佐賀県知事選情勢「樋渡氏先行、山口氏急追」について。- 2015.01.01
保守分裂の様相、自民必死の応援…佐賀知事選 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
>自民党が、来年1月11日投開票の佐賀県知事選で異例の応援態勢をとろうとしている。
保守分裂の様相となり、情勢が厳しいとみていることに加え、安倍内閣が推進する農協改革、原発再稼働といった重要政策の推進に影響を与えかねないためだ。
自民党の谷垣幹事長は30日の党総務会で、「佐賀県知事選は保守分裂状態になっているが、勝利を目指していきたい」と強調した。
>自民党の支持団体の「佐賀県農政協議会」(県農政協)は今回、樋渡氏の姿勢に反発し、無所属で出馬した元総務官僚の山口祥義氏を推薦し、支援体制を取っている。農協改革や環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の推進に不満があるとみられている。自民党の一部県議も「支持者に農業関係者が多いので、山口氏を支援する」と県農政協に歩調を合わせている。
自民党の危機感は強く、28日には菅官房長官が佐賀県入りし、「安倍政権は農業について様々な改革を行い、付加価値をつける」と訴えた。佐賀県知事選で敗れ、農業票の離反が鮮明になり、来春の統一地方選で追随するケースが出ることを恐れている。年明けには稲田政調会長も応援に入る予定だ。
知事選では、九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の再稼働の是非も争点となっており、全国の原発の再稼働論議への影響も懸念している。
■島谷氏がオスプレイ、原発再稼動に反対。
オスプレイ、原発賛否割れる 県知事選立候補者アンケート|佐賀新聞LiVE
>オスプレイ配備計画では、飯盛良隆候補が九州西岸部の防衛を理由に「賛成」し、樋渡啓祐候補は「条件付き賛成」と回答した。山口祥義候補は「どちらともいえない」と賛否を明確にせず、島谷幸宏候補は「軍事基地化の可能性が高い」として反対の姿勢を鮮明にした。
ただ、樋渡、山口両氏とも、受け入れ諾否の判断基準として、地元の理解とともに、「佐賀空港発展への支障の有無」や「県民の安全安心確保」という古川康前知事が出していた条件を踏襲する考えを示した。
玄海原発再稼働では、飯盛、樋渡、山口の3氏が、条件付きを含めて「賛成」の立場で、島谷氏は「安全性が担保されない」を理由に挙げ反対した。容認姿勢の樋渡、山口両氏は、原子力規制委員会が安全性を確認し、住民の理解が得られることを前提とする考えは一致している。
>保守分裂の様相となり、情勢が厳しいとみていることに加え
樋渡陣営(自民本部)が「情勢が厳しい」と見ていることにまず驚きましたね。
それでいて、菅官房長官だけでなく谷垣氏や稲田朋美の幹部らも投入しようとしているわけですから、よほど危ないのだと思います。
大接戦どころかすでに山口氏に抜かれている可能性も考えられますね、この慌てぶりでは。
もちろん、山口氏に佐賀自民、県農政協、そして民主党を支持する連合までもがついたことが大きいと思います。
が、もう一つ考えられるのは、島谷氏が樋渡氏の票を「食ってる」のではないかという事。
島谷氏が勝つ見込みは低いと思うのですが、オスプレイ反対、原発再稼動に反対という事で、意外と票を取ると思いますね。
嘉田由紀子元滋賀県知事が島谷氏の応援にも回ってるようで、そういうこともあって意外と票を取るのでは。
つまり、島谷氏が樋渡氏の票を削り、それによって組織票のある山口氏が有利になってくるという事ですね。
だから、自民本部と樋渡陣営が焦っていると。
・・・と、そんな風に思いましたね。
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(twicas)みなさんと今年を振り返る。- 2014.12.30
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(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2014年12月31日(水)
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