小町さん来訪記

12/21(土)、SNSで知り合った小町愛子さんが体験治療を受けに来てくれたので、それをネタに小町さん来訪記を書くことにした（SNSに小町さんが治療体験記を書いてくれたので、そのお返しでもある）。

ちなみに小町さんはマッサージ師で、鍼灸マッサージ師のご主人と立川でこまち庵を開業している。

最初の話では、治療を受けるのではなく話を聞きたい、ということだったのだが、11000円を払って治療を受けていただけるということで、もちろんホイホイ応じた。ウチは人助けのためじゃなく商売で治療院やってるので、カネを持ってきてくれる人は大歓迎だ。

で、主訴は取りあえず腰痛ってことだった。


その当日、ピンポーンという呼び出し音とともに、小町愛子さん登場──かと思いきや、ドアのところに一瞬だけ姿を見せて「写真撮らせてもらっていいすかあ～？」と、またすぐ外へと消えた。以前、SNSにアップしていた写真から小柄な人かなと思っていたが、思ったより大柄。

それはいいのだが、何だか外が騒がしい。その日は旦那さんは別の用事があるということで、来るのは愛子さん1人だったはずだが、予定が変わって旦那さんが一緒に来たのか友達でも連れてきたのかな、と思ったが、写真を撮り終えて入ってきたのはやっぱり1人だけ。まるで何人も人がいるかのような錯覚を覚えるほど、やたらにハイテンションな人だ。本人が言うには普段からそうらしい。


いつのもように問診票を書いてもらいながら状態を観察。17日頃SNSの日記で、急性腰痛で動くのもシンドイ状態になったということを書いていたが、見たところそれほどひどい痛みはなさそう。ついでにキネシオロジーを使って問題点の釣り上げをやると、引っかかったのは「栄養」。それに臓器では心臓に何かありそうだということまではわかった。


実をいえば、ヒマだったので彼女が来る前に以前のSNSの写真に現在までの時間経過による心身の変化を織り込んだ形で問題点の釣り上げは「栄養」、臓器では心臓に問題があるという結果を得ていたので、上記はそれを実際に本人で再確認するものだった。そして、その2つの結果は一致したのである（注）。

治療そのものは体験治療だからといって特に何かを変える、ということもなく、ほぼいつも通りのことをいつも通りにやっただけだが、説明に時間をかけた分、かなり長引いてしまった。しかし、それでも説明できなかったことや、説明したけど十分でなかったことがあるので(多分、この記事は小町さん本人も読むだろうから）補足すると…


キネシオロジーでは相手の体に手を触れながら（これをセラピーローカライゼーション＝TLという）筋反射テストを行って問題箇所を特定する方法が一般に用いられる。しかしある時、TLしなくてもそこに視点を向けただけでTLしたのと同じことができることに気づいて、その後はTLではなくもっぱら視点を使うようになってしまった（何しろTLするより視点を使う方が何倍も速いから）。

また、相手の体を解剖書に投影し、それを使ってキネシオロジー的に検査することで、身体内部の問題を抽出することができるのだ。

そして、この2つを組み合わせると、写真や電話の声といった部分的な情報から相手の全体情報を仮想的に再構成し、そこから身体内部の状態まで調べることができたりする。便利でしょ。

他に波動を転写したカードやチップを使ったキネシオロジー的な検査はかなり使った。

舞台裏をバラしてしまえば、まぁそういうこと。21日の小町さんに対する治療は、ほとんどこれだけでやっていたようなものだ。

問題点の釣り上げでは別に「お金」というのが出てきたので、金額をマインドで聞いて「金五億円也」と書いたテープを膻中（だんちゅう）から巨闕（こけつ）くらいに貼っておいた。膻中は心包の募穴、巨闕は心の募穴で、やはり心臓と関係するのが興味深いところ。

ああ、そういえばクラニオやってなかったなー。ま、また機会があれば次回にでも。


ところで、普通こういう記事には写真がつきもののような気がするのだが、こういう記事を書こうとは全く思ってなかったので、写真は一切なし。だから、この「小町さん来訪記」も架空のものかもしれないよ（嘘）。

（注）これについてちょっと補足すると、事前の検査では栄養の問題が出るのは、入ってくる以上に使われてしまうから、ということだったが、実際に本人の体で調べると、どうも消化吸収が上手くいっていないから、という結果が出て、そこには食い違いが生じていた。
もちろん事前の検査は仮想的に構築したボディマインドを使っているので、不確定要素を100％排除することは原理的に不可能だが、私個人としてはこうした食い違いがどうして生じるのかが気になっている。


オマケは小町愛子さんの最近のお気に入りだという、西尾維新プロジェクトのアニメ「物語シリーズ」から『恋物語』の主人公2人が歌うOP「木枯らしセンティメント」。そこはかとなく漂う胡散臭さが癖になる名曲だ。