いつものことだが、今年もクリスマスは一人きりで過ごす。
いつもはクリスマスらしいことは1つもしないのだが、今年は私のキネシオロジーによる筋反射テストをパスしたシュトレン(注)が2つも見つかったので、ラプンツェルのホットワインとともに村上信吾の『多様体』を読みながら、ささやかなクリスマス・パーティをすることにした。
(注)ドイツ語で綴りはStrollen。シュトーレンじゃなくシュトレンが正しい発音。
シュトレンもかなりいろんなところで目にするようになったが、なかなか筋反射テストをパスするものがなく、去年はとうとう1本も見つけることができなかった。それが今年は2本も見つかってとてもうれしい。私の場合は味とか見た目とかブランドとかじゃなく、筋反射テストをパスすることが最低条件だから。
ちなみに写真のシュトレンは、右はカルディコーヒーファームで、左は近所の三日月ベーカリーで売られていたもの。12月の始めに買って少しずつスライスしながらご飯の代わりにしてたりしたのが21日に食べ終わり、今あるのはそれぞれ「おかわり」の2本目だ。食べ終わるのは年明けの、多分1月中旬くらいになるだろう。もともとシュトレンはクリスマスケーキのように「鮮度が命」というものではなく、味が時間とともに変わっていくのを楽しむものだから、それもまたよしだ。
村上の『多様体』は微分位相幾何についての本で年頭から本格的に読み出したが、まだやっと半分。1年も読んできて、やっと自分が何につまづいているのかがわかってきたような状態で何とも情けない限りだが、何とかあと1年くらいで最後まで行きたいと思ってる。
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