪夫氏が発言。
【衝撃!常に放射能が海に漏れてる発言!?】報道2001 中越沖地震でわかった原発の安全性は?柏崎市長 - ぽぽんぷぐにゃん
>今、報道2001見てますと「常に原発から海に放射能が漏れてる」発言を日本原子力技術協会の石川迪夫理事長がしてましたが、これは衝撃的ですね。いいのか放射能漏れ。
(twicas)沖縄県議選、大勝利!- 2016.06.05
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(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2016年6月2日(木)