スヌーカーのブログはじめました!

スヌーカーって実は、ビリヤードより競技人口が多いんです。

スヌーカープレイヤー。スヌーカーの名場面をご紹介します。

スヌーカーのブログ No23

2013-08-29 02:51:53 | Ronnie O'sullivan


スヌーカー界には、Legends(レジェンド)と言われている方が数人います。

レジェンド・・・・そう、伝説の男です・・・・・江頭2:50ではありません。(個人的には大好きですが)

スティーブ・ディビスを筆頭に、アレックス、ジミー・ホワイト、ヘンドリー、ロニー。
後々、トランプもスヌーカー界のレジェンドと呼ばれるようになるかもしれません。

私は、個人的にはアレックス・ヒギンズが大好きなのですが、客観的に判断いたしまして、真のレジェンドは、ロニー・オサリバン選手だと思います。 子供みたいな無邪気な部分もある、人間らしさを感じさせるプレイヤー、それでいて天才的なプレーも見せてくれる。応援しているサポーターも世界一多いです。

YouTubeでアップされているスヌーカーの動画の数でも、スヌーカープレイヤーの中ではロニーはダントツです。
試合に、ロニーが出ているとテレビの視聴率もアップします。

日本でも、スヌーカーを詳しくは知らないビリヤード選手でも、オサリバンという名前は聞いたことがあるという方がよくいらっしゃいます。

個性ある魅力的な人間性や、技術面などから、トータルで判断しますと、
ロニー・オサリバンは、真のレジェンドだと思います。



私は、玉突きをしない方でも、なんとなく見ていて楽しい動画を出来るだけ厳選して、ご紹介するようにしております。

海外のスヌーカー事情に関して言いますと、スヌーカーを実際にやらない方でも、テレビでのファンや、試合会場に足を運ぶファンの方も、びっくりするほど多くいらっしゃいます。

ですから、決して専門用語連発のマニアックなブログにならないように心がけて、連載しております。
正直、映像をご覧になられて、「なんだか、すごいなぁ~」と思っていただけるだけで十分です。
「長い棒で丸い玉を突付いて、そんな事ができるんだぁ~」と関心していただけるだけでも、十分です。

では、スヌーカー界のモーッアルトと言われているロニー・オサリバンです。
天才なのですが、子供じみたプレイもふざけてします。
まさに、魅力あるモーッアルトです。

※玉突きのルールでは、両足を地面から離して玉を打つとファールになります。
スヌーカーは赤ボールと、その他の色のボールを交互に入れていくゲームです。
  赤ボールは、ポケットに入れば、もう戻しません。赤が全部なくなるまでは、その 他のボールは所定の位置に戻します。

昔のロニーは、打つのもせっかちでした。審判は赤以外のボールを戻そうとするのですが、戻 る前に手玉(白い玉)を打ったりしてました。

それも観客にとっては見ていて面白いシーンなのです。

↓ 約5分間の動画です。





スヌーカーのブログ No22

2013-08-24 01:58:15 | Judd Trump


現在(Aug 24 2013)の時点での世界ランキング3位の、プレイボーイことJudd Trump選手の登場です。
トランプ選手ファンのみなさま、お待たせしました。

まずは、現在時点でのスヌーカー世界ランキングを、お知らせしましょう。

No1 Neil Robertson
2 Mark Selby
3 Judd Trump
4 Shaun Murphy
5 Stephen Maguire
6 John Higgins
7 Ricky Walden
8 Barry Hawkins
9 Mark Allen
10 Stuart Bingham です。

尚、11位が中国のDing選手です。

■ 最初にご紹介しますのは、最後のブラックのボールを入れるだけのシーンです。

ビリヤードでは最後の9番ボールです。

ビリヤードでは最後の9番は、思いっきり入れて、かっこよく決めようと思って外した経験があります。
まさしく、穴があれば入りたいといった心境でした。

スヌーカーでは大差で勝利が決まっている場合、最後にポットするブラック・ボールを多少ショーアップした形でショットすることがあります。
それは、選手が観客やテレビを見ている人達の為のサービスとして行うものです。

ただ、ラストボールを普通に入れないといった映像なんですが、見ていて楽しいものがあります。
簡単そうにやってますが、スヌーカーの台は、ビリヤードの台の約2倍の大きさ。
ポケットも狭く、かなり入りにくい構造となっております。

約2分間の動画です。↓



■ 続きまして、トランプ選手の、強引な引きのシーンの数々です。
  これでもか!という程、バックスピンかけまくりです。

約2分半の動画です。↓






スヌーカーのブログ No21

2013-08-12 20:08:29 | なぜ、スヌーカーの天才が生まれるのか
 


私のスヌーカーのブログをよく見ていただいている方から、「天才的なプレイヤーが登場するので、見ていて楽しいです」というコメントを戴いたことがあります。

確かに、天才としかいいようがないプレイを見せてくれるプレイヤーがたくさんいます。

★今回のテーマは、なぜ天才が生まれるのか?★ 



テレビに出てくるトップクラスの選手(プレミアリーグ・クラスの選手)は、みなさん天才で、四角いテーブルの中での曲芸師に近いと思います。
やはり、カー・レース界で言えばF1レーサークラスだと思います。

