深く潜れ(Dive Deep)! キネシオロジー&クラニオセイクラル・ワーク(クラニオ)の蒼穹堂治療室

「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。

半年ぶりくらいに行った東京は…

2020-07-07 22:18:09 | 一治療家の視点

4月に新型コロナの感染拡大があってから6月に東京アラートが解除されるまで、東京に行くのはずっと止めていた。アラート解除後は西新井に一度、北千住に二度行ったものの、どちらも私の住む草加からは東武線の急行で1,2駅のところにあるので、「ちょっとそこまで」くらいで、いわゆる「東京に行く」という感覚ではない。

このところ近所に買い物に行く時もそうだが、電車に乗る時も、キネシオロジーの筋反射テストで新型コロナの感染者が近くにいないかどうかチェックしていて、反応のある人(実際に感染しているのか、単に服などにウィルスが付着しているだけなのか明確に切り分けられないので、その両方の可能性を引っくるめて以下「ウィルスを持ってる人」と書く)のそばには行かないようにしている。西新井や北千住に行き来する際に東武電車の中で調べた限りでは、(昼間、シートには人が一つ置きに座り、立っている人はほとんどいない状態で)大体1両に1人くらいの割合でウィルスを持ってる人がいる感じだった。

そんな中、7/3、燐光群の舞台『天神さまのほそみち』を見に、下北沢のザ・スズナリに行ってきた。私のいる埼玉県草加市から下北沢に行くには、北千住経由でまず渋谷に出る。渋谷に行くのは半年ぶりくらいになるので、渋谷駅(改築中)もずいぶん変わってしまって面食らったが、それ以上に東京メトロで渋谷に近づくにつれてウィルスを持ってる人がどんどん増えていくのに、かなり焦った。

それにコロナ禍以来、私は電車には必ず「この車両のこの昇降口で大丈夫か」を確認した上で乗るのだが、そうして安全な場所を選んで乗っても、あとから乗ってきた人や車内を移動してきた人がウィルスを持ってたりすることもあるし、何より一駅ごとに周囲の状況が変わるので気が抜けない。場合によっては一度降りて、別の車両に乗り換えることも。

更に渋谷から下北沢へは渋谷始発の井の頭線で行くのだが、地下鉄以上に混み合う井の頭線になると、乗客数に比例するように筋反射テストによるチェックすると陽性反応がバンバン出てきて、マジか!?Σ(゚д゚;)って感じ。いや~東京はパないわ。

ザ・スズナリでは、いつもなら隣の人と体がくっつくらいに座るが(私は知らないが、かつては1つの座布団を3人が分け合って座ることもあったとか)、3密を避ける今はさすがにそれはなく、隣とは人一人分くらいの間を開けてパイプ椅子に座る形。またザッと調べた限り、私の周囲にはウィルスを持った人はいなさそうだったので、安心して舞台を見ることができた。

舞台は午後7時開演で、終演が8時半近く。それまで晩飯を食べていなかったので、途中、北千住で降りて(ちなみに帰りの電車も大体上に述べたような案配)、「福しん」で食べていくことにしたのだが、そこでウィルスを持っているらしい人に両隣に座られてしまった(しかも右隣の人はちょっと咳き込んでたりしたので、困ったなーと)。それで店を出た後に改めて自分自身をチェックして、大丈夫そうだということを確認した上で電車に乗った。もちろん家に入る前にも複数回、自分がウィルスを持っていないか調べ、入ってからもすぐ入念に手洗いした。

ここのところ東京では、一日当たりの新規感染者数がずっと100人を上回っている。夕方の速報段階では感染経路不明とされる人は4~6割に上るが、最終的には感染経路不明は新規感染者の1~3割程度らしい。ずいぶん数は減っているものの、それでも1~3割が感染経路不明のまま、ということになる。東京での私自身の感触としては、混み具合にもよるが電車1両に5~10人(ということは、その電車1本が5両編成なら25~50人、10両編成なら50~100人)くらい、体の内にか外にかは別としてウィルスを持っていると覚しき人がいるんだから、そのくらいの経路不明の感染者が出たとしても全然おかしくない。マスク、手洗いは重要だが、例えば衣類や鞄などにウィルスがついた状態で家に入って、疲れて免疫レベルが落ちている時に運悪くそれを吸い込んでしまう、といった可能性もあるわけで、そうなればもう感染経路を追うことはできない。

幸い新型コロナでは、感染者に対する死者の割合は5%程度で、(医療機関の頑張りもあるのだろう)最近ではそれが更に低下傾向にあるので、必要以上に怖れる必要はないものの、東京圏の感染者数の高止まり傾向はしばらく続くと見られる。


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