中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

明日は発表です。

2019-02-28 14:51:17 | インポート
 明日は都立高校一般入試の発表です。この一週間、受験生も受験生のご家族もそして私たち創研塾の講師もずっとドキドキしています。
 昨日、お嬢さんが大学入試を終えたばかりの保護者の方とお話しする機会がありました。高校入試と同様に、大学入試においても出願手続きや入学手続き等、WEBを使用するデジタル処理をする部分とネット上からプリントアウトして郵送するというアナログ処理の部分とが混在し、大変わかりにくかったとお聞きしました。学校間での統一性があまりなく、にもかかわらずネット上のサービスは共通だったりするなど余計わかりにくく感じる部分があります。
 明日の発表を見て、万が一不合格だった場合には銀行からの振り込み・コンビニ支払い・カード決済などの方法で数十万円をすぐに支払わなければなりません。支払った後、学校の窓口まで行き、入学の手続きをすることになる学校が多いです。遠方の学校を受験している場合には、かなり時間的にもタイトになることと思います。そして期限までに間に合わないと入学手続きができなくなってしまいます。
 学校側にも様々な事情があると思いますが、不合格で傷ついている受験生や落胆している保護者の方にとって、また仕事を休めないご家庭などにとってはかなり負担が大きいと思います。今がデジタル移行への過渡期なのでしょうが、せめてわかりやすく簡単にならないものかと思ってしまいます。
 明日も朝から電話の前で落ち着かないまま連絡を待つことになります。生徒たちの合格を心から祈っています。


受験が終わり、学年末試験です。

2019-02-26 19:55:42 | インポート
 先週金曜日に都立高校の一般入試が終わりました。昨日、今日から公立中学校の学年末試験が始まっています。土日は小休止をしていた高校受験生たちも再び試験勉強をしに塾に来はじめました。先日までは受験に向けてピリピリしていましたが、今はほっと落ち着いているようです。今週金曜日には発表ですので、心の底から安心できる、落ち着けるのはもう少し先ですが…。
 中学校で行われた試験問題を見ていると、意外なミスが散見されました。四角形AFCFと書かれていたり(AFCFと同じ文字が出てしまうと四角形にはならないです。)、日本語を英語にする英作文問題のはずが「英語を日本語に」と書いてあったり、その他にもミスが見つかっています。私もミスをしてしまいますから大きなことは言えませんが、やはり試験なのですから気を付けてほしいところです。
 ところで、先日の都立高校の一般入試について昨年よりも平均点が低そうだ、と言う分析が出始めました。正確な数字は東京都が発表するまでわかりません。創研塾でも社会で予想よりも点数が低かった生徒が何名もいました。難しかったため平均点が下がれば、ギリギリの得点だった生徒たちにもチャンスがあります。何とか全員合格を、と願っています。


決戦から一夜明け

2019-02-23 10:02:50 | インポート
 昨夜は都立高校の一般入試を受験した生徒全員が塾に来て自己採点をしていきました。私は昼間から模範解答や受験倍率の情報収集にあたっていました。情報が随時更新されていくため、昨日は一日中パソコンのF5キー(更新)ボタンを何度も何度もたたいていました。
 生徒たちは、「やったー!」とか「やばい!」などと言いあいながら採点をしていました。予定通りの得点が取れ、安心して帰宅していく生徒がいれば、できるはずの問題をミスしてしまい、合格ラインぎりぎりとなってしまった生徒もいました。うまく行かなかった生徒には「結果は3月1日に見るまで分からないけれど、ここまでよく頑張ったよ。そこは自分でも認めてあげなさい。まずはゆっくり休んで結果をまとう。」と話をしました。
 今日は彼らはゆっくりしていることでしょう。これまで土曜も日曜も祝日も無く毎日塾に来ていたのですから休みたい気持ちはわかります。一方で、せっかく毎日一定の時間勉強することが習慣となり、普通になっているのですから、ここで大きく休んでしまうとペースが崩れてしまいます。一度崩れてしまうと再びそのペースを作るのは簡単ではありません。高校の先生方もそのことをよく口にされます。来週からは高校入学に向けた準備(高校内容の予習)を始めていきたいと思います。


