乾酪庵 Cottage de fromage

スピブログとして発足しましたが、ただの日記になりつつあります。
最近は芸人さんの話題が多いです。

キグナス氷河 後編 我が師よ我がシベリアの友よ

2022-10-23 09:05:00 | 聖闘士星矢

※ 一度『キグナス氷河 編』として全文公開しましたが、長いので前、後編に分けます。
  こちらは後編です。内容は変わってません。

 

アニメ初期の聖闘士星矢を語るシリーズ。

 

より続く。で、その  水晶聖闘士戦。

私はカミュと戦ってるところを先に視ていたので、私にとっては氷河が師匠と戦うのを視るのは二度目です。

それで水晶聖闘士と戦ってる氷河を視まして。あの短期間に二人も師匠を弑すとは、ああ…、業が深い子だな…、って感じました。

 

思えば一輝も師匠(ギルティ)を害してるのですが、彼はその師匠にあんまりなついていなかったし、エスメラルダのこともあったので、師匠の死はその一連の中のひとつって感じでそれ自体がどうこうってことじゃない気がするんですけど。

氷河の方は二人の師匠の死を一生背負って生きそうな気がするんですよね。なんなんだ、この違い。

 

そして一輝の方ははっきりとアーレスへの憎しみを口にしてる。ギルティも水晶聖闘士も、アーレスの洗脳によって人格が変わってしまったのだけど、一輝は変わった後の師匠しか知らない。

アーレスの洗脳がなければ自分の修行時代ももう少しましだったかもしれない。何よりエスメラルダも生きてたかもしれない。
ちなみに以上はアニメ設定で、原作のギルティは多分元からあんな人です。

 

しかし氷河にとっては、水晶聖闘士は元はとても頼りがいがある大好きな師匠で、村の人々からも慕われてた。

その師匠の命を奪ってしまったことに、おそらくは自らへの罪悪感が先に立って、アーレスへの憎しみまで届いてない気がする。

 

…てゆうのは表向きで、実際はメタ的な理由になるけど、主役の星矢を差し置いて、氷河にアーレスに対する個人的な感情を持たせるわけにいかなかったのだと思います。一輝にはそれが許されるのだ

 

 

あとは…、シベリア仕込みの足封じに言及しときましょうか。

要は足を凍らせて動きを封じる技  なんだけど、相手の両足を掴んで凍りきるまでの間じっとしてなくちゃなんないから、自分の上半身ががら空きになるのです。相手も必死だから殴られ放題よ。

背中ならまだいいけど(よくはない)、脳天をカチ割られたら一発であれです。本当に気をつけてください。ふと思ったが、背後から足をつかめばよいだけでは…?

 

で、シベリアでその技の稽古相手にされてたのがシロクマだったわけだが。

 写真AC

 

クマ、何も悪いことしてないのにさんざん足を凍らせられていい迷惑というか、下手すると動物ゃくいに見えます。

そして聖衣も着けずにあの爪でひっかかれたらさすがにヤバいだろ。

にもかかわらず、氷河の方はシロクマに親しみを抱いていたのか分からないけど、動物園でシロクマ見て笑ってたのには色々驚いた

 

星矢編に続く(記事のストックがもうありません)。  書いたよ


キグナス氷河 前編 楽しい城戸邸一家

2022-10-23 09:00:00 | 聖闘士星矢

※ 一度『キグナス氷河 編』として全文公開しましたが、長いので前、後編に分けます。
  こちらは前編です。内容は変わってません。後編へのリンクはこの記事の最後に。

 

今さら聖闘士星矢シリーズ(微妙に違う)。

より続く。今回は氷原の貴公子、氷河くん編です。

 

 写真AC

 

何度か書いてます通り、昔、十二宮編の途中から見始めた私が、今、初期の聖闘士星矢を初めて視て、知らなかったことをしてくれた方がこのブログ的にはネタになるシリーズなわけです。

一輝の場合は、ね、おかしなことしたでしょ、って感じでネタにさせていただいたが、氷河の場合、特におかしなことすると思ってなかったけど結構おかしなことする子だった、という話しです。

最初は氷河は印象が変わらん、とか書いてた気がするが、視てみたら大分変わった。

 

 

まずですね。意外だったのが氷河が星矢に次ぐムードメーカーにされてたこと。

星矢に関しては、1話目を視た時も、あー、ホントはこんな笑う子なんだーって感じでほっこりというかしんみりというか、だったんですけど。まぁまぁ特にイメージが変わったってことはないじゃないですか(別の面でがらっと変わりましたけどそれは星矢編で書く)。

しかし氷河くんにはそんなイメージ全くなかったから

星矢にツッコミをする時顔が崩れる、偵察隊に連れてってもらえないとなってスネる。

あとクルマの運転もしてた。中学生(星矢たちは学校行ってないけど)が自動車の運転しちゃうのって星矢(古谷さん)の先輩へのリスペクトなのか…?(違うわ)

特に驚いたのが、動物園ですんごく楽しそうにシロクマを見てたこと。いやいいんだけどさ。せっかくだし。楽しんでください

 

そもそも聖闘士星矢という話し自体が、初期はこんなに笑顔の多い世界だったと思ってなかったんですよね。何度も同じ話して恐縮ですが、私が見始めたのは十二宮編の途中からで、火時計の火が消えるまでに矢を抜かないとアテナは死ぬ、という時間制約  があるという緊迫した状況だったせいもあり、笑ってる印象って全くないんですよ。

それがまぁ、初期を視てみたら、時にはお嬢さんや一輝まで交えて楽しそうに笑いあってるシーンが結構ありましてね。

この路線で行く世界線も見たかったなぁ。てゆうか、戦いの合間の何気ない日常をもっと視たいとみんな思ったから聖闘士星矢ジャンルの二次創作界隈はあんなににぎわうことになったんだろうと今更ながらに思ったりした。

 

星矢はボケもツッコミもできる子だけど、紫龍も瞬ちゃんも受け(リアクション)をしてくれるキャラじゃないんで。一輝は論外だし(いないことも多いし)。

そこで氷河に白羽の矢が立った感じなのかな。全然クールじゃないじゃん

カミュがクールを教えてなかった、というか、アニメの師匠はカミュじゃなくて水晶聖闘士だったから 

 

その水晶聖闘士語りをします キグナス氷河 後編 へ続く。