私は地域の福祉ボランティアをしています。
活動のひとつとして、月1回の買い物ツアー
というものがあります。
独り暮らしで86歳のA男さんは、毎回
楽しみにしてくれています。
役員とも顔馴染みになり、私も楽しく
買い物のお手伝いをしていました。
そんなA男さん
先月会ったときはとても元気だったのに。
今日お顔を見に行ったら、元気もなく
立っているのがやっとで、言葉も発せず
全く生気を感じさせないのです。
施設の職員とお会いできたので話を聞くと、
自炊することもできなくなり毎日、
ディサービスを利用しているとのこと。
施設の車に乗せられていくA男さんは、
とても小さくなり寂しそうで・・・
胸が痛くなり哀しくなりました。
歳を重ねるということは、こんなにも
急激に弱っていくものなの?
そんな切ない気持ちの夜、友人からの電話は
余命を宣告された旦那様の話。
泣きたい気持ちを抑えて話している様子が
手に取るようにわかり、なんと言って
いいのやら言葉がでません。
ただじっと聞いてあげるだけの私~
いつも通り普通に接していく・・・と
言っていたけど。
この年末に来て、切なすぎる話ばかりで、
人生の終焉?
ただ茫然としている私。
今日が一番若い!
いま生かされている今日に、感謝の気持ち
しかない一日でした。
今の私になにができるのかな?
ボーッと生きていくのはもったいなく
感じるけども、それも私かな?
レトロになってしまったが、まだまだ
頑張りまっせ!!と言っているような車。
私と同じだね。