Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

今年もありがとうございました。

2010-12-31 18:09:29 | Weblog
最近は、やはりグランツーリスモ5ばかりやってまして、ここの更新が滞っています。

では、グランツーリスモはどのくらいやったのかというと、実はこちらも微妙w

なにしろ、毎週休みの前の日の夜は飲み会、というケジュールがずっと続いていたわけなのです。


さて、M-1について。
今年で終わりだということで。

ちょうど、自分の中でもM-1に対する期待というか、楽しみ度が一昨年くらいから落ちてきていました。
たぶん、多くの人にとってもそれは同じで、主催者側もそれを敏感に感じ取ったんだろうな、と思います。

なんか、出場者たちのM-1にかける思いみたいなものが強すぎるからなのか、あまり面白くなくなっていましたよね・・・。
皆びびっちゃってるようでした。
それでいて、M-1の優勝者が必ずしもブレークせず、むしろ優勝者よりも面白かったのでは?と思わせるような出場者がブレークしていくような、ねじれも生じていた。


そんななかで行われた今回のM-1でしたが、

基本的に皆面白かったと思うんです。
だから、良かったんです。

個人的には、笑い飯をずっと応援してきました。
2003年のM-1の伝説の漫才は、人生で一番笑った漫才だった。
2003年は、優勝したフットボールアワーより絶対に面白かった。

それ以来、優勝を逃し続けてきたわけですが、2010年の最後のM-1で優勝。
これも何だか出来すぎているようにも思うんだけど、でもまぁ面白かったですからね。

スリムクラブも面白かった。
あれはハマる面白さですよね。

ジャルジャルは、ジャルジャルをはじめて面白いと思えました(上からw)
あれなら好きですw

ハライチはもともと好きです。
でも、もっとムチャな振りをしてほしかったね。

パンクブーブーはさすがって感じですよね。


憤りを隠せないのが、ピースです。
彼らはクソつまらない漫才をしましたw
そのこと自体は、いいと思うのです。
でも、いま押しも押されぬ人気のピースを、むりやりでもテレビに長く映しておきたい。
そんな理由でとしか思えない、高得点をもらいました。
会場もお茶の間もウケてないのに、です。
暫定3位に入って、もし最後のパンクブーブーに抜かれなければ最終決戦に行きそうだったのです。

おかしいのです。
そう考えると、出場順も、ピースが最後。
これだってあやしいし、そもそも決勝に出場したことさえあやしいのです。

ピースが嫌いなんじゃなくて、最近どの番組をみてもピースが出てくる狂乱ぶりに嫌気がさしているのです。





そんな感じで、年末年始の休みにはいって。

会社のいつもの同期のメンバーで、登別温泉にいってきました。
第一滝本館といえば、登別温泉発祥の宿とも言える老舗で、お風呂の種類も多くて豪華で、全国放送のテレビでもよく出てくるホテルです。
かつて、小学生の頃に行ったことがありました。
たぶん、それ以来で行ってきたわけですが。

わからん、最近の温泉ホテルとか観光業界の事情はわからん。
勝手なことを言うことになるけど、

言わしてもらうとすれば、


まー、落ちたな、と;


わからんよ。
わからんですよ。

前に行ったのが小学生の頃ですから、以前がどうだったかはわからない。

言いたいのは、ご飯のことです。(接客応対とか、お風呂の豪華さは良いのです。)
食べ放題のバイキングで、食べれるものがないのです;
食べれる味のものがないのです。

酢豚が好きです。
コンビニの惣菜の酢豚でさえ、おいしいと感じます。
なのに、俺はこの日、酢豚を嫌いになりかけました。
片栗粉の味しかしない酢豚が、この世に存在することと、それが存在した場合にどれほどの不味さになるか。
これを体験させてくれました。

そのような斬新な味のものがバイキング形式で食べ放題w
がっかりしました。


ふだんから、我々はたまに温泉に行き、そのときはいつも食事宿泊込みで8000円とか7000円とか、そういう破格のセットプランで泊まってきます。
でも、そんなときだって、ご飯に大きな不満を抱いたことはなかった。
べつに豪華な料理を期待するんじゃない。
ただただ普通に、コンビニ弁当がそうであるように、普通に食べて普通においしい味がしていれば、それで満足なのです。俺らなんて。

