～仕事帰りの昆虫採集～ ペット急増

～仕事帰りに樹液場へ～
いつもより仕事が早く終わった。まだ少し体力に余裕があるし、明日は休みだ。
というわけで、先日友人が発見した採集スポットに向かうことに。


そのうち一緒に...とは話していたものの、いきなり呼び出すようなことをしても悪いかなと思い、誘わずに
行くことだけを伝えようとしたのだが、ちょうど付近にいたようで来てくれることに。
これは助かる。なぜって、夜の採集は"見えてはいけないモノ"が出そうで怖いから(臆病)


周辺で集合し現場へ。1本目の木は"ハズレの日"だったようでゴ〇ブリだらけ
あまりにもショッキングなのでモザイクをかけている。筆者はそうでもないが、人によっては恐ろしい光景だ。


別の木。ノコギリクワガタ数匹とカブトムシ 地元で野生個体を見るのは数年ぶりだ。
去年、だいぶ探し回ってもいなかったカブトムシが目の前に。こういった自然がこれ以上失われないと良いのだが...


少し前から迷っていたのだが、せっかくの機会。採集したオスと譲ってもらったメスを1匹ずつ飼育することに。
もう夜遅かったため、この日は仮のケースに入れておいた。

～セッティング～

朝からすっきりしない曇り空。昼寝をして眠気を飛ばしたらセッティング開始だ。
カブトムシの飼育となると、小学生の頃を思い出す。ケース内を清潔に保ち、水分と餌を切らさなければ知らない間
に産卵してくれるほど繁殖は簡単。


この子は小ぶり。カブトムシは脚力が強く、たまに引っかき傷ができることも。


メスのほうは、なんと一晩でゼリーを空っぽにしてしまった。今後、ゼリーの消費量が大変なことになりそうだ。


餌場を2つ設置。枯れ葉も敷いて自然に近い環境に。


ついでに他ケース内のメンテナンスと掃除もする。友人がくれたオオクワガタも最近は餌をよく食べて元気だ。


こちらもセット完了。いつでも産卵できるよう、朽ち木を埋めてある。


この子はコクワガタの小型個体。あまりの小ささに標本として保存したいと持ち帰ってきた。
コロさずに寿命を迎えてから針を刺す予定。


仕切り付きのケースに、同じく標本用のノコギリクワガタも一緒に飼育する。


相性の良いノコギリペアは仮セッティング。
毎晩それっぽい行動が見られ、うまく産卵まで持っていけそうな気がする。早めに朽ち木を買ってこないと。


コクワガタペア2組。この子たちも最終的には標本に。


さらにノコギリクワガタ2匹。まずい、もう飼育ケースがない。

～近所で捕れた大きな蛾～

買い物から帰宅中、何かが見えたので近寄って確認すると大きな蛾。エビガラスズメだ。
名前の通り、腹部にエビのような模様がある蛾で胴体は太くずっしりしている。近所では滅多に見かけない珍しい昆虫。


今日はこんなところで。最近は曇り時々大雨というイヤな天気が続いているが、少し腫れた時を狙って新たな採集スポット探し
の旅に出かけたいところ。今日も探索に出かけていた友人によれば河川敷が怪しいとのこと。

今年の採集目標としていたノコギリクワガタ、カブトムシは達成。次は前から標本にしたかったアオカナブンだ。
次の休みは少しだけでも晴れるといいな たまには晴れてくれ～