都立高校一般入試が週明け火曜日に迫ってきました。受験を目の前にして不安が募る生徒がいたので少し話をしました。
創研塾では高校受験生は受験まで毎日塾に来て勉強しよう、と話しています。何か事情が無い限り、生徒たちは授業時間帯には塾に来て勉強をしています。中にはこの授業時間帯以外にも自主的に来て勉強をしている生徒もいます。その生徒が、「今年は受験倍率があまり高くなかったので不合格者は数名と言われました。でもその数名に自分が入らないかと心配です。」と私たちにこぼしてきました。「その残念ながら不合格になるその数名が、これだけ毎日勉強していると思う?授業時間帯以外にも毎日欠かさず来て勉強している姿を先生たちは知っているよ。自分は頭が悪いからと言うけど、そんなことよりももっと大切なこと、努力を継続する力を持っているじゃない。今回の受験は間違いなく合格すると思うよ。高校に入ってからもその先に進学してからも、さらに社会に出て大人になってからも、この期間に毎日毎日塾に来て勉強したことを忘れたらいけないよ。これだけ頑張ったことは自分にとって大切な大切な宝物なんだ。困ったときや辛いときにはこの期間のことを思い出して、自信を取り戻し、そして乗り越えて行くんだよ。」と、こんな話をしました。
塾にいれば当然、様々な子供たちと接します。私は子供たちに「世の中には大して努力もしないで勉強ができてしまう、天才と呼ばれるような子もごくごくわずかいるよ。でも、創研塾が大切にしたいのは、自分に正直に必死に頑張れる子だよ。言い訳なんて必要ない。先生たちはいつも君たちの姿を見ているよ。君たちには努力の天才になって欲しいんだ。」と折を見て話しています。
困ったとき、辛いときには自分が努力してきたことこそが自信を取り戻させてくれます。創研塾の生徒たちが受験会場で自分の力を出し切り、努力して来てよかったと思ってくれることを願っています。