kenです・・kenです。
ヒロシではありません。
Kenのスヌーカーブログ第3弾です。
中国に行ってきた知人の話だと、ポケットお店の半分以上がスヌーカーテーブルだったらしいです。
スヌーカーは中国では、アメリカン・ドリームならぬチャイニーズ・ドリームらしいです。
スヌーカーのトップ・プロになれれば億万長者も夢ではないので、ビリヤードからスヌーカーに移行している選手が続出。
今では中国でも、いくつもの世界的なビッグトーナメントが開催されています。
会場入り口には、レッド・カーペットが敷かれ、入場する選手はハリウッドのスターのようです。
今回は、中国でのスヌーカーのスターであるDing Junhui選手を紹介します。
ディン選手は15歳で、アマチュア世界スヌーカー・チャンピオンシップで優勝。
16歳で、スヌーカーのプロ入り。2年後の18歳の時に決勝でステファン・ヘンドリーを破り、大きなトーナメントの一つであるChina Open(2005)で優勝しております。
その時の試合は世界中で1億1千万人がテレビで観戦。
まさに中国のスーパースターです。日本のプロ野球でいうと、大リーグで最初に日本人で活躍した野茂選手的存在です。
彼のスヌーカー選手の夢147(ビリヤードでいう、ますわり)のシーンです。
公式試合中に147を出すと、かなり高額なボーナス(約1500万円以上)が支給されます。
147とは・・
スヌーカーのルールは最初は赤ボール、次に赤以外のボールを交互に入れていかなけばいけません。赤ボールは戻しません。
赤ボールが全部なくなると、イエロー → グリーン → ブラウン → ブルー →
ピンク → ブラックという順番で入れていかないといけません。
赤1点、イエロー2点、グリーン3点、ブラウン4点、ブルー5点、ピンク6点、そして、
ブラックが7点です。
ますわりの最高得点をだすには、最初に赤、ブラックと交互に15個の赤ボールを沈めていかないといけないんです。赤の次はかならず、ブラックボールです。
観客の大半がイングランドの方だったんですが、すばらしいプレイには万国共通、拍手、そしてスタンディング・オーベイションでした。
残り3個から、相手の選手のJohn Higginsもニヤニヤ・スマイル。
最後にディン選手が見せるガッツポーズ、本当に嬉しそうでした。
公式戦での147・・・UK Championship・2008年の映像です。
約14分間の動画です。 ↓
Ding Junhui 147 UK Championship 2008