粗碾き蕎麦の美味しさを求めて

地元箕輪町上古田産石臼碾き「信濃1号」が主体の蕎麦屋です。

雪掻き

2012-12-26 12:39:35 | 雑感
先週土曜日、朝起きると外は雪景色であった。家の東にある大きな「欅」の木は雪化粧でとても奇麗で暫し見とれてしまったが、こんな事していられない、早く一燈へ行って蕎麦打たなければ、それよりなにより今日は雪掻きもしなくてはと急いで家を出た。

その雪掻きの雪の重いこと。買ったばかりの「雪掻き」がしなってしまうほどの重さだ。チョットばかり掻いてはフーとため息、ひと休み。そうこうしていると水田さんが重機を運転してきてくれた。アー、助かった。アー、よかった。水田さんが神様、仏様に見えた。ありがとうございます。

自宅の雪掻きで娘婿殿が腰を痛めてしまった。それ程の重い雪であった。
マイ・デントでは甥が一人で雪掻きをしてくれた。ありがたい。

昨日は、譲って頂いた除雪機を軽トラを使って自宅から一燈へ運んだ。だが、使い勝手がよく解らない。この季節、蕎麦屋はヒマだし、気の重いことが多すぎてやだなァー。

今日もヒマな一日。それでも「受けいれる」・「求めない」でいくのだ。「タオ」を学んでいるでいるからね。そうは云ってもなァー。


アル中?

2012-12-20 13:47:34 | 雑感
昔はこんな俺ではなかった。
お酒なんか特別なことがない限り飲まなかった。あァ、それなのに、なんということか。蕎麦屋をはじめてからだ。今では食事の前にお酒がないとどうもいけない。

夕食の前にはほとんどお酒を戴くことが当たり前の生活になってしまった。家での食事であろうが、外食であろうが、お構いなしだ。そんなに強くもないのに、すぐに真っ赤になってしまうのに、癖になってお酒なしの食事など今は考えられない。

問題はお酒を戴いた後のお風呂だ。先日も、目がまわりうずくまってしまった。危なかった。無鉄砲だから気を付けないと。

こんなことで大切な一命を落としてしまっては、それこそもったいない。気を付けよう。

クロちゃんが逝ってしまった

2012-12-15 11:25:50 | 雑感
昨日の朝、家の飼い猫「クロ」が死んでしまった。ここ何日かの間、様子がおかしく、衰弱し、あれほど太っていたのに痩せてきた。変だなァとは思っていたが、まさかこれほどあっけなく逝ってしまうとは。

朝起きていつものように居間に行くとクロが座布団の上で横たわっていた。「クロ」と声をかけても全く反応がない。「尾っぽピンピン」がないのだ。しかしお腹の様子で息はしているらしい。でも、その速さがいつもとは違っていた。

朝の勤行の為、仏間で勤行をしていると娘が「クロちゃんが6時13分に死んでしまった」と報告に来た。

娘や孫達全員に見守られての安らかな最後であったとのこと。

10年前、孫の通う保育園から付いてきてしまい、そのまま我が家の飼い猫になったクロだ。色は黒。と云っても真っ黒ではなくグレーに近い黒。よくまァ太ってはいるが温厚でおとなしい猫であった。

今朝、起きてきて誰もいない居間に行っても、もう其処にはいつものクロの姿はなく、「ニャァー」という声も聞けないチョット寂しい朝であった。

よく寝た次の日

2012-11-23 11:16:16 | 雑感
普段寝付きはイイが夜中にトイレに行きたくなって1・2回は起きてしまう。さて、それからが大変でなかなか寝付きが悪い。本を読んだり、あれこれ考えてしまったり、早く寝よう寝ようと思うと余計に寝られなくなってしまう毎日だ。

ところが、一昨日は違った。疲れもあり、風邪っぽかったので、八時には寝室の電気を消して寝てしまった。目を覚まし、「さて、何時かな?又一時か二時時頃かな」と時計を見ると五時半であった。

嬉しくて嬉しくてこんなこと生まれて初めての経験だ。みんなに報告しまくった。それ程嬉しかった。

そして、その夜。山ちゃと伊那で二人だけの飲み会。ご機嫌よく飲んで唄って家に着いたのが午前二時。女房に嫌み云われてショボンと布団に潜った。睡眠時間四時間。

スッキリ読めた

2012-11-21 11:35:22 | 雑感
宮本輝さんの「水のかたち」上・下巻を読んだ。50代に入ったごく普通の家庭の主婦が主人公のこの作品、純文学に属するそうであるが、一気に読み終えた。それに、読み終えたから何とも表現しがたい充足感と共に、スッキリ感を味わうことが出来た。

主人公の主婦の穏やかな優しさや、周りの人を引きつける何とも云えない魅力にツイ引き込まれ、読んでいる自分までもが、幸せ感を味わうことが出来た。一人の人間の純粋な暖かさや優しさが、その人の周りに素晴らしい人との出会いや、良い環境の連鎖をおこしていくのだなァと、納得できるものがあった。

それにしても宮本輝さんという作家の見事な物語の展開と、細やかで、深い人間洞察に感動した。それと、当然ではあるが改めて、作家と云われる方々の頭の良さには恐れ入ったしまう。ともかくに良い本に巡り会うことが出来て良かった。

図書券を私にプレゼントしてくれた姉さんに感謝、感謝である。