今回は、世界最速で、センチュリーブレイク(100点以上)を出した選手の紹介です。
どなただと思われますか? そりゃあ、ロニー・オサリバンでしょ。やっぱ。
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが・・・・・
ニックネームは、「ボス」・・・・・・そう、Tony Drago(トニー・ドラゴ)選手です。
最近では、ビリヤードの方面でも有名で、ビリヤードをやってる方の間でも認知度がある選手です。
★ Tony Drago
現在51歳(2013年時点)。マルタ共和国出身のやんちゃなボスです。
ラスベガスで開催されるビリヤードのヨーロッパ対アメリカの国際大会(Mosconi Cup)の試合で、ヨーロッパ・チームのメンバーとして活躍した年には、2007,2008と2度ヨーロッパ・チームを優勝に導いております。
ヨーロッパ・チームは全員がスヌーカー選手であります。
ちなみに過去の成績はヨーロッパ・チームが7勝4負、1引き分けです。
アメリカ・チームのStrickland選手と試合で喧嘩になりそうなシーンもありました。まさにボス。
また、2002年のB&H マスターズ・チャンピョンシップで、147(ビリヤードでいうところの最高得点マスワリ)達成しております。
とにかく、ロニーより打つのが早い。ほとんど、素振りなしです。
では、驚異的なスピードのセンチュリー・ブレイクをご覧下さい。
尚、対戦相手はジョン・ヒギンズです。若い!!若い時のジョン・ヒギンズもご覧いただけます。
(彼がセンチュリー・ブレイクに要した時間は3分です ↓)
おまけは、トニー・ドラゴ選手と仲がいい、ジミー・ホワイト選手のマキシマム・ブレイク147達成シーン(1992)です。
現在、51歳(2013年時点)です。
今は、ちょっとぽっちゃりのジミー選手ですが、この時はスマートです。
ニックネームは、Whirlwind、日本語訳だと「旋風」。まさしくアレックス・ヒギンズと同時期にスヌーカー界に旋風を起こした選手です。
6回も世界チャンピョンに王手をかけて、準優勝。
兄貴と慕うアレックス・ヒギンズとダブルスを組んで、スヌーカー・ワールド・ダブルス選手権で2度優勝しております。
イギリスで、ジミー・ホワイトを知らない年配の方はおそらく、いらっしゃらないかと思います。
では、ジミー・ホワイト選手の最高得点マスワリ(147)をご覧下さい。
もちろん、最後はすべての観客がスタンディング・オーベイション。盟友ドラゴとも抱擁です。
尚、対戦相手はトニー・ドラゴ選手でした。
(約10分間の動画です ↓)