私のスヌーカーのブログをよく見ていただいている方から、「天才的なプレイヤーが登場するので、見ていて楽しいです」というコメントを戴いたことがあります。
確かに、天才としかいいようがないプレイを見せてくれるプレイヤーがたくさんいます。
★今回のテーマは、なぜ天才が生まれるのか?★
テレビに出てくるトップクラスの選手(プレミアリーグ・クラスの選手)は、みなさん天才で、四角いテーブルの中での曲芸師に近いと思います。
やはり、カー・レース界で言えばF1レーサークラスだと思います。
なぜ、天才が生まれるのか・・・・選手紹介をしながら説明させていただきたいと思います。
また、ロニーか?トランプか?はたまたネイル・ロバートソンか?ディンか?と思われそうですが、今回最初にご紹介しますのは、
■ Mark James Williams(マーク・ウィリアムス)選手です。
ウェールズ出身、1975年生まれ、2013年現在38歳です。
2000年、2003年のWorld Championです。
ニックネームは、「The Welsh Potting Machine」・・ウェールズのポッティング・マシーンです。
13歳の時に、センチュリーブレイク(総得点100点以上を出すこと)達成してます。
ということは、スヌーカーを始めたのは小学生の時だったのが容易に想像できます。
ひょっとしたら、幼稚園の時?はたまた、キューを持って生まれてきたのかもしれません。
ブラジルの子供たちが幼いころからボールを蹴っていたのと同じ状況です。
そこなんです。まさしく・・・・・
約4分間の動画です。↓
■ 次に紹介しますのは、Shaun Murphy(ショーン・マーフィー)選手です。
イングランド 1982生まれ、2013年現在31歳です。
2005年のWorld Championです。世界ランキング最高3位まで登りつめております。
ニックネームは、マジシャンです。
8歳の時にもらった父親からの誕生日プレゼントが、スヌーカーの台です。
プレゼントしてもらった2年後、10歳のときにセンチュリー・ブレイク達成です。
ちなみに、ロニーも10歳のときに、センチュリー・ブレイクやってます。
私Kenの妹は7歳の時に父親から、おもちゃのピアノ(幅40センチ程)をプレゼントしてもらってます。
現在、妹はピアニストではありません。
10歳の子供がスヌーカーのテーブルの台で打てるの?スヌーカーの台はビリヤードの台より高さがもっと高いのにと思われるかもしれません。
スヌーカーの英才教育に熱心な父親は子供の身長に合わせた立ち台を用意するんです。その台の上に立って子供は打ちます。子供が移動するたびに父親がその台を移動させるんです。
小学生の息子がプロ野球選手になるのを一生懸命に応援している姿と同じです。
天才イチローの影に小学生からの父親の協力があったのと同じなんです。
そんな幼い頃からの環境があっての天才誕生だと思います。
そこです・・・・まさしく、吸収力がハンパじゃない幼児期から始めてるんです。
おもちゃのピアノなんかじゃありません。本物です。
天才も出てくる訳です。
では、マジシャンのプレイをご覧あれ。
約4分間の動画です。↓