20190509・11皐月の稽古①初風炉

2019-05-11 18:34:38 | 稽古記録



色紙

姫野芳房 Trigonia1999

花と香合

花は二番花の菖蒲 一番花が先に咲いたのがやはり早く開く
香合は 御所車 竹遊作

端午の節句から葵祭りへ

御菓子は

藤(練切り) 喜久乃屋

菓銘 藤の花 藤波 


5月①
5.9(木)初風炉
080 13:45~ 初炭 薄茶平点前運び
067 14:00~ 濃茶平点前
059 18:00~ 濃茶平点前
062 18:00~ 薄茶平点前運び
074 18:30~ 薄茶平点前運び

5.11(土)
KJi 13:00~ 薄茶平点前運び 濃茶平点前


初風炉の初炭は 灰型を作った本人が手前をします。

灰が少なくて作り難く気の毒なのに、
きれいに二文字ができました。
(藤灰も節約でゴメンナサイ)

炭斗、灰器を運び出し

灰器を敷き合せに置いたところ
(点前座だけ京畳の目数にしています)


羽・鐶・箸 展開したところ

香・釜の蓋 鐶掛け・釜敷き・釜あげて

掃いて、

炭したところ

掃いて・ツキ切り、
掃いて・香焚く

正客の拝見を受け、

香合を貴人畳の角に出し、釜を引き寄せるところ


一人薄茶点前をした後で釜を上げて様子を見ると

良く火が熾きていました。
(枝炭は燃えないエダスミで節約)


薄茶平点前運び
半年に一度は基本の水指を運ぶお点前をしましょう。


水指を運び出し、茶碗・薄器を運び出したところ

建水を持ち出し、点前座中央に座り、
柄杓構えて、蓋置を出し、柄杓をひく。

建水を膝線まで上げ、居ずまいを正す。

近い方の手で茶碗を取り、持ち直して右手で膝前に置く
薄器を茶碗と膝の間に置く。

薄器を清め、

茶杓を清めているところ


茶筅を出して、薄器と置き合せてところ

茶碗を少し手前に引き、
帛紗を左手のチョキにはさみ、
柄杓構えて釜の蓋を取る。

茶巾を釜の蓋の上に置く。

茶巾が客の方を向くのが新鮮 風炉だわぁ

湯を汲むところ

柄杓と腕が一直線、
柄杓の高さは 茶碗との間を合ひとつ分開ける


茶筅通し





美味しいお薄が点ちました。
(かなり茶筅が暴れていますが、美味しいが一番)


薄茶 道具組

風炉釜
5/9
面取道安風炉  金森詔栄
唐銅一文字蓋桐紋棗釜  佐藤清光

5/11
唐銅朝鮮風炉 金谷淨雲
南鐐摘霰真形釜 菊地政光

水指 
翡翠(カワセミ)  和香

茶碗
仁清写 鯉幟文 橋本永豊

薄器
中次 菖蒲蒔絵 中村恭蔵

茶杓 不休齋写し 
銘 野々宮    葵祭りの斎宮が禊する神社
  薫風 新緑 青葉風 清新 ...


今週も良い時間を過ごせました。
コメント
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