今回はしかも、同期H君の提案で、たまにはすこし良いところ泊まろう、ってことで値段だって1.5倍以上かけて行ったのに、これだもんなー。


見渡すとアジアの観光客がたくさん居た。
きっとそれはどこのホテル、どこの地域でも同じだろう。
海外からの、安いパック旅行を大量に受け入れて、質より量で勝負する方針なのだろう。

そんな想像をしてしまった。
ゲームコーナーを見てみると、もしかしたら俺が小学生のときに来たときのまんまなんじゃね?と思える古い機種たち。

たしかに、最近は客層も高齢化して、ゲームコーナーなんてほとんど儲からないのかも知れない。

でも、やっぱり、何年かに一度新しくしようやw
いくらリピーターとなる客だって、毎年毎年は来ないかもしれない。
3年ぶりに来た客が見て、(まぁゲームの機種を気にするやつも居ないかもしれないけど)、でも風呂とかもいつまでも改装されないようだったら、

やっぱりなんだか新鮮味を感じないですよね。



さて、ここに泊まったとき、バイキングでそれでも一応はお腹いっぱいになるまで食べて部屋に戻ったわけですが、それでもやっぱりマトモなものを食べたい、と思い、夜な夜な寒いなかをセブンイレブンまで歩いて、ごはんを買いにいきました。
で、カレーを買って食ったわけですw

それ以来、完全に満腹中枢がやられた。
食っても食っても、まだ食いたいってなるのです。

いつも年末年始はこうなるんですけど。

さっきも4時頃、蕎麦屋で、そばと丼ぶりごはんを食べてきたのに、いま7時で、これから晩御飯。
もうお腹が空いています。
基本小食気味のsakubunにしてみると、異常なのです。



今年最後の更新(たぶん)は、こんな話題でした。
今年もありがとうございました。





仕事納めた

2010-12-28 11:30:39 | Weblog
今日から年末年始の休み。

今日は、泊まりで登別温泉に行ってきます。

部屋も散らかってるから掃除しなきゃならないし、年賀状終わらないし、
毎晩飲み会の予定が入ってるし、

やべーな、GT5出来ないw


今夜は明石家サンタを見るかGT5をするか贅沢な悩みをかかえていますが何か

2010-12-24 15:21:36 | Weblog

吹雪だったり、すすきのに行ったりの写真。


11月2週目くらいから、毎週連続でススキノで飲んでる。

飲むことを控えようとする気持ちはあるけれど、最近はどれも会社の忘年会だとかで仕方のないイベントが発生してのことだから、やむをえない。
それに、会社関連のこととなると、出費もいくらか抑えられるから、まいっか。


毎週毎週飲んで騒いでるけど、12月24日はノープラン。
べつに良くね?w
12月24日にあらためて認識するまでもなく、さびしい人間というのは365日さびしいのだw
べつにいいもんね。

今年の年末年始はグランツーリスモがあるから。

しかもオンライン。




いやまじで。。。

オンラインゲームってのをしたことがほとんど無かったわけだけど、

これやってると、夜中の寝る間際の時間まで、友達とゲームで対戦できたり、会話したり。

すごくね?


もう、友達いらなくね?w
友達は要るけど、会う必要なくね?

放送大学みたいなやつの、その友達バージョン。
たまにだけ会えばいい、みたいな。

おっかない時代ですね。
便利だけど恐ろしい。


ただ、いち小市民の俺が、グランツーリスモ5を買っただけで、そこまでのことを思い巡らす必要もないのだろうな。


で、グランツーリスモですが。
ここのブログでもリンク張らせていただいている方々と、オンラインで遊んでもらいました。
もっとうまくなりたいです。

やっぱり、ハンドルのコントローラがほしい。
普通のコントローラだと、微調整が難しい。
たとえば、フルブレーキのあと、徐々にブレーキを緩めながら、それに応じてステアリングを切り込んでいく、などという繊細な操作は、俺の指先はできません・・・;
(ハンドルコントローラなら出来るかっていうと、それも自信はないのだけど)

先日からは、オンライン対戦でも賞金がもらえるようになったので、オンラインで遊んでるうちに勝ったり負けたりして、
オカネだけは余裕で俺のリアルの預金残高を超えていくわけですがw
ライセンスはまだまだ、国内A級を取っただけに過ぎません。
どうしても、いちいちゴールドを目指してしまいますね。