間もなく数学が終わる時間

2019-02-22 10:57:16 | インポート
 今日は都立高校一般入試が行われています。間もなく2時間目の数学が終わる時刻です。時間配分を誤らずにできていたかどうか、ミスが無かったか、できるはずの問題をちゃんと得点できているのか、色々気になります。
 今朝は、受験生たちと同じ朝5時30分に起きました。3年前、明後日6時を回ったころ電話が鳴りました。こんな時間に何だろう?と思いながら電話に出ると、生徒の保護者からでした。「昨夜から体調を崩してしまい、家を出るのも困難な状況です。中学校も受験する高校も電話をしても誰も出ないので、朝早いことは承知の上で電話をさせてもらいました。」とのことでした。「お母様が本人を高校まで送っていくことは可能ですか?会場に行くことさえできれば何かしらの対応はしてもらえるはずです。途中、可能であれば高校に連絡を取りながら行ってみてください。」とお伝えしました。受験校では体調の悪い受験生のために別室が用意されていて、そこで受験をすることができましたが、やはり力を発揮することができず、残念な結果でした。
 それから毎年、受験当日には朝早くても電話が鳴ればすぐ出られるようにしています。昨日は三人の生徒が風邪気味でしたので気がかりでしたが、電話は鳴りませんでした。きっと無事に会場につき、今頃頑張ってくれているでしょう。
 今日は入試が終わったら、夕方から夜にかけて塾に来て、自己採点をしてもらうことになっています。受験生たちには「お疲れ様」の気持ちを込めて、お菓子を準備しました。自己採点の結果を伝えながら、ご家族で食べてもらえたらいいかな、と思っています。
 夏に始めた受験までの残り日数を記載したカウントダウンの用紙が、昨日とうとう「あと1日」になっていました。「最初に作ったときには200日あったのに、本当にあっという間だった。」と、生徒たちは言いながら昨日は帰っていきました。私もあっという間だったという気持ちと生徒たちが頑張っている姿を思い出し、感慨深いものがあります。
 最後の科目である理科が終わるのは15:10です。最後まで力を出し切ってきてほしいです。


決戦の金曜日

2019-02-21 10:22:54 | インポート
 いよいよ明日は都立高校の一般入試です。私たち教える側は、もう生徒たちが自分の力を出し切ってくれることを祈るしかありません。講師間では生徒たちが心配ですから、「生徒たちの代わりに自分が受験で来たらどんなに気が楽だろう。」といった会話が毎年交わされています。
 何度かこのブログに書いたことがありますが、私自身を振り返ると、アクシデントがあったときの方が結果は良かったです。満員電車に慣れていないために予定の駅で降りられず、次の駅で下車して受験会場に向かったことがあります。受験が雪が降った次の日で、駅からバスに乗ろうとして見事に転び、ズボンが濡れて寒い思いをしながら受験をしたことがあります。複数会場で受験が行われていることのチェックが甘く、誤った会場に行ってしまい、特別室で受験したこともあります。いずれもその時は気が動転していましたが、余計なことを考えずにいられたのか、全て合格することができました。
 ここに来て少し体調を崩してしまった生徒がいます。昨日も体調確認をしたところ、本人は「大丈夫です。」と力強く答えてくれました。きっと良い結果を持って帰ってくれることを信じています。
 創研塾では、受験はただ受かればいいもの、少しでも難関校に受かればいいもの、とは考えていません。自分の進むべき道を定め、その目標を達成するために計画を立て、実行する。思うように成績や学力が上がらず思い悩んだり、周囲からの声に動揺したり、時には自分の弱い心に負けそうになりながらもそれらの壁を乗り越えて自分の意思を貫く。そこから人間として大きく成長するきっかけにしてほしいと考えています。昨日も「受験は確かに大変なことだよ。しかし、大人になって生き抜いていくには時にはもっと大変なこともたくさんあるよ。まずはこの受験をやり遂げて、自分の経験値をあげていこう。頑張った努力は決して無駄にはならないよ。明後日の入試本番で自分の力を出し切る経験をつもう。」と話しました。結果は付いてくるはずです。期待しています。