スヌーカーのブログはじめました!

スヌーカーって実は、ビリヤードより競技人口が多いんです。

スヌーカープレイヤー。スヌーカーの名場面をご紹介します。

スヌーカーのブログ No42

2016-01-25 18:58:11 | スヌーカー選手数、国ランキング


世界でスヌーカーのプロ選手が多い国はどこなの?

今回は世界中でスヌーカー人口が増えつつある現状で、どの国がプロのスヌーカー選手が多いのか?ちょっとばかし気になりまして、調べてみました。
本家UKが一番、スヌーカー選手が多そうだという予測はつきますが、UK以外ではどこの国の選手が多いのでしょうか?



 Rank    国

 1  イングランド
 2  スコットランド
 3  ウェールズ
 4  中国
 5  タイ
 6  アイルランド
 7  北アイルランド
 8  インド
 9  オーストラリア
 10   ベルギー
 11   香港
 12   マルタ共和国
 13   ドイツ
 14   ブラジル
 15   イラン
 16   カナダ
 17   ノルウェー
 18   パキスタン
 19   ポーランド
 20   フィンランド
 21   スイス
22   カタール
23   ニュージーランド
 24   UAE

 ・
 ・ 
 28 USA

(Snooker Database Country Ranking)

※ 英国は、サッカーのワールドカップ同様に、元々の4つの国(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)で分けてランキングされています。

中国が4位ですよぉ~

実は私もビックリでした。私が大好きなアレックス・ヒギンズの故郷であるアイルランドよりも中国、タイがスヌーカーのプロ選手が多いではありませんか!

こりゃあ本家の英国も、オチオチしてはいられない状況です。さらにはアメリカも28位です。ちなみに日本は番外でした・・・トホホ。

スヌーカーのワールドカップにも、アメリカのスヌーカー選手が参戦してくる日も遠くはなさそうです。アメリカのビリヤード選手も賞金の低さに耐えかねてスヌーカーに移行している選手が増えてきているみたいですね。

その点、金銭感覚にたけておられる中国人は切り替えが早いです。すでにスヌーカー選手になるべく幼少の頃からスヌーカーの英才教育を施している家庭も増えてきているようです。

また、意外だったのが14位のブラジルですね。そういえば、遠い昔にイギリスのパブで陽気なブラジル人と一緒にスヌーカーを楽しんだ日々の記憶がよみがえりました。
ブラジルにサッカーを持ち込んだのも英国のエリートだったらしいし、大量のコーヒーやゴムがイギリスへ輸出されブラジルの発展があったなどの歴史的な背景もあり、なにかとイギリスとは親交が深かったようです。

とにもかくにも、中国人パワーおそるべしであります。

では、今回の動画は中国人のスヌーカー選手によるスーパープレイをご覧ください。


約3分間の動画です ↓



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スヌーカーのブログ No41

2016-01-20 13:15:04 | Ronnie & Hendry


二人のレジェンド。『ロニーとヘンドリー』

スヌーカーファンのみなさん、新年明けましておめでとうございます。今年も面白いスヌーカーの動画やスヌーカープレイヤー等をわかりやすく、ご紹介したいと思います。
毎度、つたない文章でお届けしておりますが、これからもよろしくお願いします。

また、スヌーカーの初級者の方にも理解していただけるために、できるだけ難しい専門的な用語は出来るだけ控えて記述するように心がけております。

少しでも、スヌーカーの楽しさや面白をお伝えできれば幸いです。

■ 今年、一発目の大勝負でロニー・オサリバンが優勝。

やりました、中年の希望の星!スヌーカーの天才オサリバンが先日に行われたマスターズで優勝しました。決勝に残ったのはバリー・ホーキンス(世界ランキング8位)、ジャド・トランプ(世界ランキング5位)、ロニー・オサリバン(世ランキング6位)、ステュアート・ビンガム(世界ランキング2位)の4選手です。

ビンガム選手は2015年の世界チャンピオンに輝いてからは、水を得た魚のごとく好成績をキープしていますね。今後も大きな大会には絡んでくる選手だといえそうです。最近は少し貫禄も備わってきているな印象も見受けられますね。

決勝戦は、ロニー・オサリバン選手とバリー・ホーキンス選手との闘いでした。この決勝戦の顔合わせはやはり、2013年の世界チャンピオンシップを訪仏させます。結果としては(10 - 1 )のロニーの圧勝で幕を閉じました。

