乾酪庵 Cottage de fromage

スピブログとして発足しましたが、ただの日記になりつつあります。
最近は芸人さんの話題が多いです。

北欧アスガルド編の感想.その3 ミーメ戦

2022-12-25 18:00:00 | 聖闘士星矢

多分誰も信じてくれないと思いますが、途中でもう聖闘士星矢のことなんか書きたくないとか、もういい加減聖闘士星矢とは縁を切りたいとか思ったのは本当なんですよ。

言っちゃ悪いけど一円の得にもならない、むしろ私の変人ぶりをアピールするだけなのになんでこんなの書いてるのか自分でも分からない。変人なのは否定しないが、わざわざアピールすることではない。

ミーメ戦は見どころが多すぎて他のキャラより文字数が多いです。
一輝先生のカウンセリング、始まるよー

 

  • エータ星ベネトナーシュのミーメ
    まずは瞬との戦い。「君は何のために戦うのか。勝っても平和は無く、次の戦いが待っているだけじゃないか」と問われて膝から崩れ落ちる瞬。
    そもそもアテナとは、アテナの聖闘士とは、という聖闘士星矢の根幹を揺るがしかねない命題を突き付けてきやがりきました。重いです。それ言い出しちゃったら全てのバトルマンガは存在できない。
    結局これは「信じるしかない」という一輝の小宇宙なのか幻影なのかわからない何かに言われて立ち上がります。
    その後本当に一輝が駆けつけます。だとしたらさっきの小宇宙通信は何だったんだ

    ミーメの過去については覚えてませんでした、3周目なのに。
    正直私は今回自分の境遇と重ねて視てしまいましたね。まぁ、私は実父を養父にされたりはしてないですけど。
    それは当然本放送の時も数年前に別の配信で視た時もそうだった(自分と重ねた)はずなんですが。ふ、人間というものは都合よく記憶を改ざん、消去するものよ。

    なんとなく記憶に引っ掛かりがあって数年前の SNS をたどったら私このミーメ戦について『よくできた話』って書いてるんですよね。それが当時どういう意図だったのか覚えてないですけど、今視てもよくできた話だと思います。
    おそらく心理学の知識なりがある方が脚本書かれたと勝手に拝察します(菅良幸さん)。で、このテーマを聖闘士星矢の世界観に乗せて北欧編に落とし込む、さらにテレビアニメなので一話12分×2部構成とか制約があると思うんですが、それは全部の話そうですけど、そういう中でよくできてるなと。まぁ何様が言ってるんだって話ですねすみません。

 

 写真AC
ハープのアップ。ミーメが弾いてるのはハープではないと思いますが。

さて、皆さん。人って自分が親に愛されてると思った時と愛されてないと思った時、どっちがショックだと思いますか。
質問として破綻してる気がしますが。どっちにしろミーメにとっては地獄だった。
ミーメの養父であるフォルケルは今で言う毒親だと思います。子どもが病気の時だけ妙に張り切るところなど、代理ミュンヒハウゼン症候群の傾向がある気もする。流石にわざと病気にしたわけではないと思いますが。
一輝がしたことは下手すると二次加害になりかねない。しかし色々な制約があるなかでバトルアニメの落としどころとしてはベターだったのではないでしょうか。だから何様やねんって話ですよ。本当にすみません。

後述のアルベリッヒもヒルダに対して忠誠心のない人だが、ミーメは別の意味でそういうのがない。ミーメはヒルダにもオーディーンにも忠誠心というかそもそも関心が無さそう。彼の関心はとにかく良くも悪くも、父・フォルケルだけに向けられてる気がします。

 

ミーメ戦はアスガルド編の中で異色な感じがしますね。面白かったです。

次回。対してアルベリッヒはヒルダありきの人。


北欧アスガルド編の感想.その2 フェンリル、ハーゲン戦

2022-12-25 09:00:00 | 聖闘士星矢

    メリクリ~   

本日は年に一回しか使えない絵文字を使いまくる日です(そうなのか)。

 

 

ネタバレに配慮する気の全くない、北欧アスガルド編の感想シリーズ、その2、フェンリル、ハーゲン戦です。

 

  • イプシロン星アリオトのフェンリル
    オオカミに育てられた野生児。やるかやられるかの世界だから仕方ないんだけど、個人的には紫龍がオオカミたちに拳をふるうのが動物ぎゃたいっぽく見えてしまって見てて辛かったです。
    そして谷底に沈んだ紫龍はここからしばらくずっと気絶してます。寒そう、冷たそう、可哀そう。

 写真AC
キング、ではなく、ギング、です。

幼少期のフェンリルのお声を美穂ちゃんの渡辺菜生子さんが演じてらっしゃるのですけれど、スタッフとしては美穂ちゃんの出演はもうないと踏んだってことでよろしいでしょうか(実際もう出てこない)。あんなに盛り上がった恋愛パートが私の中で消滅した瞬間でした

 

  • ベータ星メラクのハーゲン
    美穂ちゃんに代わって(酷)フレアをめぐっての氷河との三角関係が熱いです。別に氷河とフレアも付き合ってるわけじゃないんだけど。しかしハーゲンにしたらフレアさまをたぶらかした(疑惑)ってだけで十分死罪に値するよね。
    星矢たちがアスガルドに到着する前に斥候として訪れていた氷河がトールから拷問を受けていたことが発覚する。だとしたら氷河にトールと戦わせてあげてた方が良かったのでは、って聖闘士は私怨での戦いは禁じられてるか…、ってだからトール戦の感想をここに書くなってば
    ハーゲンは幼少期からフレアとヒルダに仕えてたわけで、ヒルダの豹変ぶりに不審を抱かないのはおかしいだろう。フレアは心細かったと思う。そりゃ氷河にコロッといっちゃうよね。知らんけど。
    全くどうでもいいですが、ヒルダとハーゲンは私の中でシビップとトッピー(宇宙船サジタリウス)。ペッポー、おっ楽しみに

 

次回はミーメ戦。今日(25日)の夜、更新します。