2021011平蜘蛛の茶釜 紙を捨てられない

2021-01-15 13:52:54 | 道具

2021年1月11日(月)

うちにはテレビが無いので、NHK大河ドラマも視ていません。

お弟子さんが平蜘蛛の茶釜が出る、

お釜が軽そう、素手でペタペタ触っていると、

予告編のURLを付けてくれたので見ました。

 

平釜にしては小さいですね。

置炉用の浅いお釜ではないですか?

右のお釜と似ています。

 

唐からお茶が伝来したときの風呂釜は

切掛け風炉でした。

上段の右2つ

五徳は用いられず風炉の口径がお釜の径と一致して掛られます。

 

その後、日本で上が開いた風炉が考案され五徳を据えお釜を置くようになりました。

上段左は面取唐銅風炉

下段は土(焼物)の風炉です。 

3番目は上縁がつながっている眉風炉です。切掛け近いと言えるかな。

 

この中間的に 五徳は使わず、

お釜の径より広い風炉の縁に羽でお釜を掛ける仕方があります。

羽の広いお釜を羽で風炉の縁にかける方法です。

透き木という小さな木を風炉の縁に置いてお釜を羽で掛けます。

羽が広い平釜が適します。

 

風炉の透き木の写真は、、、ない。

 

炉の写真がF会の記録にありました。

炉段に掛けます。

このお釜、テレビのと似ているかしら。

 

鎌倉の宗紗先生の羽付平釜は大変重くて腰を痛めた記憶から

平釜とは重い物という思い込みがあります。

 

 

もう1点,動画を見ておかしいと思った事。

ウコンの布一枚でお釜を包んで箱に入れている。

 

足軽に担がせて戦場を運ぶのですから、

真綿の薄い正方形のふとんに包み、

箱も二重三重にするのではありませんか?

扱いが軽い。

 

お茶道具のパンフレットを捨てようとしたのに、

また捨てられない。

 

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