少し安心しました。

　週末は学習塾団体が主催する「塾の日シンポジウム」に参加していました。今年は柔道家の古賀稔彦さんをお招きし、講演していただきました。私は役員もしているため受付周辺を担当していました。
　司会者による講師紹介が終わると同時に古賀さんが入場する手順になっており、私はドアを開ける係にもなっていました。さあいよいよ入場のタイミングで通路から古賀さんが柔道着で現れ、私のいるドアの目の前に立ちました。その場で屈伸運動をしたり、深呼吸をしたり、気合を入れたりしていました。オリンピックの大舞台で金メダルを取り、このような講演会も数多くこなし、テレビ出演などもされている方でも、やはり緊張するものなのだということを肌で感じ、私が人前で話すときに緊張してしまうのは至極当然のことなのだと思え、少し安心しました。
　幸運にもサインをいただくことができたので、「創研塾殿」と書き入れていただきました。（古賀さんに群がってサインをねだったわけではありません。念のため。）昨日の授業では生徒たちに古賀さんの紹介をし、ケガに負けずに金メダルを勝ち取ったストーリーを紹介しました。