「みんな、白夜って知ってるよね?」私の投げかけにほとんどの生徒はうんうん、とうなづいています。が、中には知らなかった生徒がいたようで、「先生、地球って回っているんですよね?それならなぜ夜にならないの?」と納得がいかない様子です。「よし、わかった!」と教室を出て、私は地球儀と懐中電灯を持って戻ってきました。
「地軸、ってわかるか?地軸って何度傾いているか知っているか?覚えやすい数字だから覚えなよ。23.4度だよ。」そんなところから始め、自分を太陽だと仮定すると、地球上のあるエリアがどう見えるか聞いていきます。地球儀を懐中電灯で照らし、どうしたら光が当たるかを見せます。するとだんだんわかり始め、最後には「なるほど、だから白夜は夜にならないんですね。」と納得してくれます。
「夜にならないものはならないんだよ、覚えておきなさい。」と納得しようがしまいが先に進めることはできますが、それでは記憶にも残らず、ちょっとした応用問題にも対応できず、さらにそこからの知識の広がりも乏しいでしょう。
多少時間はかかっても、できるだけなぜそうなるのか、そうしてどうなるのかを理解してから先に進ませたい、と私は考えます。
「地軸、ってわかるか?地軸って何度傾いているか知っているか?覚えやすい数字だから覚えなよ。23.4度だよ。」そんなところから始め、自分を太陽だと仮定すると、地球上のあるエリアがどう見えるか聞いていきます。地球儀を懐中電灯で照らし、どうしたら光が当たるかを見せます。するとだんだんわかり始め、最後には「なるほど、だから白夜は夜にならないんですね。」と納得してくれます。
「夜にならないものはならないんだよ、覚えておきなさい。」と納得しようがしまいが先に進めることはできますが、それでは記憶にも残らず、ちょっとした応用問題にも対応できず、さらにそこからの知識の広がりも乏しいでしょう。
多少時間はかかっても、できるだけなぜそうなるのか、そうしてどうなるのかを理解してから先に進ませたい、と私は考えます。