なぜ、天才が生まれるのか・・・・選手紹介をしながら説明させていただきたいと思います。

また、ロニーか?トランプか?はたまたネイル・ロバートソンか?ディンか?と思われそうですが、今回最初にご紹介しますのは、


 ■ Mark James Williams(マーク・ウィリアムス)選手です。

ウェールズ出身、1975年生まれ、2013年現在38歳です。
2000年、2003年のWorld Championです。
ニックネームは、「The Welsh Potting Machine」・・ウェールズのポッティング・マシーンです。

13歳の時に、センチュリーブレイク(総得点100点以上を出すこと)達成してます。
ということは、スヌーカーを始めたのは小学生の時だったのが容易に想像できます。
ひょっとしたら、幼稚園の時?はたまた、キューを持って生まれてきたのかもしれません。
ブラジルの子供たちが幼いころからボールを蹴っていたのと同じ状況です。

そこなんです。まさしく・・・・・

約4分間の動画です。↓




■ 次に紹介しますのは、Shaun Murphy(ショーン・マーフィー)選手です。

イングランド 1982生まれ、2013年現在31歳です。
2005年のWorld Championです。世界ランキング最高3位まで登りつめております。
ニックネームは、マジシャンです。

8歳の時にもらった父親からの誕生日プレゼントが、スヌーカーの台です。
プレゼントしてもらった2年後、10歳のときにセンチュリー・ブレイク達成です。
ちなみに、ロニーも10歳のときに、センチュリー・ブレイクやってます。

私Kenの妹は7歳の時に父親から、おもちゃのピアノ(幅40センチ程)をプレゼントしてもらってます。
現在、妹はピアニストではありません。


10歳の子供がスヌーカーのテーブルの台で打てるの?スヌーカーの台はビリヤードの台より高さがもっと高いのにと思われるかもしれません。

スヌーカーの英才教育に熱心な父親は子供の身長に合わせた立ち台を用意するんです。その台の上に立って子供は打ちます。子供が移動するたびに父親がその台を移動させるんです。
小学生の息子がプロ野球選手になるのを一生懸命に応援している姿と同じです。
天才イチローの影に小学生からの父親の協力があったのと同じなんです。
そんな幼い頃からの環境があっての天才誕生だと思います。

そこです・・・・まさしく、吸収力がハンパじゃない幼児期から始めてるんです。
おもちゃのピアノなんかじゃありません。本物です。
天才も出てくる訳です。

では、マジシャンのプレイをご覧あれ。

約4分間の動画です。↓





スヌーカーのブログ No20

2013-08-09 18:29:57 | Steve Davis 147(1982

なんだかんだで、Kenのスヌーカーのブログは20回を迎えました。

見ているだけでも楽しくなるようなシーンや過去の名勝負、名場面をメインに紹介することで、スヌーカーの普及に少しでも繋がればという思いからブログを書いている次第です。

今回は少し趣向を変えまして、まずは選手の入場シーンのご紹介です。


■ 選手の入場シーンは、ガンガンと音楽が流れる中で、MCの派手な選手紹介により始まります。
その点でも、ビリヤードと比べてエンターテイメント要素が高いのではないかと思います。

Mark King選手の入場シーン・・・・笑えます。

なんと、会場にはローリング・ストーンズのRon Woodも観戦に来ています。

約2分間の動画です。↓




 ■ 続いては、選手の意外な一面です。

Ali Carter選手は、スヌーカー選手でもあり、パイロットでもあります。
ちょっと音楽が暗めですが、彼のスーパーショット満載です。

なんだか、カーター選手のプロモーション・ビデオっぽい感じに仕上がってます。

映像では操縦シーンはありませんが、彼は、セスナ機のパイロット免許を実際に持っており、ちゃんと操縦もできます。

約3分間の動画です。↓




★ では、とびっきりの映像です。
 スヌーカーのテレビ中継が始まって、初の(1982年)スティーブ・デイビスが出した147です。観客もテレビ前の視聴者も、初めて目にする147で、ドキドキです。

1976年からスヌーカーのテレビ中継が始まり、視聴者のだれもがTVで見たことのない147でした。

147とは最高得点のマスワリです。最初は赤→黒、赤→黒で、すべての赤ボールをポット(赤ボールは戻しません)した後、

イエロー → グリーン → ブラウン → ブルー → ピンク → ブラックの順番でポットして、最高得点の147の出来上がりです。

こんな貴重な映像が見られるなんて、すごい時代になったものです。

1982年の歴史的147ご覧下さい。約8分間の動画です。