2021年4月10日(土)
今年初めてお越しのお弟子さんからお土産を頂きました。
ふかひれ姿煮 石渡商店製
東日本大震災で被害を受けた気仙沼市の復興支援にと購入されたそうです。
ふかひれ姿煮 で思い出すことがあります。
50年程前の会社の忘年会で中華料理屋さんへ行きました。
○○○○事務所と社長の名前が社名につく10人位の小さな会社です。
業績が良かったのか豪勢な中華でした。
ふかひれ姿煮が大皿で出ました。
若い第1子長男の社員が
「俺、これ好きなんだよ」と2つ自分の皿に取りました。
一人っ子長男の社長が
「後の人の事を考えて取れ」と言いました。
うちの長兄は社長と同じ歳ですが、
好きな物は先にどっさり取るタイプです。
長男でも競争相手(弟妹)がいるかどうか違うのかと思いました。
2つ目のふかひれを大皿に戻したかどうかは覚えていません。
その若い社員は10年程後に会社を起し成功しました。
社長はその後すぐに60歳で亡くなりました。
長兄は2017年2月 84歳で亡くなりました。
鮪をバットで出し、酢飯をよそった丼に自分で乗せて鉄火丼の夕食。
長兄がどっさり鮪を乗せて、義姉の分は少ししか残っていない。
盛付の手間を省くからだと小姑は内心思った。
みんなみ~んな今は懐かしい思い出。