部屋を片付けられないB型のくせに、こういうところだけなぜか綺麗にそろってないと次にいけない、っていう気質が出るんです。
とりあえずゲームを進行させるためにはブロンズでもどんどん次に進んで、より多くのレースに出場するほうが効率的だとは分かっているのですが・・・。

技術が低いので、ライセンスを通して技術向上を目指したい意味もあって、ゴールドでクリアしたいというのもあるんです。




まじめかw



どんだけ。







ついになのです

2010-12-18 01:39:41 | Weblog
ついに、PS3を買って、GT5デビューをしたわけなのです。

面白いですね。


っていうか、まず、PS3をちゃんとやるのもはじめてw
で、買ったばかりの三菱のディスプレーを使うのもはじめて。

それで、満を持して登場のGT5。

こないだまで、ブラウン管の14インチテレビでPS2をやっていたのだから、そりゃもう現代のゲームの画質の良さに感動しまくり、というものです。

正直、GT4でもかなり綺麗だと思ったものですよね。

GT5になると、もう本当に実際の画像や映像と見間違うほど、っていうのも大げさじゃない。
車の角度や光の加減によって、本当に見分けが付かないように思う瞬間があります。



ところで、買ってきて最初にPS3を繋いだときは、映像は写るものの、音声が出なくて、焦りました。

ディスプレーもPS3も、HDMIコードも、全部買ってきてはじめて使うわけだから、こちらの設定方法が悪いのか、あるいはいずれかが不良品なのか、まったくわからず、初日は何も出来ませんでした。

ただ、居間のテレビと接続すると音は出たので、勝手な判断として、HDMIコードが最新の液晶ディスプレーに追いついてないのだ、と推測。

翌日、仕事帰りに電機店をハシゴして、この症状を店員に伝えて相談したわけだけど、いずれの店でも「HDMIコードによって、そのような違いは考えられない」「モニターにスピーカーが付いていないのでしょう」などという、寂しい返答だった。

心もとなく思いながらも、PC用の有名メーカーの「新規格対応」のラベルの貼られたコードを買って帰った。


繋いだら、案の定、音が出た;


ほら!
あいつらめ!


と、思いながらも、ニヤニヤして、ついに本当にPS3が繋がったわけです。





さて、まだまだちょっとしかプレイしてないのですが。
とりあえず、一番最初のライセンスだけ取得しました。
中古のEG6のシビックを買いました。
オンラインを試したくて、誰かの知らないレースに、ノーマルのシビックのまま出場しました。
無論、クソミソに負けました。


ちょっとやってみて。

どうやら、挙動がすこぶるマイルドになってる。
GT4でさえ、マイルドになったと言われていたけど、さらにそれが進んだ。
なんだか、リッジレーサー的。

でもまだ、パワーのない車しか乗れてないから、それも関係するのかも。
ハイパワーな車なら、また違った味になるのかも。


自分が走ったリプレイを切り取って写真に撮れるフォトモードでは、望遠で寄せるのに制限がかかるようになった。
あまり寄せて撮れない。
これは残念だ。

GT4では、小さなエンブレムをアップにするくらいまで寄せれた。
たしかに、そのレベルまで寄せると、カクカクしたポリゴン感も見て取れたけど、それ以上にエンブレムまで作りこまれていることに感動さえした。

たしょう画質が荒くなるとしても、自由に寄せさせてほしかったなぁ。


あと、今回からタイヤ痕が出るようになったとか。
そういえばいままで無かったな。

むしろ意外。
タイヤ痕が残るというレースゲームなら、プレステ時代からあったはずだから。



さ、ちょっと気になるところを書いてみたわけだけど、基本としては本当に良く出来ている。
ステアリングコントローラー本当に欲しいわ。


近況

2010-12-14 23:22:37 | Weblog
最近は、ちょっとおしゃれぶってスープカレーに行ったり、



雪が積もったのでロードスターで繰り出したり、

してます。


妹が婚約者を家に連れてきたわけですが;
その人がしばらく泊まっているので、夜は一緒に飲んだり、休みは運転係を買って出て、買い物に連れていってかげたりしてます;


それはそれで楽しいことなので良いんだけど、


そういうわけでPS3買うタイミングが無いw
買っても、やる時間が無いだろな;




