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ここ1週間くらいで、だいぶ涼しくなってきました。
日中は暑くても、夜はいっきに涼しくなるもんね。
ただし、こういう会話って普通8月後半にすることのような気がするが。。。
巨人が優勝しました。
今年の巨人は強かった!
このように強いチームであれば、たとえ憎き巨人と言え、素直におめでとうって気持ちになる。
ベテランと補強組と、若手のバランスが異常なまでに完璧で、気持ちがいいくらいだった。
高橋由信の活躍もうれしいし、シーズン後半で矢野謙次や亀井が戻ってきたのもうれしかった。
俺はいつの間にか、巨人が好きなのかも知れないw
そんなことは決してないが、
選手一人ひとりは、好きな選手が多い。
原監督も、育てるのが上手だ。
阪神は、おそらく数年間は強くなれなそうだな。
福留と西岡の獲得に動いてるそうで、もう頭おかしすぎてヘドが出る。
ブラゼル捨てて、福留獲るとか、
ただの下手な人のマージャンでしょwww
いらねーやつ揃うだけだわ。(福留自体は、最低限の働きはするかもしれないが、下が育たず未来は明るくない)
さて、先日の「怒り新党」のコーナー「新三大〇〇」が伊藤智仁で、まじで泣きそうになった。
悲運の投手、伊藤智仁。
あまりに感動して、翌日もYoutubeで見直したら、今度は本当に涙が出た。
Youtubeは消されたので、かわりにまとめ掲示板。
ケガに泣いて、満足に活躍できないで終わった選手、と言えばそれまでだが、
活躍した期間の輝きが強烈すぎて、人々の脳裏から離れない。
改めて知ったけど、
ルーキーイヤーは、前半戦だけで7勝4敗で、途中でケガしてシーズン後半は棒に振るのに、新人王。
防御率が、脅威の0.91!!!
当時の、ドーム球場は東京ドームだけ、広島市民球場のナゴヤ球場もある、しかも本拠地は一番狭い神宮球場という、投手不利な環境で、
あと23イニング投げれば規定投球回数に達していたというのだから、その防御率は驚異的と言わざるを得ない。
酷使されまくったのも要因だろうけど、もともと爆弾をかかえた肩だったのだろう。
とにかく高速スライダーは、すばらしいキレ。
ストレートは、むしろ上空に上がっていくのではないかさえ思えるノビ。
96年にケガから復活。96年と97年には、ストッパーとしても活躍。
とくに97年は、不振の高津に変わってストッパーとして7勝19セーブを上げ、ヤクルトは稲葉や宮本、ホージーの活躍で優勝を果たす。
きっと、この年が、伊藤にとって最高の成績と言えるのだろう。
その後はケガと手術の連続で、2003年に引退。
その2軍戦での最後の投球が、切ないったら無い。
ストレートは最速109km/hって、俺でも投げれちゃう程度のスピード・・・
引退を悟っているファンの「お疲れ様」の掛け声の中、交代されてベンチに退くシーンには、全米が泣いたレベルの感動。
あれだけの球を投げて、防御率で、結局ケガに泣かされて、一度も10勝したシーズンが無い。
不思議なものです。
これといって華がないのに、淡々と毎シーズンを先発ローテーションを守って、
10年以上1軍で、それなりに活躍しつづける選手も居れば、
こんな風に、あまりにも短い期間を、鮮烈な印象だけ残して散っていく選手も居る。
プロ野球って、不思議で、残酷で、奥深くて、素晴らしいものですね。