ロニーは決勝戦では、かなり思い切った攻めのプレイが多かったように思えました。セイフティでも十分なシーンでも果敢に攻めてました。私的には、マスターズという大会の重みを感じないで、楽しんでプレイしていたように見受けられました。きわどいロングショットなどのリスキーなプレイを試みるなど、「これで、ダメだったらしょうがないや」といったシーンも多かったような印象を受けました。

気になる賞金ですが、優勝者は20万ポンド(約3,370万円)、準優勝は9万ポンド(約1.500万円)でした。

■ ロニー・オサリバン選手とステファン・ヘンドリー選手

実は、今回、ロニー選手がマスターズで、6回目の優勝を果たしたことにより、スヌーカー界のレジェンドと呼ばれているステファン・ヘンドリー選手と優勝回数の記録が並びました。

ヘンドリー選手は、すでに2012年にスヌーカーを引退しております。彼のスヌーカー界における記録は素晴らしく、世界チャンピオン7回、マスターズで優勝は6回です。公式試合中に出したセンチュリー・ブレイク※の回数は775回です。

※ センチュリーブレイクとは

スヌーカーの勝敗はポイントで決まります。ポイントは赤1点、黄2点、緑3点、茶4点、青5点、ピンク6点、黒7点です。一人でミスなしで突き切った合計ポイントが100点を越えた場合はセンチュリーブレイクと呼ばれます。
これは、かなりの上級者でないと出来ない芸当です。ちなみに、私の知り合いのビリヤードのプロの一歩手前のSAクラスの選手でもスヌーカーの最高ブレイク(突き切り最高ポイント)は72点です。

ロニー・オサリバン選手はすでに、センチュリーブレイクを807回(2016年、マスターズ終了時点)も達成しており、ヘンドリー選手の記録を塗り替えております。
さらに、マスターズの優勝回数のヘンドリー選手の記録は、ロニー選手の今年6度目の優勝で並びました。しかし、世界チャンピオンの回数は、ヘンドリー選手は7回も達成しています。それに対して、ロニー選手は5回です。

最近は楽しんでプレイするモードっぽいロニー選手ですが、今後もどんどん記録を塗り替えていただきたいものです。

プレイスタイルやフォームも、ロニー・オサリバン選手とステファン・ヘンドリー選手では違います。
これは私が感じていたことなのですが、ヘンドリー選手は、正統派のスティーブ・デイビス選手と似ており、高性能な銃で的を撃つような上半身と下半身が直角になるスタイルである綺麗なフォーム。対してオサリバン選手は、昔ながらのリボルバーが似合う荒野の天才ガンマン。なんとなくそんな風に感じるのは私だけでしょうか?

私が最初に登場した頃の若造のヘンドリー選手を見たときは、「なんじゃマシーンみたいな綺麗なフォームだな」といった印象でした。私も一時期、ヘンドリー選手のフォームを真似ていた時期があったのですが、かなりしんどいフォームです。

ヘンドリー選手は、43歳でスヌーカー選手を引退しました。ロニー選手は今年2016年の12月5日で41歳になります。スティーブ・デイビス選手(現在58歳)は今でも現役でプレイしていますから、まだまだロニー選手には引退しないでほしいものです。

今回の、おすすめ動画はマスターズの決勝戦にしようかと思ったのですが、スヌーカーの面白い動画提供をポリシーにしている私です。

今回は、若きし頃のヘンドリー選手のマシンガン・センチュリーブレイクのシーンをご覧いただきたいと思います。
ヘンドリー選手がジミー・ホワイト選手と初対戦したWorld Snooker Championship 1988でのワン・シーンです。

この時、ヘンドリー選手は19歳でした。わずか約5分間でセンチュリーブレイクです。
約6分間の動画です。 ↓
Stephen Hendry (very young) super quick century break under 6 Minutes!!!

では、現時点(2016マスターズ終了時)の世界ランキング

No1: Mark Selby
No2: Stuart Bingham
No3: Neil Robertson
No4: Shaun Murphy
No5: Judd Trump
No6: Ronnie O'Sullivan
No7: John Higgins MBE
No8: Barry Hawkins
No9: Ding Junhui
No10: Joe Perry

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