っていうかさ、話は変わるけど、朝から晩まで市川海老蔵ネタもういいわ;
見飽きた。

とりあえず海老蔵は、罰として、頭を丸めればいいと思うんですよねw
で、灰皿を両手に持って、パチパチやってみればいいと思うんです。


あと、関係ないんだけど、モーニング娘。って、今や過去の人々みたくなってるから、現役メンバーはAKB48に入れてもらえばいいと思った。

AKBの人気ない5人をハブいて、モー娘。の5人だか6人を入れたら、48人全体のレベルも上がって、良いんじゃない?
知らんけど。



もう去年の話だが、松坂大輔がアクエリアスのCMでこう言ってたんです。


「子供の頃から僕はアクエリアス派。おいしいし、僕にはベストな水分補給だから。」



この日本語の意味、俺にはよくわからんかったw
アクエリアス派である理由がまったく見えてこんww
なぜベストなのかを言えやw




あー、揚げ足とりまくった。


寝る。

ようやく

2010-12-09 01:21:12 | クルマ
買った;


とりあえず、23インチのフルHD液晶ディスプレーを買った。

これで自分の部屋でも綺麗な画面でPS3が出来るだろうb

23インチじゃ小さいかな;

でも、ディスプレーとしては大きめの23インチで、フルHDで、MITSUBISHI製で2万円は安いと思った。


ただ、PS3本体がまだ無いんですw
今度の休みに買おう。


あーあ、初回限定版ではなくなってしまったw

でもこれで、年末年始はこればっかやりそう・・・
昼はコレ。
夜は飲んだくれ。
そんなふうになりそうだな。

リーフ

2010-12-05 00:24:24 | Weblog
日産の電気自動車リーフの発売が間もなくだ。

本格的な量産型電気自動車としては、世界初のモデルとなる。


どのくらい売れるんだろう。

EVの本格的な普及にはまだしばらくかかる、だとか、
いろいろ言われるけど、

思い返せば1997年に初代プリウスが発売されたときだって、
あんなのは特殊なクルマで普及はしない、って感じで見ていた。

ところが、発売以降コンスタントに台数が増え続けて、あれよあれよと普及していって、今に至る。


リーフも、案外そんな風にうまく台数を増やすかも知れない。


ただし、自動車の未来の中期的な展望を想像して、必ずしも全てのクルマが、「ガソリン→ハイブリッド→電気」の道を辿っていくわけでもないと思う。

悪路や過酷な天候の中を走るタイプのオフロード車には、やはりガソリンエンジン(ディーゼルエンジン)のクルマが信頼され続けるだろうし、

北海道なんかでは連続航行距離も長いし、今後もガソリンエンジンやハイブリッド車が重視されるだろうと思う。


それぞれに得意なシーンが当然違うから、車のタイプによってそれぞれ違ったエコ性能を持って棲み分けるようになるのではないだろうか。

でも実際にそんなふうになっていくと、消費者(とくに車に疎い人)は、車選びが複雑になってしまって、困るだろうな。


今だって、すでにその車種がハイブリッドカーなのか何なのか、わかってない人も多くて、たとえばカーセンサーのサイトなんかでは車の諸元一覧の中にハイブリッドか否かを示す項目まである。

なんだかねぇ・・・



さて、リーフだけど、電気自動車である以外にはメカニズム的にはティーダクラスに匹敵するようだ。
全幅こそ1700mmを超えるけど、全長は4mちょっと。

ティーダよりは少し大きく、アクセラやインプレッサより小さい。

サスペンションは前ストラット、後トーションビームだから、コンパクトカーとして一般的なものだ。

ブレーキは前後ともベンチレーテッドディスク。
後ろもベンチレーテッドディスクとは贅沢だけど、これは車重が1500kgを越えるからその対策だろうか。


動力性能として、
最高出力は80kw(109馬力)。このクラスの車としては、ガソリン車の感覚でいうと普通。
重さが1500kgを越えるなら、ぜんぜん足りない。

ところが、その80Kw(109馬力)というのは2730~9800回転まで持続するものだから、低速のトルクが極めて高い。
事実、トルクは最大280Nmで、これが0~2730回転まで。
最大トルクの数値だけで言えば、これは2500ccから3000ccクラスのガソリンエンジン車に匹敵する。

ただし、回転するのはピストンエンジンじゃなくて、電気モーターなのだから、2730回転が、低回転域というものなのか、いまいちピンとこない。

2730回転という、細かい数値が謎だけど、馬力もトルクも最大になるこの回転域は、なかなかすごい加速なのかも知れない。

タイヤは、205/55R16というサイズ。大きくて、扁平で、太い。
これは、デザイン上の意味でっていう浅はかな理由なのか。
それとも、電気自動車としてのフラットで独特な乗り心地を演出するためなのか、

