ゆるりと日々是好日の記

シニア女子の独り言。日常のあれこれを綴ってみようと思います。

父の文集

2021-08-12 12:21:22 | 日記

本日の断捨離は、書類や写真の整理とやり始めました。

う〜ん。いらない書類がたまるもんだなとサクサク処分。

少しスッキリ感の私。

 

そこに、亡き父が残した文集がありこれも処分しようと

思いながらも、パラパラめくってみました。

退職後は、回想や詩、俳句など作っては私たち姉弟や親戚に配って

自己満足の父でした。

本人は遺書のつもりだったのでしょうが、私などは「また作ったの?」

と、ろくに見もしないままでしまい込んでいました。

 

伝記風に幼いころから、戦争体験、一文無しから事業をおこした

頑張りの様子が事細かに書いてあります。

よくこんなにも記憶しているもんだな・・・と感心です。

 

身体の弱かった父は子供の頃に、赤痢・腸チフス・肺の病気・

バイクでの交通事故等々・・・・と様々な病気など

体験してきて、生きてきたのが不思議なくらいでした。

 

もっともその時に、亡くなっていたら今の私は

存在しない訳ですのですからね。父に感謝です。

 

教育熱心で、勉強やしつけには厳しい父は子供の頃の

姉弟たちにとっては、少々けむたい存在でした。

 

しかし、病弱だった父はひたすら勉学に励んでそれなりの

地位までなった。努力することの大切さを教えたかったのかも。

姉弟の誰一人として、父の血をひいていなくて申し訳ないですね。

 

父が、文集を書いたころの年齢に近づきつつある私。

今になってみると、父の気持ちが少し分かるようなきがします

 

奇しくも、明日からお盆の入り。

父が、思い出して欲しい・・・と文集に手を伸ばさせたのかな?

いっぱいの想い出ありがとう。

文集は、ずっと手元に置いておきますね。

 

伝記・俳句・詩・書道・絵画が詰った文集。

どれもたけていた父だが、どれ一つ私に残してくれなかった(笑)

 

 


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