3/28(土)の午後からお茶の水の東京ガーデンプレイスで、「星の専門家」來夢さんと「お金の専門家」本田健さんのトークセッションがあり、治療院を早仕舞いして行ってきた。セッションのタイトルは、この世界同時不況にあって『“ピンチをチャンスに”できる人、できない人』。今回のトークセッションはそのうちシーズンズからライブCDが出ることになっているらしいが、どんな内容だったのかを自分自身の頭の整理も兼ねて、ここに紹介してしまおう。
ただし、以下に述べる内容はセッション中のメモに基づくが、あくまで「私」という人間のフィルターを通したものであることをお断りしておく。
ナマの内容が知りたい方はCDを買ってくだされ。
トークセッションは全部で4部構成。
第1部は本田健さんによるトークセッション。
それによると、2009年は超大企業の倒産、そして経済的基盤の弱い国のデフォルトなどが発生するレベルにいる。こういう時代にあって、我々の取り得る選択肢は
1.不安と恐れを感じながら安定を求め、それにしがみつく。
2.好きなことを仕事にして、ワクワク生きる(←この辺はいかにも本田健的
)。
という、いずれかになる。
ここで注意すべきことは、
1.これまでのお金のIQは通用しない(←この「お金のIQ」とは本田健の造語で、お金を稼ぎ、運用し、増やす行為やそれに関わるマインド・セットを言う)。
2.国家レベルの動きがダイレクトに個人レベルに跳ね返ってくるので、その動向に注意。
3.現金、借入金、投資のバランスを見直す。
4.ビジネスを不況対応型にする。
5.これからは「まさか」のことが頻発すると考えられるので、その「まさか」の事態に備える。
そして、これまでのように「お金を持っているから幸せ」のような考え方から大きな転換を図る必要がある。そのためには
1.「もっともっと!」を卒業する。
2.「自分にとっての豊かさ」を再定義する。
3.今の経済状態に感謝する。
4.ゼロからやり直すつもりで考える。
5.「幸せはいつも心の中にある」ことを思い出す。
ここで改めてセッションのタイトルに戻って、本田健の考える「ピンチをチャンスにできる人」の特徴とは
1.ピンチの内容を正確に把握している。
2.最悪の状況を想定している。
3.最悪の事態にならないようなステップを考えている。
4.自分を「助けてくれる人」のリストを持っている。
5.変化を楽しむ心がある。
そして、今やるべきことは
1.自分の大好きなことをハッキリさせる。
2.自分のone & onlyを見つける。
3.キャッシュポイントを複数個持つ。
4.応援される仕組みを作る。
5.自分の人生の目的を明確にする。
第2部は來夢さんによるトークセッション。予定されていた時間は30分だが、14分で終了(笑)。
既に「自由を手に入れる時期」は過ぎていて、今は「自由の中で自分自身が『個』として立てるか」が問われている。そのために考えなければならないのは、「自分にとって譲れないもの(=主軸)を持って、誰とつながるか」。つまり、自分の根を作るための縁を作ること。
もう1つは、「今」という時代に生きていることを受け入れられるかどうか。それがピンチをチャンスに変えられるか否かを決める。
キーワードは「そうぞう(=想像&創造)」。
第3部は健&來夢による対談。
2人の出会いのキッカケ等、いろいろな話があったがザックリ省略。2人の時代認識としては──
とにかく変貌期の真っ只中にあって変化が早い。イミテーションでは、すぐにイミテーションであることがバレてしまう。また何かを行う時は、それがもたらす影響を長期スパンで考えなておかなければならない。例えば、ある時期まで正しかったことが、ある時期から状況がガラッと変わり、その結果多くの人を傷つけてしまう、といったことが起こる。そして目の前にあることは全て、自分と無関係ではない。
第4部はQ&Aセッション。
質問は10個出たが、その中で私が印象深かったもの──
Q:好きなことを仕事にして、大きな流れにシフトしたい。そのためにどうすればいいか?
