7/21、愛知県刈谷市にある刈谷はり・きゅう接骨院で、キネシオロジーの初級・中級セミナー第1回を行った。参加者は会場提供者である有家颯佑先生を含め5名。こちらが考えていた以上に、なかなか刺激的なセミナーになったと思う(あくまで私の主観だけど)。
今回はアニメ『進撃の巨人』のいろいろ批判の多い第2期OP「自由の翼」full ver.がBGM。確かに間奏が長くてダレるけど、やっぱりドイツ語の響きはカッコイイぜ。途中に何度か出てくるFlügel der Freiheit(フリューゲル・デア・フライハイト)こそ、「自由の翼」という意味のドイツ語だ。
今回のセミナーで扱った内容は、キネシオロジーの第1回ということで前半は筋反射テストのやり方とスイッチングの除去、後半は「弱さ」の検出と、それをポーズ・ロックして処理する方法。それぞれ3時間ずつの計6時間を見積もっていたが、(後半が少し延びたものの)ほぼ予定通りに無事終了。
キネシオロジーの、それも初級の第1回のセミナーを行う時、いつも一番気になるのが、筋反射テストのこと。筋反射テストはキネシオロジーの入り口でもあり、メインのツールでもあるので、これをどれだけ短時間にできるようになってもらえるかで、その後の進め方が大きく違ってくるからだ。
キネシオロジーはさまざまな療法にも取り入れられているが、そうするとその両方をマスタするには筋反射テストがついて回る。例えばシータヒーリングはキネシオロジーのカテゴリに入るものではないが、その中に筋反射テストが取り入れられているため、それが上手くできないということで、一度シータヒーリングを勉強しても使わなくなってしまう人が、かなりいるんだとか。なので、シータヒーラーを対象にした筋反射テストのセミナーも行われている。
が、今回のセミナーは参加者が全員、キネシオロジーは初心者だったものの、皆プロの施術者だったということもあってか、思いのほか筋反射テストの習得が速く、そのため特にセミナーの後半はハッキリ言って好き勝手に遊ばせてもらった。
今回、後半のキネシオロジーを使った治療の実技のために用意していったものは、エッセンシャルオイル数本、御符の本1冊、数学書1冊、スーパーの折り込みチラシ2枚。実はこれらは必要かどうかを筋反射テストを使って「マインドで聞く」方法で選んだものだった。そして結果として、(もちろん、治療ツールとして使うものを、持っていったものの中から優先的に選んだせいもあるが)それらは実技の中で大いに活躍してくれた。
セミナーの中でも話をしたが、キネシオロジーを勉強するというのは、自分が今までやってきたことの中に「キネシオロジー」というのものを別立てで加えるとか、今までやってきたことを捨ててキネシオロジーに換える、ということよりも、「キネシオロジーという目」を加えることで、今までやってきたことの意味を脱構築することだ、と私は思っている。
普段行っている施術は、他人によって植え付けられたり、自分の思いこみが作る、ある固定化された「意味」に縛られていることが多い。「キネシオロジーという目」によって、その「意味」から一度離れてしまえば、より多くの自由を手に入れることができる。その高みから見れば、エッセンシャルオイルや御符はもちろんのこと、数学書もスーパーの折り込みチラシも立派な治療ツールだ。
セミナーの後半で本当に伝えたかったのはそういうことで、だから少なくとも普通はセミナーの1回目では見せないような、無法なデモを中心にやってしまった。それでもついてきてくれた参加者の皆さんには、この場を借りて御礼申し上げる次第。
両手には≪鋼刃≫Gloria 唄うのは≪凱歌≫Sieg
背中には≪自由の翼≫Flügel der Freiheit
握り締めた決意を左胸に 斬り裂くのは
≪愚行の螺旋≫Linie der Torheit 蒼穹を舞う__
自由の翼 (Flügel der Freiheit)
有家颯佑先生がKIRIK刈谷はり・きゅう接骨院のブログにセミナーについて書いてくださってました。
8/18の第2回のテーマは筋力テスト。第1回の復習から入るので、引き続き参加者募集中です。このセミナーのお申し込み、お問い合わせは、刈谷はり・きゅう接骨院まで。TELは0566-45-6369。
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