昔、昔、約25年ほど前のことですが、私はUKに数年いました。
当時、ビリヤードに似たスヌーカーというのが、イギリスではブームで、毎日のように日本の野球中継ののごとく放映されていました。
なんと当時のイギリスのスポーツ部門の長者番付の一位は、F1レーサーではなく、スヌーカーの選手(スティーブ・デイビス)でした。
今でも、そうらしいのですが、小さい頃から、スヌーカーの選手を目指している子供がイギリスでは大勢いるぐらいメジャーなスポーツです。
当時はスティーブ・デイビスという選手(私は、あまり好きな選手ではなかったが・・・)がNo1でした。
スヌーカーはビリヤードに似ていますが、台の大きさはビリヤードの約2倍。
ポケットは台がでかい割には小さいんです。
ですから、めちゃ難しいのです。
ルールはポイント加算形式です。最初は赤、他のカラーボールと交互にポケットに入れていきます。
玉の色によってポイントが異なってきます。赤は1点、黒が一番高いポイントで7点です。
赤ボールはポケットに入れば、テーブルにもどしません。他の色の玉は赤がなくなるまで、またテーブルに戻します。
一人で全部、突ききっての最高得点は147点です。ワン・フォー・セブンです。
では、私が大好きだった選手・Alex HigginsがEmbassy World Champoinships(1982)の優勝した時のシーンです。めちゃ、かっこい
part 1 (約10分間の動画) ↓
続き part 2 (約6分間の動画) ↓
Part 2 は後半、大会の名場面、珍プレイのおまけ付きです。
今ではクラシック・スヌーカーと言われてる時代の、昔のUKのスヌーカーの雰囲気満載のシーンです。バックで流れる音楽も、よき昔のスヌーカーをしのばせております。
彼は、紳士の国イギリスでは珍しく、大きな大会でも入場してすぐ、ボータイをはずし、煙草そして酒飲みながらスヌーカーをやる、はちゃめちゃな選手でした。思い切ったダイナミックなプレイもするし、愛嬌もある選手でしたので、なかなか人気もありました。
そんなプレイスタイルだったので、優勝とはあまり縁がなかったのです。過去に2度だけワールド・チャンピョンシップで優勝しました。
1972年と1982年です。
これは1982年での優勝シーンです。
最後は奥さんと赤ちゃんが登場するいい優勝シーンでした。
機会があれば、他にもいいシーンをご紹介していきます。
ではでは、下手くそスヌーカー選手Kenでした・・・・