あるいは、本当にかなりの加速力を持っていてそれを受け止めるためなのか。。。



結構興味深いですね。
一度、乗ってみたいです。






藤田太陽

2010-12-02 00:46:56 | Weblog
昨日は家の近くにテレビの中継車がたくさん来てるな、と思ったら、陸上の福島千里が凱旋して記者会見をしているところをテレビでみた。

彼女の所属している専門学校というのは、本当にここからすぐ近くなんですよね。
出身高校もここから近くで、俺と同じなのです。
ちょっとした自慢になりますねw
こんな寒い田舎の町から、世界を舞台に記録を残す人が輩出されるなんて、すごいことです。



ところで、6月5日にも書いたことだけど。

俺は、やはり結婚に対する考え方が古いのかな・・・。

結婚が決まるより先に妊娠が発覚することに対する、俺の考えはあくまでも厳しいものだ。
なにより、そんな順序で結婚していくことが、社会的な風潮(トレンド)として定着していること自体に、嫌悪感を覚える。


恋愛なんていうのは、たいがいは若い男女によって繰り広げられるものだ。
冷静ではいられなかったり、若さゆえの行動もときには見られるだろう。
三角関係だとか、友達の彼女を奪って、とか、そういうことも起こるだろうと思う。
付き合う付き合わないの前に、身体の関係に及ぶことだって、そんな過ちの一度や二度くらい、あるだろうと思う。

だから、そういう意味で言って、別に俺はかたくなに古来の生真面目な考えを、持ち合わせているわけではない。




ただし、先に妊娠する結婚というのは、人の命がひとつ生まれてくる話になってくるのだ。
事の重要性がぜんぜん違ってくる。
若気の至りだとか言う理由で失敗がゆるされるわけではない。
かならず成功して、子供を幸せにしなければならない。

そのためには、ギャンブルすぎる気がしてならない。



でも、もっと俺を深刻に悩ませるのは、もし自分の兄弟だとか、仲の良い友達だとか、将来自分の子供だとかが、こんなふうに妊娠がわかったことに起因した結婚をすると言って来たときに、ちゃんと心から、まずは妊娠おめでとう、と言えるだろうか、ということなのだ。

だって、子供が出来たこと自体はめでたいことで、このことについては他の諸問題は関係なく、無条件に祝福されるべきことのはずなのだ。

ただ、それとは別に、なぜ順序が逆なんだ、という憤りが当然発生する。
このときに、この憤りをどう処理するべきなのか。

一定の祝福のあとに、しかし順序が逆ではないか、と問い詰めるべきなのか。
俺にはわからない。
そんなことしたら、あたかも全否定してるように受け取られかねない。
全否定ではないのだ。子供が出来たことは素晴らしいことのはずなのだ。

わけて考えるはずなのに、同時に発表されるから、それが出来ない。
ややこしいものだ。


俺が考えが古いのだろうか、と、少し本当にそう考えてしまう。

でも、人類は何千年の有史の中で、たいていの国、たいていの時代、たいていの文化の中で、結婚してから子供を産む、という慣習が自然と行われてきた。
何千年も続いてきたことが、ここ10年程度のトレンドに伴って、古いとか言われるような話ではないはずなのだ。
そんな風に新しいトレンドが更新されていく種類の話ではない。
ファッションやゲームでは無いんだぜ。



一方で、思う。
1950年代にはすでに石原裕次郎が太陽族とか言われていた。
映画「太陽の季節」は、夏休みに海で知り合った女の子を妊娠させてしまう話だったんじゃなかったっけ?
映画(原作は小説)では、結局妊娠した女の子は、中絶手術に失敗して死ぬ。

この映画は当時、賛否両論あったそうだけど、とにかく1950年代にはすでにこういう若者がいて、それを問題視する向きがあったということなのだろう。


だとすると、こういうのは、考えが古いだとか新しいとかいう分け方がされるものではないのかな。
人それぞれ考え方の違いってことで落ち着くのだろうか。

たしかに、俺は古い考えと言ったって、そのほかの私生活のなかで、とくに「温故知新」のような精神を持っているわけでもなんでもない。



ただ、不安なのだ。
純粋に子供が出来たことを祝福してあげられるかどうか。




まじめな話を書いてしまった