PRのためYouTubeなどの動画サイトに治療テクニックをアップしている治療家の先生が少なからずいる。かくいう私もその1人だ。キネシオロジーやクラニオについてのセミナー動画の一部を切り出してYouTubeにアップしている。
なので逆に、特にキネシオロジーやクラニオで他の先生たちがどんな動画を公開しているのか気になって、時々検索して見てみたりするのだが、最近気づいたことがある。
動画を公開しているのは自分の技術、テクニックに並以上に自信のある治療家が大半だと思うが、そういう先生たちが人の体をよくするための話をしているにもかかわらず、それを見ているこちら側に変な緊張や重いイヤな感じが現れるのだ。それは「その先生が話していることがあまりにもショボすぎて見てられない」とか「自分が出している動画より内容がよくて、見ていて落ち込んでしまう」というのは別の感覚である。
そう、話しているテクニックの内容とか技術レベルが高いとか低いとかいうのとは関係ない。それは上手く言語化することが難しいのだが、敢えて言えば「そうした動画の中に心身によくない影響を与えるものが高い割合で存在する」ということだ。
実際、YouTubeに行ってキネシオロジーでもクラニオでも入れて検索し、出てきたものからいくつか適当に選んで再生してみるといい。その時、普通に見るだけでなく、目を閉じて流れてくる声をただ音として聞きながら自分の体に注意を向け、どこにどんな感じが現れるか見てみるといい。例えば、ある先生がクラニオのテクニックについて説明している動画では、それを流していると頭蓋の縫合の圧縮がより強くなっていくΣ(゚口゚;のが感じられたりする。
人様の動画に対して偉そうにこんなことを書いているが、自分がアップした動画でも同じことをやってみた。そうしたら、あまりのひどさに愕然としてしまった。動画を流していると何だかズンと重くなってく(体が、というより心が)! まさかこんな動画を公開してたとは(〃゚д゚;Aアセアセ…という感じだ。
そうなってしまうのは、(私を含めた)先生が映像に映ることに慣れていなくて緊張しているとか発声法がどうのこうのといったこととは違う、もっと根本的なこと──自分自身のエネルギーの状態がクリアになっていないことによるものだと思う。そして(私を含む)多くの治療家は自分のエネルギーがクリアになっていないことに気づいていない(逆にいえば、こんなにもエネルギーがクリアでない状態でも施術できてしまうし、動画までアップしてしまう、ということでもあるのだが)。
ここまで治療家がアップした動画について述べてきたが、例えば成功セミナーなどをやっているセミナー講師の動画でも同じようなことが言える。「自分は大成功して幸せに暮らしてます」と語っていても、その動画から伝わってくるのは幸せとはほど遠いギスギスした感じや重く澱んだ感じだったりすることもある。
動画からはその人自身も気づいていない様々なことが透けて見えてしまう。そういう意味では、営業目的で安直に動画を公開するのはいいことではない。今後自分のアップする動画は、少なくとも今までのような流してるとズンと重くなっていくようなものでないようにしたいと思うのだ。
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