粗碾き蕎麦の美味しさを求めて

地元箕輪町上古田産石臼碾き「信濃1号」が主体の蕎麦屋です。

春だなァ

2012-04-20 11:54:41 | 釣り
車を走らせているとあちらこちらの桜が咲いているのが目に入る。「あれッこんな所に桜があったんだ。」と思うくらいいつもは余り目立たない存在であるが、この季節はしっかりと存在を示している。

桜の名所、高遠の江戸小彼岸桜も今週末には満開で花見客で賑わうことだろう。高遠のような沢山の桜の木がある桜の名所もそれはそれで素晴らしい感動を味わうことができるが、箕輪に咲く(権現桜)はたとえそれが一本の桜でも風雪や年輪を感じその木の下でのお花見もいいものである。

一燈の中庭に咲く山桜の一種(大山桜)も色こそ白目で控えめではあるが、この季節にはその桜を愛でての一杯もまた粋なものである。

今年はその大山桜が余りにも大きくなり隣の敷地にまで枝を張ってきたものだから、ど素人の自分が枝打ちをした。桜は切ってはいけないと知ってはいたが危険な目に遭いながら何とかやることができた。あれほど枝を傷めたのによくしたものだ、満開に花を咲かせてくれた。嬉しい。


春よ

2012-04-08 08:30:09 | 雑感
東京は春爛漫、桜が満開との事。
我が信州伊那谷はまだまだである。もう4月も8日だというのに西山には雪が降っている日が多く、山頂半分くらいから上は雪景色だ。今朝8時の気温もマイナス1度と寒かった。本格的な春が待ちどうしい。

でも、一燈のカウンター席には桜が咲いている。花瓶に生けてある桜は、中庭の山桜の枝である。余り背が伸びてしまったのと、隣の敷地にまで枝が張ってしまったので思い切って慣れない枝の選定をした。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」等という言葉も知ってはいたが、馬鹿は馬鹿なりにやれる事は自分でやったという事である。その桜の枝である。

中庭の親桜はまだ一向に咲く気配はないが、さすが部屋の中は暖かいのだろう。それもそのはず、先日は朝までストーブが付けっぱなしであった。消し忘れだ。もったいないネ。

その花瓶の桜は根が付いていなくともチャンと花が咲くのには感動を覚えたのと同時に、来年は咲く事は無いのだという無常観をも感じてしまった。