A:ただ単に好きなことを仕事にしても、ただヘラヘラやっているだけではダメ。それを突き詰めて、極められるかが重要(健)。
本気でワクワクしていれば、大きな流れには自然にシフトしていける。流れが来ているということを感じられる(來)。
本当に好きなことをやっていると360°感度が開くもの。だから「コツを教えてくれ」などと聞いているうちは外している(健)。
Q:今でやってきたことが違うと思っても、それを切れない。
A:切るのでは放っておく。そうすれば自然に切れる(來)。
「切れない」ということが、前に進むのが怖いことへの言い訳になっていないか(健)。
ただし、以下に述べる内容はセッション中のメモに基づくが、あくまで「私」という人間のフィルターを通したものであることをお断りしておく。
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トークセッションは全部で4部構成。
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それによると、2009年は超大企業の倒産、そして経済的基盤の弱い国のデフォルトなどが発生するレベルにいる。こういう時代にあって、我々の取り得る選択肢は
1.不安と恐れを感じながら安定を求め、それにしがみつく。
2.好きなことを仕事にして、ワクワク生きる(←この辺はいかにも本田健的
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という、いずれかになる。
ここで注意すべきことは、
1.これまでのお金のIQは通用しない(←この「お金のIQ」とは本田健の造語で、お金を稼ぎ、運用し、増やす行為やそれに関わるマインド・セットを言う)。
2.国家レベルの動きがダイレクトに個人レベルに跳ね返ってくるので、その動向に注意。
3.現金、借入金、投資のバランスを見直す。
4.ビジネスを不況対応型にする。
5.これからは「まさか」のことが頻発すると考えられるので、その「まさか」の事態に備える。
そして、これまでのように「お金を持っているから幸せ」のような考え方から大きな転換を図る必要がある。そのためには
1.「もっともっと!」を卒業する。
2.「自分にとっての豊かさ」を再定義する。
3.今の経済状態に感謝する。
4.ゼロからやり直すつもりで考える。
5.「幸せはいつも心の中にある」ことを思い出す。
ここで改めてセッションのタイトルに戻って、本田健の考える「ピンチをチャンスにできる人」の特徴とは
1.ピンチの内容を正確に把握している。
2.最悪の状況を想定している。
3.最悪の事態にならないようなステップを考えている。
4.自分を「助けてくれる人」のリストを持っている。
5.変化を楽しむ心がある。
そして、今やるべきことは
1.自分の大好きなことをハッキリさせる。
2.自分のone & onlyを見つける。
3.キャッシュポイントを複数個持つ。
4.応援される仕組みを作る。
5.自分の人生の目的を明確にする。
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既に「自由を手に入れる時期」は過ぎていて、今は「自由の中で自分自身が『個』として立てるか」が問われている。そのために考えなければならないのは、「自分にとって譲れないもの(=主軸)を持って、誰とつながるか」。つまり、自分の根を作るための縁を作ること。
もう1つは、「今」という時代に生きていることを受け入れられるかどうか。それがピンチをチャンスに変えられるか否かを決める。
キーワードは「そうぞう(=想像&創造)」。
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2人の出会いのキッカケ等、いろいろな話があったがザックリ省略。2人の時代認識としては──
とにかく変貌期の真っ只中にあって変化が早い。イミテーションでは、すぐにイミテーションであることがバレてしまう。また何かを行う時は、それがもたらす影響を長期スパンで考えなておかなければならない。例えば、ある時期まで正しかったことが、ある時期から状況がガラッと変わり、その結果多くの人を傷つけてしまう、といったことが起こる。そして目の前にあることは全て、自分と無関係ではない。
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質問は10個出たが、その中で私が印象深かったもの──
Q:好きなことを仕事にして、大きな流れにシフトしたい。そのためにどうすればいいか?
A:ただ単に好きなことを仕事にしても、ただヘラヘラやっているだけではダメ。それを突き詰めて、極められるかが重要(健)。
本気でワクワクしていれば、大きな流れには自然にシフトしていける。流れが来ているということを感じられる(來)。
本当に好きなことをやっていると360°感度が開くもの。だから「コツを教えてくれ」などと聞いているうちは外している(健)。
Q:今でやってきたことが違うと思っても、それを切れない。
A:切るのでは放っておく。そうすれば自然に切れる(來)。
「切れない」ということが、前に進むのが怖いことへの言い訳になっていないか(健)。
Q&Aの内容はなるほどと思いましたが、ソフトな語り口の著書とは対照的にトークやセミナーでは辛口のコメントをするというのは本当みたいですね。>本田健
でも、本田先生の口当たりのいい著書にのせられてヘラヘラと好きなことをやってしまっている信者を結果として増やしちゃってませんか?とか聞いてみたかったりして。
>ソフトな語り口の著書とは対照的にトークやセミナーでは辛口のコメントをするというのは本当みたいですね。
今回はジョイントと言うか、來夢さんのゲストとして登場したという立場(の割には場を主導してましたが
>本田先生の口当たりのいい著書にのせられてヘラヘラと好きなことをやってしまっている信者を結果として増やしちゃってませんか?とか聞いてみたかったりして。
確かに本田健の著作を読むと「勤めなんか辞めなさい」「目指せ、セミリタイア生活」と煽っているようにも見えてしまいます
なんだか私もすっかり神田昌典や本田健の良いお客さんですね。
・・・あ、いや、中古でしか本買ってないから悪いお客さんですね。
私も最近は、欲しい本があるとまずはamazonのユーズドかBookOffを当たります。ただamazonのユーズドは、1冊当たり340円の送料がかかるのが辛い…